ECLEC2664(ESOTERIC) 【2019年発売CD】
デジタル・リマスター。
その名は、Zal Cleminson。マイナーなギタリストですが、ソリッドなリフ、鋭角に切れこむリードともセンス抜群なんです。彼のギターが冴え渡る英ハードの名作がこちら!
英国はグラスゴー出身。後にアレックス・ハーヴェイと出会い、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドへと発展するグループ。71年作の2nd。デビュー作は、前半はアコースティカルに、後半はツェッペリンを意識したハードなサウンドを聴かせていましたが、この2ndは、そのハードな部分を推し進めたソリッドかつ鋭角なナンバーで占められています。ドラムにEdward Ted McKennaが加入。ベースのChris Glenとともに、鉄壁のリズム隊を構成(2人とも後にMSGで活躍)。ツェッペリンにも比肩するような重量級リズムを轟かせています。そして、何と言っても、ギターのZal Cleminson!コシのある豊かな歪むのトーンはこれぞブリティッシュでカッコ良すぎるし、タメの効いたリフ、前のめりのアグレッシヴなソロともに、本当にキレまくっています。クリームばりのブルース・ハードからツェッペリンの「コミュニケーション・ブレイクダン」を彷彿させるアグレッシヴなナンバーまで、圧倒的な音量とスピード感で畳みかける逸品。英国臭をぷんぷん振りまくスモーキーなヴォーカルと憂いあるメロディも特筆です。英ハード屈指の名作!
73年リリース、腰が抜けるほどに格好良すぎる英ハードの名作!
74年作2nd、重厚さととめどない哀愁に満ちた英ハード・ロックの大名作
70年作、ごりごりと押しまくるギターリフがカッコ良すぎる、ブリティッシュ・ハードの名作!
2本のギターがブルージー&アグレッシヴなフレーズをぶつけあうハード&ソリッドなハード・ロック・バンド、71年唯一作
ハード&メロウで時にドラマティックなサウンドにグッときっぱなしな英ハードの逸品!74年作1st
エネルギッシュでブルージーなブリティッシュ・ハードの名作、74年作
若きグレン・ヒューズ在籍グループ、トリオらしいスピード感と切れ味+トリオとは思えない音圧と強靭なグルーヴ=最強!72年作!
ツェッペリンとパープルからの誘いを蹴った孤高の英シンガー/ギタリスト、69年作
叙情性溢れるブリティッシュ・ロック名バンド、69年作
「ハード・ロック・バンド」第二期パープルの幕開けを告げた70年作
70年作、ごりごりと押しまくるギターリフがカッコ良すぎる、ブリティッシュ・ハードの名作!
若きグレン・ヒューズ在籍のグループ、70年作2nd、HMの源流の一つとも評価されるスケール大きな名作!
70年2月14日、THE WHO最盛期の瞬間を捉えたリーズ大学での名演!
発売後すぐに回収となった幻のライヴ盤、ジミー・ペイジ弾きまくり!
<BACK TO THE 1971>第21回:71年8月に誕生した名盤たち!
今からちょうど50年前、1971年8月にはどんなロック名盤が誕生していたのでしょうか!?
カケレコスタッフの「日々是ロック」19/08/26:英国のいぶし銀ギタリスト作品を探求!
スタッフが様々なテーマに沿ってオススメ作品を取り上げ、世界のロックをカケハしていく「日々是ロック」。今回のテーマは『英国のいぶし銀ギタリスト』!
ニッチ&ディープな70'sロック/プログレ新品LPよりオススメ盤をピックアップ!
70年代のニッチ&ディープな新品LPがどどっと入荷しております!その中から、CDでも人気の高いタイトルをピックアップ。CDとのツーショットでLPならではのサイズ感も実感しつつご覧いただければ幸いです☆
TEAR GAS『PIGGY GO GETTER』 - 「MEET THE SONGS」
英国はグラスゴー出身で、後にアレックス・ハーヴェイと出会い、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドへと発展するグループ。なんといっても、ザル・クレミンソンのいぶし銀ギターが特筆もの!
英いぶし銀バックバンド特集〜BRINSLEY SCHWARZやMIGHTY BABYなど
数多くの英SSWの名作を支えた、目立たないながらも愛すべき「いぶし銀バック・バンド」達にスポットを当てます。ちょっと渋いセレクションですが、この周辺に英ロックならではの旨味がたくさんつまっているんですよね。
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こ、興奮しすぎてまともなレビューが書けない(10 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
英米独のあらかた名のあるハードロックを聴いてしまって、あ〜もっとハードで英国魂のあるすげー音がないかなあ、と思っていらっしゃるあなたへ。ティア・ガスをご存じない、もしくはマイナーなのはちょっと勘弁…と思っていらっしゃるあなたへ。「一流」のハードロックとはこういう音だと申し上げたいです。(ここまで盛り上げて大丈夫なのか?)
ジェフ・ベックの奔放さ、ロバート・フリップの暗黒さ、ロニー・モントローズの無慈悲さを併せ持つギタリスト、その名はザル・クレミンスン。1.That's What's Real が始まると、このギターはいったい何人で弾いているんだと思わされます。いや、実際オーバーダブなのですが、ザルの得意技は、全然違う弦を同時に鳴らすことで、すさまじい音の広がりなのです。続く2.Love Story では、静かなアルペジオで溜めに溜めて溜めてのち、大音量のハードリフがやってきます。この曲を聴いた後で風呂に入ると、大声でこのリフをうなり続ける羽目になります。
想像を絶する一流ぶりに陶然としていると、7.Jailhouse Rock からのプレスリー連作。こ、これはジェフ・ベック・グループよりカッコいいんではないか。すげーぞ、すげーぞおい。最後の8.The First Time は、ユーライア・ヒープの「Why」みたいなメランコリーとジャムが合体した曲で、6千円の宴会の締めの信州そばのようで、名残惜しいような、そばをお替りしたいような気持ちになります。
全然このバンドとアレックス・ハーベイとの関係とか、スコットランドの話とか書けませんでした。