はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
ANDREAS AARFLOT
PP171(PAISLEY PRESS)
スウェーデンのkey/sax奏者が唯一残した78年リーダー作。女性ヴォーカルをフィーチャーしたジャズ・ロックで、1曲目からテクニックと洒脱さと哀愁をギュギュっと詰め込んだ怒涛の名曲で素晴らしい!このサウンド、ベルギーのCOSをテンション高くした感じ!?
MINIMUM VITAL
FGBG9041(MUSEA)
仏シンフォの人気バンドによる、23年ライヴ映像を収録。GG、グリフォン、M.オールドフィールドらからの影響と、地中海音楽や南欧トラッド・ミュージックのエッセンスを融合したリズムカルで華やかなテクニカル・プログレ、とにかくライヴ映えしていて素晴らしい!
KATHY SMITH
BIGPINK916(BIG PINK)
幻想性や神秘性をまとった歌声とメロディ。そこに、トニー・レヴィンやヤン・ハマーが緊張感あるジャジーなアンサンブルをぶつけちゃう、という孤高の一枚。マイナーながら、ジョニ・ミッチェルにも負けてませんね。
ANNA SJALV TREDJE
PP178(PAISLEY PRESS)
TANGERINE DREAMやKlaus Schulzeらジャーマン・エレクトロからの影響を感じさせるシンセ・ミュージックですが、Mike Oldfieldを彷彿させるギターのプレイも印象的。スウェーデンのデュオ・グループによる知られざるエレクトロ・プログレ逸品!
LOST WORLD BAND(LOST WORLD)
SPCD013(SAMUM)
現プログレ・シーン最高峰のテクニカル・シンフォ・バンド、24年作!テクニカルながらクラシカルな気品が先立っていた従来の彼らから一転、恐ろしいまでの攻撃性でヘヴィに攻め立てるサウンドに圧倒されます。『太陽と戦慄』好きならニンマリ必至!
GINGA RALE BAND
PP177(PAISLEY PRESS)
メロディアスさと緊張感が絶妙な塩梅のシャープでテクニカルなアンサンブルが素晴らし〜。と思ったら、語り調から突如叫んだりするアヴァンギャルドなドイツ語ヴォーカルが強烈〜!このマイナー・グループ、一筋縄ではいきません。
PROTEUS
PP176(PAISLEY PRESS)
RTF的なテンションの高いテクニカル・フュージョンと思いきや、ホールズワースっぽいギターソロやジョブソンっぽいシンセが飛び出したりと英プログレ的な緊密さが出てきて、「RTF+U.K.」と言えちゃいそうなサウンドを構築!
SABICAS WITH JOE BECK
BIGPINK894(BIG PINK)
フラメンコの巨匠ギタリストが、名手Joe Beckとの連名で残した72年作で、ベースはTony Levin。エキゾチックで鮮やかなフラメンコギターと、熱量いっぱいに畳みかけるファンキーなハード・ロック・アンサンブルが、がっぷり四つに組んだ傑作!
ANGE
FGBG2134(MUSEA)
英国のシアトリカル・ロック代表がジェネシスなら、ユーロでは間違いなくこのバンド!このイマジネーション溢れるシンフォ・アンサンブルと耽美なフランス語ヴォーカルが織り成す圧倒的ドラマティシズムはもしやジェネシス以上!?
カケレコ雑貨
KAKERECO(KAKERECO)
QUETZAL
MP3358(MUSEA PARALELLE)
冒頭、『Watchers Of The Skies』を想起するリズムにギターとピアノが乗っかってきて、一気にファンタスティックに盛り上がる展開にグワッと持ってかれます。初期GENESISを手本としながら破格のスケールで展開するインスト・シンフォ傑作!
PEREGRINE
BIGPINK907(BIG PINK)
HERON好きなら是非。12弦の煌びやかな音色も織り込んだ瑞々しいアコースティック・アンサンブルと淡く美しいvo&コーラスによる、純朴で心温まるブリティッシュ・フォーク。絶えず木漏れ日が降り注ぐような柔らかい質感のこのサウンド、あまりに心地よいです。
MOON SAFARI
BRCD008(BLOMLJUD)
ファンタスティックで爽快な演奏、完璧なコーラスワーク、キャッチー&リリカルな珠玉のメロディ。変わらぬMOON SAFARI印のサウンドを軸としつつも、メロハー的エッジ感や初期QUEENばりの荘厳さなど新たな要素も取り込んで進化を見せる傑作。文句なしにカケレコメンド!
