TRAPEZE/YOU ARE THE MUSIC...WE'RE JUST THE BAND
若きグレン・ヒューズ在籍グループ、トリオらしいスピード感と切れ味+トリオとは思えない音圧と強靭なグルーヴ=最強!72年作!
1,690円(税込1,859円)
過去から未来まで!?タイトルに西暦が付いているアルバムを集めてみました。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
フリートウッド・マックのボブ・ウェルチが70年代中盤に率いたハード・ロック・グループと言えば?キレ味抜群のギターサウンドを軸としたスリージーなハード・ロックがたまらないっ!
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この盤を語り継ぐことがわたしの使命(7 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
2012年6月、ロバート・ウェルチ自死。頸部の何らかの病気で手術を行い、術後経過がかんばしくなかったことから思い詰めて、と語られています。ROCK CANDY盤では、その時期リマスター作業が同時進行していたこともあり、このあたりの経緯とグレン・コーニックのコメントに焦点をあてた長大なライナーを読むことができます。そしてウェルチがかなりのジャンキーであったことが伺えます。ちなみにコーニックとトム・ムーニーはドラッグをやらなかったそうです。だから、この盤の突然変異ぶりが、ドラッグからもたらされたとは考えにくい。ドラッグの話を持ち出したのは、ウェルチの最期に関係すると思っているからです。そうでないと彼の異様な痩せ方が腑に落ちません。
やはりウェルチは、バンド形態のパリスのまま成功を得たかったんではないでしょうか。プラチナムを得られると確信していたこの盤はチャート102位。相当な落胆だったようです。
ウェルチとコーニックを結んだのは、コーニックの妻だったそうです。そればかりでなく、マックにウェルチを紹介したのもコーニックの妻であると。コーニックとウェルチが出会ったのがパリで、それがバンド名になっています。ロゴを考えたのもコーニック。コーニックは、ウェルチのことが肌にあったんでしょう。ところが、ウェルチはジミー・ロビンスン(制作者)とばかり話していて、だんだん疎外感を感じていったと語られています。コーニックも2年後にウェルチを追いました。2023.10.01