BGCD060(PERIFERIC)
これほど交響曲+ロックという形を見事に体現したサウンドは他にないのでは!?クラシカルな荘厳さとロックとしてのエンターテインメント性を兼ね備えた真のシンフォニック・ロックがここにあり!
Key奏者のBela Ellaを中心に、そのファミリーの管弦楽器奏者で結成されたハンガリーのグループ。00年作の2nd。表情豊かに全編で弾き倒しているキーボードを中心に、瑞々しく躍動する管弦楽器、爽快なコーラス隊が織りなすアンサンブルは前作以上にロック度を増しており、ダイナミックな曲展開とスケール感はRick Wakemanの諸作品を彷彿とさせる他、コミカルなフレーズも挿入、朗らかなエンターテインメント性にはNICEにも通じる魅力があります。時折目の覚めるような速弾きフレーズを繰り出すギターもポイント。止めどなく溢れ出る叙情的なフレーズの数々には圧倒されます。前作をさらにスケールアップしたような一大シンフォニー。文句なしの傑作。
圧倒的な構築美、東欧シンフォニック・ロックの一大傑作、84年作
ハンガリー出身、東欧を代表するプログレ・グループ、73年の代表作
78年リリース、驚くほど完成度の高いドラマティックなハンガリー・プログレ、名作!オススメ!
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これぞ、シンフォニック・ロック!(2 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
RUMBLIN' ORCHESTRAは、Rick Wakeman+Keith Emersonという印象のキーボードを中心としたハンガリーのプログレ・バンドで、この作品はトータル70分超えの「これぞ、シンフォニック・ロック!」という2ndアルバム。
オーボエ、フルート、ヴァイオリン、チェロ、トロンボーンに、ゲストでトランペットも加わりクラシカルな楽器が占める割合が高い。
総合力で聴かせているようでいて、実は個々の楽器にスポットがあたるパートがたくさんあり、クラシックっぽい構成だなと思うが小難しいところは一切ない。
テンションは高いが上品で軽やかなサウンドなので、饒舌な割に重苦しさはなく、とても聴き心地が良いサウンド♪
女性Vo曲やコーラスも魅力のひとつだが、何と言っても圧巻なのは18分超えのタイトル曲。
組曲形式になっており、Wakemanの華やかさとEmersonの情熱を持ち合わせた演奏は、キーボード・ロック・ファンには「直球ど真ん中」なのではないかと思う。