CHRONICLES OF FATHER ROBIN
KAR262CD(KARISMA)
人気バンドWOBBLERのギタリストが在籍するノルウェーのグループなのですが、これは素晴らしい一枚ですよ。北欧の森の奥に人知れず広がる湖と、湖面をフワフワと無邪気に舞い飛ぶ妖精たち。そんなイメージが浮かび上がってくるようなサウンドに感動〜。
FLIGHT
PP179(PAISLEY PRESS)
長岡秀星がジャケを手掛けた2ndは聴いていても、この1stはどうかな?高らかなブラスとスペイシーなシンセサイザーが活躍する、派手なプレイが次々と飛び出すジャズ・ロックを聴かせる1曲目から早くも耳を奪われます。ザッパばりの畳みかけにも痺れる〜!
SEMIRAMIS
VMCD260(BTF)
伊ロック屈指の人気作『フラッツに捧ぐ』で知られる彼らが、半世紀越しに2ndをリリース!1st譲りの緊張感漲るヘヴィ・シンフォと地中海を感じる伸びやかでメロディアスな音楽性がミックスされた「これぞイタリアン・ロック」と言うべき堪らないサウンド!
DAVID POMERANZ
BIGPINK880(BIG PINK)
C.コリア、J.ハマー、A.モレイラ、B.コブハム、R.ブレッカーetc.って、どんだけ凄い面子なのよ...。でもそんな演奏陣に負けないくらい本人のドラマティックなピアノも素晴らしいんですよね。71年にしてプレAOR的と言える洗練されたソングライティングも特筆!
MILLENIUM
LM233CDDG(CD)(LYNX)
23年4月、オランダでのプログ・フェスに出演した際のライヴを収録。フロイド影響下の空間を感じさせるメランコリックな音作りに、シンフォニックな荘厳さやスタイリッシュなメロディ・センスを加味したスタイルは、ライヴにおいても変わらず魅力的。四半世紀の歴史を背負った貫禄溢れるパフォーマンス!
SEPTEMBER
NICDR0419(NIKA)
旧ユーゴ・スロヴェニア出身、エレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーした技巧派ジャズ・ロックを聴かせる彼らの76年1st。フュージョン・ブーム真っ只中の時期に、この武骨で緊張感みなぎる「これぞジャズ・ロック」なアンサンブル、痺れますなぁ。
GARY FARR
BIGPINK917(BIG PINK)
僕はこの曲をはじめて聴いた時、本気で涙腺ゆるみましたよ。リチャード・トンプソンが参加したコクと憂いと干し草の香りがする英フォーク・ロック屈指の名曲。個人的にはディラン『ブロンド・オン・ブロンド』収録の名曲と比べても遜色なし!
SHANGO
BIGPINK914(BIG PINK)
ビートルズやドノヴァンのカバーを含むナンバーを、陽気でピースフルなカリブ海テイストで演奏。米シングル・チャート入りした心地よさ100%の1曲目、そしてハマり過ぎな「Ob La Di Ob La Da」あたりが特に素敵。さすが米ポップス名門A&M産と言える逸品です。
BUDKA SUFLERA
5054197887383(WARNER)
23年作をリリースするなど現在も活動を続けるポーランドのプログレ・バンドによる75年作1st。「OMEGA+I POOH」と言えちゃいそうな名曲の1曲目、そしてエマーソンばりに鮮烈なモーグ・シンセが活躍する組曲形式の大作が聴き所!
IL SISTEMA
MMP561(MELLOW)
CELESTEのリーダーやMUSEOのギタリストが在籍したイタリアン・ロック・バンドと言えば?69〜71年に残された未発表音源が23年初リリース!キース・エマーソンばりの存在感で弾きまくるハモンドが痛快な、エネルギッシュで緊張感みなぎるアンサンブルが炸裂!
