60年代から活躍していた二組のソングライター・コンビ、Graham GouldmanとEric Stewart、Kevin GodleyとLol Cremeが合流する形で誕生したグループ。73年のデビュー作。後の実験精神溢れるサウンドとは異なり、彼らのルーツであるオールディーズ(50年代アメリカン・ポップス)の影響を散りばめた、ノスタルジー溢れるサウンドとなっています。ハイライトとなる「DONNA」は、クレーム扮する女性(風)ファルセットを中心に、リゾート気分のキーボード、オールディーズ調のリズム隊が彩る古き良き映画音楽のようなナンバー。SEとして加えられた電話のベル、さりげないBEATLES「Oh!Darling」のフレーズなど、細やかで遊び心に富んだアレンジも魅力的です。その他の楽曲もフックに富んだ佳曲揃い。メンバーが持つメロディ・メイカー、ポップ・クリエイターとしてのセンスがつまったブリティッシュ・ポップの逸品です。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Johnny Don't Do It |
2. Sand In My Face |
3. Donna |
4. The Dean And I |
5. Headline Hustler |
6. Speed Kills |
7. Rubber Bullets |
8. The Hospital Song |
9. Ships Don't Disappear (Do They?) |
10. Fresh Air From My Mama |
11. Hot Rock Sun |
12. 4% Of Something |
13. Rubber Bullets (Single Version) |
14. Waterfall |
15. Bee In My Bonnet |
6月の特集【素晴らしき英国ポップの世界】第3回:10cc『10cc(1st)』から、ひねりあるサウンドがクセになる作品を探求!
ロック・ファンの皆様を魅惑の音楽探求へとご案内する月間企画、6月のテーマは【素晴らしき英国ポップの世界】。第3回目は10ccの『10cc(1st)』から、ユニークなアイディアが随所に散りばめられた「ひねりあるサウンド」が魅力の作品をご紹介してまいります。
帯【-】 解説【-】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
60年代から活躍していた二組のソングライター・コンビ、Graham GouldmanとEric Stewart、Kevin GodleyとLol Cremeが合流する形で誕生したグループ。73年のデビュー作。後の実験精神溢れ
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
ヒプノシスが手掛けたジャケットも印象的な74年リリースの2nd。出世作と言える次作『Original Soundtrack』以降が有名な彼らですが、10ccらしい"ストレンジ"なポップ・センスが開花した
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な圧痕あり、若干側面部に色褪せあり
彼らの名を一躍世界的に広めた出世作にして大名盤ですね。「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプト通り、映画の情景が目に浮かぶような複雑かつ鮮やかなアレンジ技術に脱帽。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
彼らの名を一躍世界的に広めた出世作にして大名盤ですね。「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプト通り、映画の情景が目に浮かぶような複雑かつ鮮やかなアレンジ技術に脱帽。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
彼らの名を一躍世界的に広めた出世作にして大名盤ですね。「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプト通り、映画の情景が目に浮かぶような複雑かつ鮮やかなアレンジ技術に脱帽。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
彼らの名を一躍世界的に広めた出世作にして大名盤ですね。「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプト通り、映画の情景が目に浮かぶような複雑かつ鮮やかなアレンジ技術に脱帽。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、軽微な黄ばみあり
彼らの名を一躍世界的に広めた出世作にして大名盤ですね。「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプト通り、映画の情景が目に浮かぶような複雑かつ鮮やかなアレンジ技術に脱帽。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースにヒビあり
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ポップ初心者も音楽通も同時に感心させる(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
聴き疲れしない10CCのデビュー盤で傑作であります。プログレッシブと言ってもいい実験があるのに、リスナーを教育しない潔さ。ポップ甘々にならず、常に山椒をきかせる曲づくり。わたしは、彼らの最高作ではないかと思うほどです。聴けばわかるんですが、新しいことはあまりやっていません。ドゥーワップやサーフィン・ミュージック、あと様々なスタイルの引用からなっていて、「ドナ」にいたってはビートルズの丸ぱくりです。それでも新鮮さをキープし、リスナーを楽しませ、コミック・バンドすれすれのユーモアがあります。10CCの最も優れているところは、編集の技術とセンスなのかもしれないです。
シングルとして「ドナ」「ラバー・ブレッツ」「ジョニー・ドント・ドゥ・イット」が切られました。へんな低音コーラスが出てくるのが楽しいですし、ギターは常に歪んでいます。このファズギターもどきの音はどうやって出しているんでしょう。アタッチメントごと開発した気がします。ハードロック馬鹿のわたしが彼らに入れ込むのは、ハードなエッジによるところが大きいです。そして、彼らを尊敬すべきなのは、変わった音を探し当てるために何でもやってみること。思いつき一発でやっているのではなく、適切なパーカッションをあてるためにスタジオ中の物品を叩いてみたり、事務員にささやかせたりしているわけです。2023.06.02