紙ジャケット仕様、SHM-CD、11年デジタル・リマスター、定価3143+税。
流麗なヴァイオリンとピアノが織り成す幻想的な響きに歪んだギターのヘヴィネス、そしてジャーマンらしいコズミック感。後にASHRAに加入するドラマーが在籍したシンフォ・グループ、これはかなりの完成度です。
多くのグループがサイケデリックな質感を引きずりながら活動していた70年代最初期から、メロトロンやピアノを中心とした本格的なシンフォニック・ロックを放っていたグループであり、COSMINC JOKERSやASHRAへの参加が有名なHarald Groskopfが在籍していることでも知られているジャーマン・シンフォニック・ロックバンドの73年3rd。Kosmischeレーベルから発表された本作は、ヴァイオリニストJoachim Reiserを迎え、初期のへヴィーなサウンドと、儚げなシンフォニック・ロックのバランスを取ることに成功した作品であり、彼らの個性が成熟した代表作となっています。
5大プログレを凌駕する演奏テクニックと多彩なアイディア・作曲能力で人気を得た英プログレ・バンド、初期の代表作と云われる傑作4th!
1,390円(税込1,529円)
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舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第六十五回:WALLENSTEIN『MOTHER UNIVERSE』
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散々最高傑作ときかされていた(2 拍手)
タンジェリンドリームさん レビューをすべて見る
高校3年頃、当時のフールズメイトで絶賛されており、欲しくて欲しくて探しまくっていました。他の人の記事にも名盤中の名盤とかあり、入手できないもどかしさがどれ程だったか。今は亡きEDISONとか新宿レコードですら現時点では入手不能と言われました。何故か、この次のストリーズ&シンフォニーズだったかは入手出来たんですがね、当時は納得できなかった。
結局CD化されて、足掛け何十年か忘れましたが、入手しましたというかできました。
どれほど土岐枠したでしょう(笑)。
んっと、結論を言いますと、ハードルを上げ過ぎていて今一(爆笑)。
確かに悪くはない。くらーい雰囲気、やや位相を感じさせる録音の仕方、スペイシーなのかも知れないけど。
これだったら、次作のが良かった。
因みに次作とは、メンバーがユルゲンドラセだけになり、ポップ志向になる予感(十分ポップなんだが)を感じさせる作品です。ジャケットは裸の男女。
でも、オープニングのセヴンティセヴンが非常にいい。強いて例えたら、イーラクレイグのハッツオブグラスに近い。
この後、彼らもメタル化じゃ無いが、ポップ化していきましたとさ⇒数枚出したはず。