KARFAGEN
CM24034(CAERLLYSI MUSIC)
前作で見せたYES的なエッセンスをより消化し、CAMELの優美なメロディアスさ、TFKのハードさやスケールの大きさ、YESの疾走感・飛翔感を絶妙に取り入れて、見事にオリジナルな音として昇華しています。15作目にして集大成的サウンドを聴かせる24年作!
SERFS
BIGPINK900(BIG PINK)
ハモンドの名手Mike Finnigan在籍グループ。冒頭のソウルフルな「Like A Rolling Stone」が素晴らしくって、テンポを落としてエネルギッシュ且つ劇的に聴かせるアレンジ、叙情を帯びたソウルvo、そしてMikeのハモンドが聴きモノのナイスカバー!
NIEMEN(CZESLAW NIEMEN)
5054197737336(POLSKE NAGRANIA)
「ポーランド・ロックの父」とも呼ばれるNiemenが、全演奏を務め単独で作り上げた76年作。シンセやメロトロンをメインに駆使し、スペーシーかつトライバルかつ前衛的かつどこか物悲しさも漂わせる独特の音世界を創り上げていて、これは圧巻。傑作にして怪作!
VIGRASS & OSBORNE
BIGPINK909(BIG PINK)
変幻自在に鳴り響くオーケストラが印象的な哀愁たっぷりのサウンド、そして見事なヴォーカル・ハーモニーが堪能できる、上質なポップ・チューンが並びます。エルトン・ジョンとの活動で著名なゲイリー・オズボーン在籍の英ポップ・デュオ!
ODA
GTR132(GREEN TREE)
ツェッペリンのスピード感のみを抽出したようなスピーディー&アグレッシヴ&切れ味抜群のアンサンブルは、元祖HR/HMの有力候補!
LEGEND
BIGPINK902(BIG PINK)
数あるキーフ・ジャケでも最も地味な一枚かも。でも中身は「白いチャック・ベリー」Micky Juppによる卓越したギター、ヴォーカル、作曲センスがこれでもかと発揮されたブルース・ロック/パブ・ロック!
SAMURAI OF PROG
SCR1041(SEACREST OY)
シンフォ・ファンにはお馴染みの多国籍シンフォ・グループ、殺人事件の謎に迫る探偵の物語を描いた24年作!CAMEL/GENESIS影響下のファンタスティックなサウンドにvlnやfluがクラシカルな格調高さを加える、キャリア初期に回帰したような絶品シンフォニック・ロック!
KATHY SMITH
BIGPINK903(BIG PINK)
70年ワイト島フェスでの好演により頭角を現した、米女性SSW。優雅なヴォーカル、繊細で流れるようなメロディ、英Bridget St.Johnにも通ずるアシッド臭と優美さが良い塩梅のアンサンブル。管弦楽器による荘厳なアレンジも見事です。
VIIMA
VIMA003CD(VIIMA)
キャメルやエニワンズ・ドーターのファンは必聴と言える24年作!CAMEL彷彿の叙情的なサウンドを、透明度の高さと温かみが調和した北欧バンドならではの音使いで綴る絶品シンフォ。幻想のヴェールを靡かせるメロトロンも素晴らしい〜。
ABLUTION
PP163(PAISLEY PRESS)
QUATERMASSの2人John Gustavson&Pete Robinsonが北欧の凄腕たちと組んだ超絶ジャズ・ロック作!このテンションMAXで畳みかける凄まじい演奏、MAHAVISHNU ORCHESTRAファンなら「おおっ!」となるはず。
AMAROK
OSKAR1149CD(LYNX)
エレクトロニクスを主体に構築された重厚なプログレを聴かせる24年作7th。根底に変わらぬフロイド憧憬を感じさせつつも、エモーショナルなヴォーカル、スケール大きくも陰鬱で彼岸的なサウンドは、RADIOHEADにも通じている気がします。
BIG BIG TRAIN
19658834702(INSIDE OUT)
ベテランらしい悠然としたサウンドを土台に、ベテランとは思えぬ瑞々しい音使いがファンタジックに煌めく1曲目から、揺るぎなきBBTサウンドが展開されていて素晴らしい。落ち着いた温かみある表現とスタイリッシュさの塩梅が絶妙な新ヴォーカルもとても良いなぁ。
CHILD'S PLAY
PP166(PAISLEY PRESS)
最近のインディー・ロックかと思う脱力ジャケから、この目の醒めるような超絶技巧ジャズ・ロックが飛び出してこようとは。圧倒的なテンションと技巧で全編駆け抜けるピアノのパフォーマンスは驚愕モノです。
SMALL WONDER
BIGPINK883(BIG PINK)
これぞ隠れた名盤。LIGHTHOUSEやPRISMのメンバーが結成したカナダ人バンドなのですが、SAD CAFEやO BAND彷彿のフックに富んだメロディ、タイトでキレの良い演奏、華のあるコーラスワークなどをウエストコースト・ロック風の爽やかさが覆う、極上プログレ・ポップ!
