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オールド・ハット

アンクル・ドッグ

VSCD6077(BIGPINK766)(BIG PINK) 【2022年発売CD】

紙ジャケット仕様、英文ライナー付仕様、定価2700+税。

評価:30 1件のレビュー

「英国のジャニス・ジョプリン」の異名を取る女性シンガーを中心に、アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションや名手ポール・コゾフがゲスト参加して制作された、ブリティッシュ・スワンプの逸品と言えば!?

デリヴァリーで活躍したキャロル・グライムスを中心とする英ロック・グループ、72年作、ブリティッシュ・スワンプの傑作!

「イギリスのジャニス・ジョップリン」との異名を持つ女性シンガー、キャロル・グライムズを中心とする正統派ブリッティッシュ・ロック・グループ。72年の唯一作。アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションや元フリーのポール・ゴゾフ、ザ・フーとの共演で有名なラビット他をゲストに迎えたUKスワンプ・ロックの傑作。

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  • JOE COCKER 『MAD DOGS AND ENGLISHMEN』

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  • ERNIE GRAHAM 『ERNIE GRAHAM』

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  • JACKIE LOMAX 『THREE』

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  • BROWN'S HOME BREW 『BROWN'S HOME BREW』

    ギタリスト/シンガーJoe Brown率いる英ポップ・ロック・グループ、72年1st

  • GORDON WALLER 『GORDON』

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  • RO RO 『MEET AT THE WATER』

    後にジョン・エントウィッスルのバンドやリーダーバンドを率い活躍するアラン・ロス在籍デュオ、72年唯一作、アルバムのどこを切っても英国叙情がこぼれ落ちる愛すべき英スワンプ名作

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レビュー一覧

評価:3 「スワンプ」の再現、ととらえたら失敗作(2 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

イイ歳なのに、4月から配置転換を命じられ苦しんでいます。窓際的なところに追いやられたと思ったら、ラインばりばり及び密かな組織改革を期待されての人事らしいので、手を抜くこともできません。老人を休ませてやる、という文化はこの国にないのか…。何回も申しておりますとおり、疲れや痛みに音楽は無力。ボブ・マーリーをいくら聞いたって音が耳を素通りしていくばかりです。ここは英国の渋いR&B風な音に逃げることにしましょう。

軽快なブギ曲からはじまります。3曲目からバラード、ブルーズ調の曲になり、キャロル・グライムズの歌唱力が披露される仕掛です。しかし、わたしこの女性歌手の歌唱力をそんなに評価しているわけではありません。米国南部風のルーツ音楽ごった煮ポップの躍動をいかに再現できるか。そのことに意識を集中して聴いてまいりましょう。現れるのが「ウィ・ガット・タイム」というポール・コゾフ参加曲です。ホーンと軽快なピアノがサポートする佳曲です。コゾフ・ファンは必聴。カケレコさん、「ゴゾフ」はないでしょう。怪獣じゃないんですから。

「スワンプ」という表現で何かを言ったつもりになるのは危険です。米国南部の70年代の音は、足腰の強いビートに特徴があり、この盤がそれを満たしているとは到底思えません。拾い物は「スモーク」のギターです。下手なんだけど、やさぐれ感満々のハードロック・ギターで気に入りました。2024.05.25

ナイスレビューですね!