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ネットショップなのに、試聴機が!? スタッフがテーマ別にCDをセレクト&レコメンド!
若者たちが感性を解き放ち、既成の社会や考え方に対するカウンターカルチャーが形成される中、ブルースやサイケデリックを飲み込みながら表現を拡大させていった「ロック」。
もはやアーティストの表現はシングル盤だけには収まらず、アルバムとしてトータルに表現する時代が到来した1966年を特集!
「キャッチーなメロディ」、「新しい音楽を創造しようとする才気」という2つの点において、間違いなく最高傑作。ジョンもポールもジョージも冴え渡っていて、バンドとしてのエネルギーは本作が最高ではないでしょうか。それにしても、全部名曲と言っていいほどに楽曲が凄い。レッドゾーン振り切りっぱなしの超弩級な名作!
全曲、ミック・ジャガーとキース・リチャーズのコンビによる楽曲で、2人のメロディ・メイカーとしての才が冴え渡る名曲ぞろい!そして、そこにシタールやダルシマーを操り音楽的な深みを加えるブライアン・ジョーンズのセンス。ストーンズ版『ラバー・ソウル』『リヴォルヴァー』と言える傑作!
ビートルズ『ラバー・ソウル』に対抗し、天才ブライアン・ウィルソンがスタジオにこもり作り上げたアメリカン・ポップス永遠の傑作。複雑なコード進行、音楽理論に乗っ取らない楽器のフレーズ、にもかかわらず、難解さのかけらもなく、子供の鼻歌のような無垢さに溢れたエバーグリーンなサウンド。まさに奇跡の一枚。
前作と並び、米フォーク・ロックの傑作であり、アメリカン・ロックのみならずロック史上に残る金字塔。ナッシュビルの名うてのスタジオ・ミュージシャンがサポートした豊かなアンサンブルも見事。「Sooner Or Later」「I Want You」「Stuck Inside Of a Mobile」と続く3曲の畳みかけは、米フォーク・ロックの最高到達点!?
こ、これが1966年作!? ロックンロールやドゥーワップからクラシックやジャズや現代音楽までをも飲み込み、アヴァンギャルドでいてなおかつマジカルなポップとして聴かせてしまう・・・恐るべしザッパ率いる変態音楽集団マザーズ!
ロンドンのR&Bシーンの立役者、ジョン・メイオール率いるグループ。ポップ志向の「For Your Love」に嫌気がさしてヤードバーズを脱退したクラプトンが加入し、エッジが増して一気に英ブルース・ロック・シーンの幕を開けた傑作。若きクラプトンの鋭角なギターが炸裂!
米国がヒッピーなら、英国はモッズさ!スタイリッシュなファッションに身を包み、享楽的にロンドンを闊歩したロンドンの若者たち。そんなモッズ世代のヒーロー、スモール・フェイセスによるR&Bフレイヴァー溢れる名曲!
フォーク・ロック〜サイケの時代に入り、レイ・デイヴィスのメロディ・メイカー/詩人としての才が覚醒。暖かくもシニカルな視点で「英国の市井」を描く歌詞と哀愁溢れるメロディー。ここに大英帝国フォーク・ロックが完成!
クラプトンが脱退し、代わりにジェフ・ベックが加入。初期のR&Bをベースにしつつも、時代の空気を吸ったポップかつエキセントリックなサウンドが特徴で、キレのあるフレーズで躍動するジェフ・ベックのギターはさすがの存在感!
英国のジョン・メイオールに対する米国のR&B兄貴といえるポール・バターフィールド率いるブルース・ロックの名グループ。クラプトンをも驚愕させた天才マイク・ブルームフィールドのギターは相変わらずのさえで、ブルージーなフレーズから時代の空気を吸ったラーガな長尺ソロも縦横無尽。
この後、米ロックを牽引するアル・クーパー率いるグループで、ずばりストーンズに対する米東海岸からの回答。ブルースをベースに、フォーク、ジャズ、サイケのエッセンスを加えたサウンドは、隅々から野心がみなぎっており、エネルギーが溢れんばかり。
1stアルバム収録の弾き語りの楽曲に着目したプロデューサーが、ボブ・ディランの名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」のバックを担当したミュージシャンをそのまま起用し、当の2人に知らせぬままフォーク・ロックなアレンジを施しシングル・カット。65年末にリリースされ、66年に大ヒットとなった名曲。