MACROSCREAM
ALT063(ALTROCK)
クリス・スクワイアばりの硬質なトーンでゴリゴリとテクニカルに弾きまくるベースが要を担う、聴き手に先を読ませない緻密かつ奔放なプログレが痛快無比です。GENTLE GIANTファンにおすすめのイタリア新鋭24年作!
PASAJERO LUMINOSO
PASLU101VIR(VIAJERO INMOVIL)
南米ジャズ・ロックの注目グループ、待望の5th!美しいメロディを印象的に聴かせるパートとテクニカルに疾走するパート、その切り替わりがとにかく自然体で、リリカルな音使いのみならずこの演奏の「しなやかさ」もカンタベリー・ロックに通じる魅力です。
FABIO CINTI E ALESSANDRO RUSSO
AMS345CD(AMS)
イタリア出身のヴォーカリストとピアニストによるデュオで、名カンタゥトーレAngelo Branduardiの楽曲を独自の解釈で演奏した24年作。クラシカルなピアノの調べと慈愛をこめて歌い上げるヴォーカルが胸に迫る、珠玉のカバーが詰まった名品です。
CRAZY MABEL
BIGPINK895(BIG PINK)
HENRY COWに加入するGeoff Leigh在籍バンドの唯一作。ジャケは曲者感を漂わせますが、中身はブラスをたっぷり絡ませた骨太なブルース・ロック。ヘヴィかつスリリングなブルース・ギターと堂々たるサックスが共にリードを取るアンサンブルが実にカッコ良し!
MITEN (ANDY DESMOND)
BIGPINK905(BIG PINK)
骨太なブルース・ロックかハード・ロックが飛び出しそうなジャケですが、実際はこれぞ英国田園ポップ。ニッチ・ポップの米国憧憬部門でもトップクラスの出来映えですね。すご〜くマイナーな一枚ですが、泣ける名盤ですこれ。
BLACK SHEEP
AMPHONOTONES230(AMPHONOTONES)
後のFOREIGNERのヴォーカルLou Grammが在籍していて、「FREEの再来」と言われたアメリカのバンドと言えば?ポール・ロジャースにも匹敵する堂々たる歌いっぷりに痺れるなぁ!
METRO
BIGPINK807(BIG PINK)
名SSWダンカン・ブラウンが結成したモダン・ポップ・グループと言えば?10ccのような美しさと捻りを備えたオシャレなモダン・ポップと、SSW的ナイーヴさが溶けあったサウンドが魅力の1st。ボウイもカバーした「Criminal World」、名曲だなぁ。
CHRIS BRAUN BAND
CD197(GARDEN OF DELIGHTS)
堂々たる歌いっぷりに痺れる姉御なヴォーカルと、ハードかつ哀愁もたっぷりの演奏陣が繰り広げる絶品ジャーマン・ブルース・ハード!アコースティカルなパートを巧みに組み込むセンスにも唸らされます。
MOOD JGA JGA
BIGPINK908(BIG PINK)
元ゲス・フーのGreg Leskiwが結成したカナディアン・ブルース・ロック/カントリー・ロック・バンド。ブルースの渋み、ジャズの洒脱さ、カントリーの哀愁などが絶妙に調和した、ルーツ・フレイヴァー満点の旨味溢れるサウンド!
