GEM24(FLAWED GEMS) 【2010年発売CD】
英プログレ最果ての一枚。クラシック、ジャズ、フォークが渦巻くインスト・プログレ。イントロのオルガンとフルートがたまらないなぁ・・・。
クラシック・ギター&サックス&フルート奏者のYoel Schwarczを中心とするプロジェクト・グループ。71年にRCA VICTORよりリリースされた作品。繊細に紡がれるクラシック・ギター、荘厳なハモンド・オルガン、美しい調べを奏でるフルートによるクラシカルなパート、ジャジーなドラム&ベースにオルガンが淡くむせぶジャズのエッセンスあるパート、格調高くチェロをフィーチャーした室内楽的なパートなど交錯するクラシカル&ジャジー&フォーキーなインスト・プログレ。
カケレコスタッフの日々是ロック:クラシカルで技巧的な各国プログレ作品を探求!
最近入荷したCD、売れ筋CDの中からスタッフおすすめの作品をピックアップするコーナー「日々是ロック」。カケレコが厳選して入荷している世界のロック/プログレの新品CDを通して、魅惑の音楽探求をお楽しみください☆
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
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こんなモノまでCD化か!(6 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
私はCDショップにはいるとA-Zまで全部チェックしないと気が済まないタチのひとです。これはアナログ時代からの癖で、レコスケくんよりも速攻の術を備えていると自負しております(ア〜オ順は苦手)。もう30年以上昔の話になりますが、確かに新宿ディスク・ユニオンの中古コーナーの「C」のエサ箱の中にありました。フールズ・メイトの100選だか150選で紹介されてましたから、「おっ?」と思ってよけといたわけです。でも当時の私のウオンテッドはDRUIDの1stで、「D」の箱にたどりついたら見つけちゃった。「やったぁ!でもコレどうしようか」となりました。 DRUIDは2000円、こいつは1500円、でもって手持ちは3000円。「まあ明日にはバイト代が入るから、隠しとこ!」で、V.A.の奥に入れといたんです。次の日いそいそとユニオンに行ったんですが、隠しておいたはずなのに無い!「C」のコーナーにも当然無い!当時は「取り置き」なんて無かったし、縁が無かったとガックリするしかありませんでした(買ったの誰だ!カケレコ馴染みの中にいるんじゃない?)。アレ以来現物見たことなかったから、すっかり忘れてました。中身はAMAZING BLONDEL、GRYPHONの初期、 WOODEN Oなんかにも似てます。最初のオルガンの音は、英国ファンには号泣モノとなります。ただ、いつのまにかに瞑想感入りのジャズになってしまうトコロが特徴というか、余計なコトせんでもいいのに!となります。これも私の「英国博物史」コーナーに収まる貴重な作品ですね。当時ユニオンで入手してたら、どうなってたんだろ?