0190295590369(WARNER) 【2018年発売CD】
デジパック仕様、18年リイシュー、デジタル・リマスター。
ポーランドのイエスと言ったらこのグループに決まりかな?イエス『究極』あたりの音楽性が漂う、ハードさと叙情性が絶妙にバランスした好作☆
ポーランドのシンフォ・プログレ・グループ、80年作の1st。物悲しくリリカルなメロディ、ハイ・トーンの憂いを帯びたヴォーカルがとにかく素晴らしい。YESのようにテクニカルに疾走するパートや、GENESISのように美しいアコギ・アルペジオを中心とするファンタスティックなパートなど、秀逸なメロディをさらに引き立てるアンサンブルもハイレベル&ハイセンス。ほの暗く冷たいトーンのキーボードもいかにも東欧的で良い感じ。名作。
クラシカルかつファンタスティックなアイルランドの名バンド、75年リリースの4th、イアン・マクドナルドのプロデュース
1,390円(税込1,529円)
世界各国の素晴らしきイエス・フォロワー作品を巡ってまいります!
ポーランド、ハンガリー、ロシア等々、70年代から現代にかけて誕生した東欧シンフォの名作をご紹介!
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「ポーランドのYES」という謳い文句は伊達じゃない(3 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
ポーランドのシンフォ・バンドEXODUSのデビュー・アルバム。
かなり前に「ポーランドのYES」という謳い文句に飛びついて2ndを聴いてみたのですが、「これはYESではないな!?」と思ったので1stには手が伸びませんでした。
しかし、レビューなどを読んでみると、このバンドは1stの方が評価が高いらしい。
俄然、興味が湧き聴いてみました。
これは良い!
前半は4〜5分のコンパクトな曲が並んでいるのですが、確かにアコースティック・ギターの演奏はGENESISを思わせるし、3曲目には少しSEBASTIAN HARDIEが入っています♪
プログレ・ファン目線で、1曲の中で曲調が変化していくところなど、構成もよく考えられているなと思いました。
そして、やはりプログレ好きな人の聴き所はラストの組曲(19分超)。
もし、一般的な評価のとおり、本人達がYESを意識しているのであれば、ヴォーカルの人はJ.アンダーソンによせて、結構頑張っていると思います。
ギターのリフや音色も相俟って、「ポーランドのYES」と言われる所以がわかりました。
それでも、東欧のバンドらしい翳りや叙情性も持ち合わせていて、ベタではあるかもしれないけれど、ドラマティックな曲終わりも良いです。
2ndも聴き返してみようと思いました。