SHADOKSMUSIC113(SHADOKS)
廃盤。
変拍子プログレの如くやたらと転調する展開に振り回されているうちに、遙かトルコの彼方まで連れて行かれます。とにかくむせ返るような哀愁モンド臭に充ち満ちたサウンド。昭和歌謡にも似た、日本人の心の奥底にある琴線をブルブルと震わせる大傑作!
トルコで76年に結成された4人組サイケ・プログレ・バンド、79年発表の隠れ名盤。安定感抜群のリズム隊の上を、素っ頓狂なシンセ、お決まりのファズが自己主張全開で饒舌に疾走!かと思えばうっとりするほどのフェンダーローズの甘い響きが...。変拍子プログレの如くやたらと転調する展開に振り回されているうちに、遙かトルコの彼方までさらわれてしまいます。とにかく全編むせ返るような哀愁モンド臭に充ち満ちたサウンド。ここには昭和歌謡にも似た、日本人の心の奥底にある琴線をブルブルと震わせる何かが潜んでいます。大傑作!
「演歌プログレ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
冬といえば北国、雪国、津軽海峡・冬景色…?という事で今週のfacebookのテーマは「演歌プログレ」。「哀愁」と「叙情」たっぷりで演歌的なプログレ曲をピックアップいたしました!
マイナー言語のユーロ〜辺境ロック・セレクション<中東・アフリカ・アジア編>
普段聴きなれない「マイナー言語」のロックを探していくこのシリーズ。今回はユーロから離れ、アフリカやアジア言語のロックもご紹介しちゃいます。
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ジャケの意味がわからん!わかりたい、と思ってオーダーしちゃった(笑)。(9 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
なんでメデューサを横に一刀両断してるんだ?首だけならキーフ、縦切りなら人造人間キカイダーになってしまうとでも思ったのか・・・。
どうも不気味になりきれないし、むしろお笑いに近いと思います(ジャケに感動した方、いないと思うけどゴメン)。
ガイド本には「辺境ファンには味わい深い作品」とありますが、むしろ昭和ファン、あるいは「三丁目の夕日」ファンの方には「あぁ、これって・・・」となるんじゃないかな。
けなしてるわけではございません。Vo. とかのエコーのかけ方とかチープな key. の響きとか、私みたいなオヤジ・リスナーには大変心地よく聞こえるわけです。曲調も泣きあり、明あり、笑いあり?とヴァラエティーに富んでおります。
巨人ネタで会話がはずむ昭和30年代生まれのオジサン(私なんですけどね)リスナー諸兄、テクニカル・シンフォばっか聴いてないで、たまにはこういった作品でリラックスしましょう。