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EAST-WEST

PAUL BUTTERFIELD BLUES BAND

評価:51件のレビュー

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カケレコ・レビュー

66年作の2nd、ホワイト・ブルース・シーンのみならず米ロック史上に残る傑作

ホワイト・ブルースの幕を開けた65年のデビュー作に続き、66年にリリースされた2nd。ブルース・ナンバーをエネルギッシュにストレートに聴かせた1stに比べ、アレンジにグッと幅が広がりました。特筆は12分を超えるタイトル・トラックで、ラーガ風味の長尺ギター・ソロが炸裂!1stと並び、米ロック史上に残る傑作です。

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評価:5アートロックへの先鞭(3 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

ファースト・アルバムの性急さが後退し、代わって前に出てきているのは各メンバーの自由に演奏したいという欲求です。5. Work Song は、だれもが馴染のあるジャズの有名曲。ブルームフィールド、バターフィールド、ナフタリン、ビショップのソロ、各メンバーの掛け合いと続きます。ファースト・アルバムではソロの途中でフェイドアウトという形が多かったですから、これがいちばんの違いです。しかし、ソロの過剰な応酬にはならず、抑制の効いているところがさすがです。2. Get Out Of My Life, Woman のピアノもかなり好きです。1. Walkin\\\\\\'' Blues の熱さは言わずもがな。7. Two Trains Running では、バターフィールドの唾を吐くような熱い歌声を聞けます。まるでフーのようです。

彼らがブルーズの模倣から、アートロックの先鞭をつけた様子がわかります。最後の13分の曲に注目が集まりますが、実はその他の曲に発見がたくさんあります。

ナイスレビューですね!

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