BEM083(BAD ELEPHANT) 【2020年発売CD】
デジパック仕様、CD-R。
ロジャー・ウォーターズの面影を感じる深遠な男性Voと、憂いに包まれつつも繊細で幻想性溢れるアンサンブルがグッと来るなあ。PINK FLOYDやPORCUPINE TREE影響下の英国新鋭、20年デビュー作!
英国の2人組プログレ・バンド、20年デビュー作。PINK FLOYDの影響色濃い虚ろでメランコリックな音像が特徴で、特に重く沈み込むようなメロディを歌い上げる男性Voにはロジャー・ウォーターズの面影を強く感じます。全体的に陰りに包まれているものの重苦しさはなく、一音一音を繊細に綴るピアノやギター、オーロラのように柔らかくたなびくシンセサイザー等が織りなすアンサンブルはたいへん美しく幻想的。教会風の荘厳なオルガンが神々しく鳴り響き、エモーショナルなギターと重なり合いながらクライマックスへと向かっていく最終曲はかなりグッと来ます。フロイド、PORCUPINE TREEなどのファンには是非お勧めしたい注目の逸品です。
後期PINK FLOYDやRoger Watersのソロを彷彿とさせる、深遠で映像喚起的なポーランドのプログレ・プロジェクト19年作
990円(税込1,089円)
2人のギタリストを擁するフロイド憧憬のポーランド新鋭18年作2nd、前作を気に入ったなら間違いない深遠かつドラマチックな世界観が素晴らしい力作
2,190円(税込2,409円)
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ピアノを中心とした美しい曲が魅力(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
1曲目から「炎」期のPINK FLOYDのような印象の曲で始まる。
ヴォーカルは確かにROGER WATERSを思わせるところもあるが、そこまでクセは強くなく、ギターもDAVID GILMOURを思わせるシーンはあるのだが、それ程意識しているようには聴こえない。
むしろ、このバンドの良さは中盤以降に聴かれるピアノを中心とした曲の美しさだと思う。
PINK FLOYDの影を追い求めるのではなく、純粋にひとつの作品として楽しむことをおススメしたい。
1曲は3〜6分程度でコンパクトにまとめられており、全体的にゆったりとした曲調でまとめられている。
テクニックを主張するようなところはなく、繊細さが魅力なのだと思うが、通して聴くと変化に乏しい印象が残るのも事実。
コメントを読んで期待しすぎたことは否めないが、プログレ・ファンとしては若干物足りなさを感じる。
これがデビュー作だということなので次作に期待!