VSCD6077(BIGPINK766)(BIG PINK) 【2022年発売CD】
紙ジャケット仕様、英文ライナー付仕様、定価2700+税。
「英国のジャニス・ジョプリン」の異名を取る女性シンガーを中心に、アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションや名手ポール・コゾフがゲスト参加して制作された、ブリティッシュ・スワンプの逸品と言えば!?
「イギリスのジャニス・ジョップリン」との異名を持つ女性シンガー、キャロル・グライムズを中心とする正統派ブリッティッシュ・ロック・グループ。72年の唯一作。アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションや元フリーのポール・ゴゾフ、ザ・フーとの共演で有名なラビット他をゲストに迎えたUKスワンプ・ロックの傑作。
イタリア、地中海/中近東的エキゾチズムと超絶ヴォーカルを擁する熱量ほとばしる演奏が融合した、まさしく唯一無二のジャズ・ロック、衝撃の73年作1st!
950円(税込1,045円)
オクラホマ出身バンドSOUTHWINDに在籍していたSSW、ソロ72年作。ジェシ・エド・デイヴィスがプロデュース&参加しています。ドクター・ジョンやジム・ケルトナーなども参加のLAスワンプの名盤!
2,190円(税込2,409円)
「ギミー・シェルター」「無情の世界」などを収録した69年作、60年代のストーンズを締めくくるに相応しい風格を帯びた傑作
北アイルランド出身のSSWデイヴ・ルイス率いるグループ、よりルーツ・ロック色を強めたブリティッシュ・スワンプを聴かせる71年作、ブラックホーク99選にも名を連ねる逸品
70年発表、Leon Russellの協力のもとスワンプ人脈で構成された大所帯グループMAD DOGS & ENGLISHMENを結成して行われたライブの記録
BRINSLEY SCHWARZがバックを担当、すべてが奇跡的に素晴らしい英国フォーク・ロック傑作!71年作
ビートルズと旧知の仲として知られアップルに所属し活躍したSSW、ジョン・サイモンのプロデュースによる72年作3rd、リック・ダンコ、レヴォン・ヘルム参加
名ギタリストAlbert Lee在籍の英スワンプ・ロック・グループ、71年作、芳醇なメロディ&アンサンブルが溢れる興奮の名作2nd!
ギタリスト/シンガーJoe Brown率いる英ポップ・ロック・グループ、72年1st
ピーター&ゴードン解散後、ゴードン・ウォーラーが渡米して録音した72年ソロ、スワンプSSW傑作!
後にジョン・エントウィッスルのバンドやリーダーバンドを率い活躍するアラン・ロス在籍デュオ、72年唯一作、アルバムのどこを切っても英国叙情がこぼれ落ちる愛すべき英スワンプ名作
デラニー&ボニーからソウルフルな女性ヴォーカルが活躍するスワンプ・ロックを探求!
ボニー・ブラムレットのようにパワフルでソウルフルな女性ヴォーカルが魅力のスワンプ・ロックをご紹介します。
五月病をぶっ飛ばせ!目が覚めるようにパワフルな姉御ヴォーカル作品をピックアップ!
連休明けの憂鬱な気分・・・「しっかりしなさい!」と喝を入れてくれそうな姉御ヴォーカル作品をピックアップ!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
「スワンプ」の再現、ととらえたら失敗作(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
イイ歳なのに、4月から配置転換を命じられ苦しんでいます。窓際的なところに追いやられたと思ったら、ラインばりばり及び密かな組織改革を期待されての人事らしいので、手を抜くこともできません。老人を休ませてやる、という文化はこの国にないのか…。何回も申しておりますとおり、疲れや痛みに音楽は無力。ボブ・マーリーをいくら聞いたって音が耳を素通りしていくばかりです。ここは英国の渋いR&B風な音に逃げることにしましょう。
軽快なブギ曲からはじまります。3曲目からバラード、ブルーズ調の曲になり、キャロル・グライムズの歌唱力が披露される仕掛です。しかし、わたしこの女性歌手の歌唱力をそんなに評価しているわけではありません。米国南部風のルーツ音楽ごった煮ポップの躍動をいかに再現できるか。そのことに意識を集中して聴いてまいりましょう。現れるのが「ウィ・ガット・タイム」というポール・コゾフ参加曲です。ホーンと軽快なピアノがサポートする佳曲です。コゾフ・ファンは必聴。カケレコさん、「ゴゾフ」はないでしょう。怪獣じゃないんですから。
「スワンプ」という表現で何かを言ったつもりになるのは危険です。米国南部の70年代の音は、足腰の強いビートに特徴があり、この盤がそれを満たしているとは到底思えません。拾い物は「スモーク」のギターです。下手なんだけど、やさぐれ感満々のハードロック・ギターで気に入りました。2024.05.25