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ネットショップなのに、試聴機が!? スタッフがテーマ別にCDをセレクト&レコメンド!
サンフランシスコのヘイト・アシュベリー地区に集まったヒッピー達が共同生活をはじめ、既成の価値観や生活様式を解放したカウンター・カルチャーを形成していきました。いわゆる「サマー・オブ・ラブ」。
ジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッドなどバンドもコミュニティに参加し、聴覚だけでなく視覚にも訴える実験的なライヴ・パフォーマンスや長尺のインプロがヒッピーの心をとらえ、ロックは「サマー・オブ・ラブ」の象徴となります。
シスコ生まれの「サマー・オブ・ラブ」ムーヴメントは英国にも波及。ロンドンのアンダーグラウンド・シーンとも結びつき、夜な夜なUFOクラブなどで意識を解放した音の実験が繰り広げられ、ロックはより一層アーティスティックな色彩を帯びたものとなります。
カラフルなサイケ・ポップ、意識の渦に沈殿していくようなサイケデリックなブルース・ロック、クラシックを導入したプレ・プログレなど、アーティストの表現のフタがぱかっと開き、一気に覚醒した傑作が多数生まれた1967年を特集!
架空のバンドのショウというコンセプトで制作されたロック史上初のコンセプト・アルバムであり、米西海岸から英国に飛来したサイケデリック文化に呼応して放ったサイケ・ポップの金字塔。
米国はシアトル出身。アニマルズのチャス・チャンドラーに見いだされ渡英。ブルースを土台にしつつもとめどなく音が溢れる長尺のインプヴィゼーションがクラプトンやビートルズのメンバーを魅了するなど、英国音楽シーンに圧倒的な影響を与えた衝撃のデビュー作にしてロック・マスターピース。
シド・バレットを中心に、ロンドンのUFOクラブでカラフルなライティングを駆使した音と映像のサイケデリック・ショーを繰り広げ、英国アンダーグラウンド/サイケデリック・シーンの寵児となったバンドによるデビュー作。ラジオの音をサンプリングしたイントロから鳥肌もので、前につんのめったようなシドの一触即発のギターに痺れる!
天才ギタリストエリック・クラプトン、60年代はじめからロンドンのR&Bシーンでアレクシス・コーナーの元で活動していたジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーが組んだ英国史上最強と言われるトリオ。代表曲「Sunshine Love」など、ブルース、ジャズ、サイケが渦巻くインスト・バトルとキャッチーなメロディが共存した光り輝く名曲・佳曲揃いのロック史に燦然と輝く名盤。
67年作5th、いよいよレイ・デイヴィスのソングライターとしての才能が爆発。「Waterloo Sunset」はじめ、英国社会に対するシニカルな視点と労働者階級への温かな眼差しに満ちた、レイ・デイヴィスにしか作れない哀愁にまみれたリリカルな佳曲ぞろい。ほんっと良い曲ぞろいだなぁ。
後にCS&Nに加入するグレアム・ナッシュを中心に、アラン・クラーク、トニー・ヒックスによる3声コーラスが素晴らしい英ポップ・グループによる67年の最高傑作。キャッチーなメロディとマジカルなコーラス、そして、シタール、タブラなどが彩る幻想的なアレンジ。67年を代表する傑作。
ロンドンR&Bシーンで活躍していたゲイリー・ブルッカー率いるグループ。名曲「青い影」など、彼の渋くソウルフルな歌声とバッハを彷彿させるオルガンが持ち味で、R&Bをベースにクラシックをブレンドしたサウンドは、プログレへとつながる源流。
スペンサー・デイヴィス・グループで名を馳せた天才R&Bシンガー/オルガン奏者のスティーヴ・ウィンウッドが、デイヴ・メイスン、ジム・キャパルディらと結成したグループ。R&Bをベースに管弦楽器やテープ逆回転によるサイケ色を加えたサウンドは、67年のロンドンならでは!
R&Bスタイルの1stから一転してプログレッシヴなサウンドを確立した2nd。「一日」を音楽で表現するというコンセプト志向、オーケストラとの共演、そしてメロトロンの導入。プログレッシヴ・ロックの原点として高く評価される傑作。