BIGPINK610(BIG PINK) 【2019年発売CD】
紙ジャケット仕様、歌詞カード付き仕様。
重厚なハード寄りポップ/AORと思いきや、どこまでも繊細な哀愁が滲み出たサウンドはまさに英国的。STRAWBSで活躍したデイヴ・ランバートによる79年ソロデビュー作なのですが、メロディアスな英ハードやニッチ・ポップ・ファンにもオススメの逸品!
サイケ・バンドFIREやMUNGO JERRYの後身KING EARL BOOGIE BANDを経て73年STRAWBSに参加し、プログレ色の強まった中〜後期STRAWBSを支えたギタリスト兼シンガーDave Lambertによる79年ソロ・デビュー作。内容は時代を反映したハード・ポップなAORという色合いですが、時折織り交ぜられる繊細なアコギの音色、それから全面に渡って溢れ出る哀愁のメロディはいかにも英国。ちょっぴり男臭いLambertのヴォーカルも実に味わい深く、英国AORはもちろんメロディアスなブリティッシュ・ハードやハード・ポップ・ファンにもオススメの逸品です。THE WHOのJohn Entwistle、WINGSに参加したドラマーDenny Seiwellなど実力派ミュージシャンが多数参加。
72年に名盤を残したPARLOUR BANDの後身グループ、74年1st、ファンク・テイストを大胆に取り入れた高品質なブリティッシュ・ロックの逸品!
2,190円(税込2,409円)
KRAZY KAT/CHINA SEAS and TROUBLED AIR
元CAPABILITY BROWNの主力メンバーによるグループ、ブリティッシュ・ポップの逸品!
2,290円(税込2,519円)
アコースティックなサウンドを基調としながら、ほんのりAOR/フュージョン・テイストが加味された作品をピックアップいたしました。
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STRAWBSの匂いは無い。そこがポイント!(7 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
盟友のデイヴ・カズンズのソロはSTEAWBSの翳り含んだフォークロックだった。カズンズの声質は特徴的だから独特のかたちを継続してる気がする。それじゃぁデイヴ・ランバートは?といわれてもSTRAWBSの中でのイメージがわかない。あ、これはこれで彼の持ち味かも?
79年の本作、今まで一度も取り上げられたことがなかったような。プログレの範疇からはかけ離れてるし、フォークロックとも違う。これはHR寄りのハードポップっていうことで、喩えればストレッチとかサッド・カフェとか、いや、へヴィ・メタル・キッズとかトレヴァー・ラビン?、WHOの影もちらほら。よくある英国なんだけど、バックは米国のミュージシャンがけっこう参加してます。
こういうの、断然アリです。