CK85479(COLUMBIA/LEGACY) 【2001年発売CD】
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック4曲。
HR/HMの始祖的バンドとも位置づけられるアメリカのバンドですが、ヒットしたこの「死神」はブリティッシュ的陰影すら感じられるポップかつドラマチックな名曲。フックのある曲作りにおいても他の米ハード勢と一線を画す魅力を放っています。
72年にデビューしたNYのハード・ロック・バンド、75年作4th。前作までのオカルトに根ざした文学性とヘヴィ・サウンドはそのままに、ポップな美しいメロディと爽やかなコーラスが魅力のヒットした「死神」など、メイン・ストリームへと浮上した作品。ドラマティックさとともにアメリカらしいヌケの良さも併せ持つアメリカンHR/HMの傑作。
COLUMN THE REFLECTION 第76回 目を覚ませ! 暑さをぶっ飛ばせ! 〜 残暑見舞プレイリスト!!「70年代、キャッチーなハード・ロック」 〜 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回は氏にとって思い出深い、夏の暑さを吹き飛ばすような70年代ハード・ロック曲をピックアップいたします。
「音楽歳時記」 第三十九回 4月17日 恐竜の日 文・深民淳
深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
米のサイトULTIMATEが発表した彼らのTOP10ソングをご紹介いたしましょう
〈訃報〉ブルー・オイスター・カルトのオリジナル・メンバー、アラン・レイニア
米のハードロックバンド、ブルー・オイスター・カルトのオリジナル・メンバーで、キーボード兼ギタ−のアラン・レイニアが亡くなりました。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースに小さいヒビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干スレ・軽微な圧痕あり
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カルト落伍者の憂鬱(9 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ブルー・オイスター・カルトは、NYハードロックの範疇に収まらない長い歴史をもった集団です。リーダーのアレン・レニエを失ってもいまだ現役。一方でハード曲の代表曲が初期に偏り、中期以降は浮沈を繰り返して全体像をなかなかつかめません。カルトのオールタイムのファンっていらっしゃるのでしょうか。かなり少ないはずです。代表曲「リーパー」が入っているこのレコードは、メタルバンドとしてのイメージを覆し、抒情的な曲が大半を占めています。ギターのトーンも、歪んでいなくてとても美しい。軟弱路線であると敬遠していた自分ながら、名作であることは認めざるを得ません。
「リーパー」の歌詞は、死神をおそれず飛べ、というもの。ロミオとジュリエットのように…。六本木心中という名曲もわが国にありました。バック・ダーマは、永遠の愛を象徴させてこの詞を書いたそうです。彼がセルフで演奏しているデモもボーナスで入っています。また「リベンジ・オブ・ベラ・ジェミニ」で色っぽい声を聴かせるのはパティ・スミス。彼女のソロでこの曲みたいな妖艶な曲はなかったように記憶しています。
偉そうにレビューしているわりに、わたしはカルトを聴ききっていません。まだ聴いてないのが10枚近くはあると思います。難攻不落バンドなのです。2022.05.02