MALS337(MALS)
紙ジャケット仕様。
これでもかと重厚かつ壮大なんだけど、同時に南米アルゼンチンらしい艶やかな叙情美と緩急鮮やかな構成力も魅力で、心地よく聴けちゃうんですよね。2ndながら、すでに風格すら漂う01年作!
アルゼンチンのグループ、01年作の2nd。1stの延長線上にあるドラマティックでスケールの大きなシンフォニック・ロック。キーボードとギターが、メロディ、メロディ、またメロディとこれでもかと畳みかけるコッテリと厚塗りしたサウンドながら、超一流の叙情美と緩急鮮やかな展開により、ベタベタにならず「洗練」という印象にまとめ上げたセンスが見事。シアトリカルでエモーショナルな女性ヴォーカルがまたドラマティック。
イタリア新鋭シンフォ12年作、圧倒的な美しさを誇るメロディと美声女性ヴォーカル、あまりに繊細なアンサンブルによって紡がれる珠玉のイタリアン・シンフォ
2,490円(税込2,739円)
名盤『タルカス』から出発、EL&P影響下のアグレッシヴなキーボード・プログレ選!
キーボード・プログレの金字塔『タルカス』を出発点に、ELP影響下のアグレッシヴなキーボード・プログレを探求!
ジャケットにたった「1本の木」を描いただけでも、バンドの音楽性に応じて色々な違いや独特の趣が見えてきます。今回はそんな「1本の木」ジャケットの新鋭プログレ作品を見てまいりたいと思います。
アルゼンチンが誇るシンフォ・グループの5年ぶりとなる17年作が登場☆エマーソン直系のアグレッシブなキーボードがうねり、哀愁と緊張感が同居するギターがメロディアスに舞う!今作でも変わらずのNEXUS節が炸裂です〜
現アルゼンチンのシンフォ代表格、自国の名バンドCRUCISのカバー4曲を含む20年スタジオ・ライヴを収録。オルガン主体だったオリジナルのキーボード・パートを、オルガン/ハープシコード/シンセも多用しNEXUS流に聴かせるCRUCISカバー、素晴らしくハマっていてお見事!
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EL&P+HM+女声Vo。キーボードのエマーソン度高し(2 拍手)
Waku Luckyさん レビューをすべて見る
Little TragediesやMastermindと同じく、これは「へヴィ・メタル化したEL&P」のなかでトップ・クラスのバンドでしょう。
キーボーディストはかなりのつわもので、キース・エマーソン直系の引き倒しオルガン&リード・シンセから最終曲のようなヒーリング/ニュー・エイジ風まで幅広いプレイを見せます。
スペイン語によるナチュラルな女声ヴォーカルも好感度大! さわやかさと情熱的な空気がよく伝わってきます。
演奏はモダンな重たい音ですが、メタルよりも重厚なシンフォニック・プログレという印象のほうが強いです。
押しに押しまくる7曲目の表題曲(インストゥルメンタル)がやはり圧巻。8曲目はなぜかPendragon風でギターが前に出て活躍します。