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ネットショップなのに、試聴機が!? スタッフがテーマ別にCDをセレクト&レコメンド!
アンプやPAの進化とともに増大していく音量。それとともに、ギターがバンド・アンサンブルの中心となり、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンをはじめ、数々のギター・ヒーローが生まれました。
サイケデリック・ムーヴメントに刺激されて覚醒していくミュージシャンの表現欲求がサウンドの大音量化と化学反応を起こし、長尺のインプロヴィゼーションによるブルース・ロックがロック・シーンの中心となります。その中で、ジミ・ヘンドリックスやクリームやジェフ・ベックたちが、70年代のハード・ロックの礎と言える傑作を多数生み出しました。
それとともに、カラフルなサイケデリック・ムーヴメントの反動としての、ブルース、カントリー、ソウル、ジャズなどルーツ・ミュージックへと回帰したバンドも生まれ、ザ・バンドのデビュー作やバーズ『ロデオの恋人』など、シンプルで芳醇な作品も多数誕生しました。
表現形態、音量、精神性において、ロックの表現が一気に拡大した1968年を特集!
アメリカン・ロック史上に輝くデビュー作。R&B、ブルース、ゴスペル、カントリーといったアメリカ南部ロックを消化した芳醇なサウンドは絶品の一言。音と音の「間」が雄弁な完璧なグルーヴ。クラプトンやジョージにも衝撃を与えた大傑作。
ジャニス・ジョップリンをヴォーカルに迎えたグループは、前年にモンタレー・ポップ・フェスに参加。ジャニスは一気にロック・クイーンへと上り詰めます。そんなジャニスとバンドの勢いが真空パックされた68年のメジャー・デビュー作にして全米1位を獲得した名作!
フロリダ生まれ、ジョージア育ちの南部人、グラム・パーソンズが加入。保守的な『カントリー』と、カンターカルチャーとしての革新的な『ロック』という、正反対のベクトルを持つ音楽を見事に融合させ、『カントリー・ロック』を確立したアメリカン・ロック金字塔。
ディランの名曲「Like A Rolling Stone」でのオルガンや、後のスーパー・セッションなどで知られる名Key奏者でありコンポーザーのアル・クーパーがブルース・プロジェクトに続いて結成したグループ。ブルース、ジャズに加え、クラシックやソウルなどもブレンドした洗練されたサウンドが特徴で、ブラス・ロックというジャンルを確立した傑作。
映画『卒業』で使われた「Mrs.Robinson」の大ヒットの中リリースされた4th。ポール・サイモンの詩人としての才能がみなぎるA面の組曲、そしてソングライティングの才能が光り輝くB面のヒットソング集。彼らの世界観を確立した傑作。
モンタレー・ポップ・フェスで注目を集めメジャー契約した米ロック・グループによるデビュー作。「ビートルズとブルースの結婚」とも言われたサウンドは、サイケデリックかつアーシー。 クリームやトラフィックへの米国からの回答と言える名作。若いボズ・スキャッグスも参加!
天才ギタリスト、マイク・ブルームフィールドを中心に、米ホワイト・ブルースの精鋭が揃ったスーパー・グループ!自分達を「American Music Band」と称しているように、ブルース、ソウル、カントリー、ゴスペル、ジャズをブレンドした芳醇なサウンドが特徴。もうオープニングから必殺!
アル・クーパー、マイク・ブルームフィールド、スティーヴン・スティルスによる文字通りのスーパーセッション!名演ぞろいですが、特に「Albert's Shuffle」は、あのクラプトンも度肝を抜かれたマイク・ブルームフィールドの名演が光る名曲!米ホワイト・ブルースの最高峰!
バート・バカラックにはじまり、米西海岸においてフィル・スペクター、ブライアン・ウィルソン、ヴァン・ダイク・パークスらにより洗練を極めたアメリカン・ポップス。日本では「ソフト・ロック」としてロック・ファンから愛されていますが、その最高峰とも言えるのがこの68年作。めくるまくマジカルなメロディとコーラスに心ウキウキ!