マイナーなミュージシャンだけど、この人が関わった作品は、米ブルース・ロック/ハードの名作ぞろい。まさに米ブルース・ロックの裏番長ですね。
彼が率いた最初のバンド、MERRYWEATHERは、DAVE MASONやSTEVE MILLERもセッション参加したアメリカン・ブルース・ロックの重要バンド。その後、ガールフレンドで女優でもあったLYNN CAREYをヴォーカルにIVAR AVENUEを結成。以後、NEILは数々のレコード・レーベルを渡り歩き、MAMA LIONを始めとする多くのプロジェクト、ソロ作品をリリースして行きます。
ここでは、そんなアメリカン・ブルース・ロックの裏番長、NEIL MERRYWEATHERのキャリアを辿り、そのエネルギッシュで豪快なサウンドの魅力に迫ります。
後にMAMA LION等で活躍する米ブルース・ハード・シーンの最重要人物、NEIL MERRYWEATHERによる、記念すべき最初の作品!69年作。スピーディーかつ重量級のリズム隊、炸裂するギター、サイケ・ポップ的なキャッチーなメロディが既に確立!
ツェッペリンとブライアン・オーガーがコラボレーションしたような、ブルージーで洒脱なサウンドが格好いい!「米ブルースの裏番長」Neil Merryweather率いる、男の色気たっぷりのヘヴィ・ブルース・ロック。
後にMAMA LIONを結成する2人!Neil Merryweatherと女性ヴォーカルLynn Carey在籍のグループ!サザン・フィーリングもあるコクと旨みに溢れた米ブルース・ロックで粘りのあるリズム、スリリングなギター、分厚いハモンドが炸裂です!
ジャニス・ジョップリンの次にくる女性シャウト・ヴォーカリストといったら、リン・カーニーでしょう。アンプで増幅しているかのようなエキセントリックなシャウトは存在感抜群。本当凄いです!
こちらはMAMA LIONの女性ヴォーカリスト、LYNN CAREYが最初に籍を置いた、LAのブルース・ヘヴィ・サイケ・バンドの唯一作から。ソリッドでブルージーな彼女のシャウトは、既にこの時期にガツンッと確立されています。MAMA LIONも是非!
こちらもNEIL MERRYWEATHER率いるグループ、72年作。ハード・ロッキンな疾走チューン、渋いブルース・ハード、黄昏のフォーク・ロックなど。コシのあるアンサンブルと泣きのヴォーカル&メロディが光る粘りんぐシャウトがグッと来る!
MAMA LIONの女性Vo.(Lynn Carey)とベース(Neil)を中心とするグループ。71年作。Lynnのシャウトが炸裂するソリッド&ブルージーなハード・ナンバーから、FACESばりの酔いどれロックン・ロール、THE BANDまで冴え渡ってます!
こちらは、NEILの74年作4thソロ!百戦錬磨なベーシストである彼が放った、B級SFオペラ?的スペイシーなコンセプト作。タップリと流れるメロトロン、グルーヴ感たっぷりのファンク感、グラム的中性Vo.とスペース感溢れるプログ的展開も!
アラレちゃんの『のりまきせんべえ』か!って感じのおバカなジャケですが・・・騙されないでっ!HEAVY CRUISER〜MAMA LIONといったグループで活躍した、そうアイツのエネルギッシュかつブルージーなギターが炸裂するハード・ロックさっ!
JIMI HENDRIXのバック・バンド、BAND OF GYPSYSのドラマーによる最高のファンキー・ロック73年作!コロンビアに移籍後にリリースされたアルバムで、何処までもご機嫌なファンキー・ロッキン・ソウルフル・サウンドが大転回!
カナダが誇るブルース・ロックの裏番長、78年ソロ作。熱気溢れるヘヴィ・ブルースとは違いスタイリッシュに洗練されたサウンドに仕上がっていますが、ピアノやサックスを交えた緻密なアンサンブルは流石の出来。カッコイイです。
後にMAMA LIONを結成する2人、Neil Merryweatherと女性ヴォーカルLynn Carey在籍のグループ。70年作。サザン・フィーリングもあるコクと旨みに溢れた米ブルース・ロック。粘りのあるリズム、スリリングなギター、分厚いハモンド、Charlie Musselwhiteの炸裂ブルース・ハープ、そしてLynn Careyの迫力あるシャウト思わず体が揺れるグルーヴとズシリとくるヘヴィネス。ソウルフル&メロウなバラード「Charlotte Brown」での哀愁のメロディとエモーショナルな歌唱も絶品。ずばり名作
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
72年作1stと73年作2ndをカップリングした2in1CD。とにかく女性ヴォーカルLynn Careyが必殺!アンプで増幅しているかのようなエキセントリックなシャウトは存在感抜群。本当凄いです。バンドの方もヴォーカルの迫力に負けじとソリッド&ブルージー&ファンキーな力強いサウンドを炸裂させています。どちらも名作!
MAMA LIONの女性ヴォーカル(Lynn Carey)とベース(Neil Merryweather)を中心とするグループ。71年作。Lynn Careyのシャウトが炸裂するソリッド&ファンキー&ブルージーなハード・ナンバーから、FACESばりの酔いどれロックン・ロール、THE BANDをイメージさせる黄昏のフォーク・ロックまで、骨太な演奏と存在感抜群のヴォーカルが冴え渡るエネルギッシュな佳曲揃い。名作です
カナダが誇るブルース裏番長、Neil MerryweatherがMERRYWEATHER脱退後に結成したブルース・ロック・トリオの1970年唯一作。メンバーはベース/ヴォーカルにMerryweather、ギターにカナダのサイケ・グループNUCLEUSなどで活躍したJohn Richardson、ドラムにUGLY DUCKLINGSのRobin Boers。さらに一部の曲では49TH PARALLELに在籍したオルガン奏者が参加しているのですが、このオルガン・ロック・ナンバーが特に格好いい!60年代のサイケでモッズな色合いを残した軽やかなハモンドと、ツェッペリンばりにキレのあるギター、色気のあるMerryweatherのヴォーカルがスピーディーかつ洒脱に絡んでいくT1「Aren''t You Glad That You Know」は間違いなくオルガン・ロックの隠れ名曲。他にもバッファロー・スプリングフィールドの「Hot Dusty Roads」を大胆にカヴァーしたT2「City Boy」や、ルーズかつ切れ味鋭いリフがガツンと来るT4「Flat Black」など、ブルージーでソリッド、かつどこか洗練された印象のあるクールな良曲揃い。Merryweatherのプロジェクトでも後の女性ヴォーカリストLynn Careyをフィーチャーした作品とはまた違った、男の色気を感じさせるヘヴィ・ブルース・ロックに仕上がっています。
カナダのヘヴィー・サイケ・ベーシスト兼ソングライターによる、74年作4thソロ!MAMA LIONやHEAVY CRUISER等でベースを弾いて来た百戦錬磨な彼が放ったB級SFオペラ?的スペイシーなコンセプチュアル・アルバムに仕上がっています。タップリと流れるメロトロンにグルーヴ感たっぷりのファンク・ロックが時にハードに、時に洒脱なジャジー感を伴って展開されて行きます。グラム的中性ヴォーカルとスペース感溢れるサウンド・プロダクションがプログレッシヴに展開する濃い一枚です!
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