MALS333(MALS) 【2010年発売CD】
廃盤、紙ジャケット仕様。
70年代はじめのベルギーで、これほど素晴らしいオルガン・ロックがリリースされていたとは・・・。淡いオルガンとむせび泣くフルートが素晴らしいっ!
ベルギーのグループ、70年の唯一作。淡いオルガンとむせび泣くフルートが素晴らしいオルガン・ロック。ブルージーなギターとJETHRO TULLを彷彿とさせるアグレッシヴなフルートによる泥臭い曲から流れるようなオルガンが美しいクラシックな曲まで、安定感抜群の演奏と流れるようなメロディーラインが素晴らしい佳曲揃い。ベルギー・ロックおそるべしな名作。
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
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ハモンドとフルートが◎!(4 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
何も知らずに聴くと、英国バンドにしか聴こえないベルギーのかなりレアな音源。
コンパクトな楽曲でテンポ良く構成されているので、非常に聴きやすいアルバムです。
(本編のラスト1曲だけが少し無駄に長い気も/笑)
B級バンドにありがちな、「曲はいいんだけどVoに難が…」なんて事もないです。
マスター紛失によりオリジナルLPからの盤起こしだそうですが、全然気にならない音質。
(※自分が聴いたのはMusea/MalsのCDではなく、GuerssenのCDになります)
極端なノイズ等はほぼ無いので、普通のアルバム感覚で聴けます。
ボーナス曲の方がやや音が良いので、そこが少し残念ではあります。
変なクセ等が一切無いので、70年代ロックの入門用に是非。