AXIS
OM71047(O-MUSIC)
ユーロ・ロックの傑作と言える73年作も素晴らしいですが、この71年1stも良いですよ〜。ゾンビーズ『オデッセイ&オラクル』にフォルムラ・トレのアルベルト・ラディウスが乱入したら!?って感じ!
TRK PROJECT (RYSZARD KRAMARSKI PROJECT)
LM231CDDG(LYNX)
刺激的なデジタル音響とメランコリックなシンセやオルガンが交差するオリジナリティ溢れるキーボード・サウンド、そしてもはやギルモア以上にギルモアっぽい心震わすギターソロ。ホメロス『オデュッセイア』にインスパイアされた23年作!
YESTERDAYS
YCD0005(YESTERDAYS)
現東欧屈指のシンフォ・バンド、デビュー直後07年ライヴ音源が23年初リリース!YES彷彿のただでさえファンタスティックなアンサンブルを、メロトロンやフルートそして2人の美声ヴォーカルが美麗に彩るサウンドは、ライヴでも変わらず感動を届けてくれます。
ARCHIE WHITEWATER
BIGPINK919(BIG PINK)
サイケ、ジャズ、ファンク、ソウルをごった煮にしたこの濃厚かつ洗練されたサウンド!これぞアメリカン・ロックならではのコクですよね?このニューヨークの9人組、素晴らしすぎる・・・。
I VIAGGI DI MADELEINE
MPRCD106(MICIO POLDO)
オルガンを主軸とする荘厳かつアグレッシヴなキーボード・シンフォは、これぞイタリアと言えるダイナミズムに満ちていて圧巻!御大リチャード・シンクレアがvo&bで参加したジャズ・ロック曲も必聴の出来栄えです。
IL SISTEMA
MMP559(MELLOW)
後にCELESTEやMUSEOで活躍するメンバーが在籍したバンド、69-71年録音の唯一作!クラシカルにもジャジーにも変幻自在なハモンド・オルガンを主役とするエネルギッシュで勢いのあるプログレは、Vertigoなどの英アングラ・ロックやクラウト・ロック好きにも響きそう!
MYLON(MYLON LEFEVRE)
BIGPINK872(BIG PINK)
ディラン「Girl From The North Country」のカヴァーはバンジョーなどの軽快な演奏にコクのあるヴォーカルが合わさり、カントリーながらソウルフルな仕上がり。本作もヴォーカルが素晴らしい!
KRAZY KAT
TA0005(TONE ARM)
ヒプノシスの唇ジャケで有名なCAPABILITY BROWNのメンバーによる後継グループなだけあって、美メロ&ハーモニー満載の極上モダン・ポップ!PILOTや10ccやBADFINGERやQUEENのファンには是非聴いてほしいっ!
POTEMKINE
FGBG5042(MUSEA)
MAGMA譲りの暗黒、MAHAVISHNU ORCHESTRAの向こうを張る演奏強度、そして繊細に音を描く芸術的感性を兼ね備えたユーロ・ジャズ・ロックの傑作。これは凄い作品...!
ARIEL
PP170(PAISLEY PRESS)
シカゴの知られざるトリオ・バンド、85年唯一作。部分部分でRASHだったりMAHAVISHUNUだったりU.K.だったりを彷彿させますが、この主張の強い各プレイヤー達がぶつかり合うようなスリリングで熱いアンサンブルは、何にも例えられない痛快さがあります。
JORGE SANTANA
BIGPINK859(BIG PINK)
ご存じカルロス・サンタナの実弟でギタリストのホルヘ・サンタナによる78年作。ラテン・ロックというと熱いイメージが先行しますが、本作は非常に軽やかで爽やか!夏にぴったりです☆
MORNING DEW
BIGPINK865(BIG PINK)
そんなカッコウじゃ、風邪をひいちゃうよ!?ジャケットにあるヌード・カップルのイメージから少しズレた、ファズ・ギターの効いた米カンサス、サイケ・ガレージ・バンド!グルーヴィなサイケ・チューンから、牧歌的フォーク・チューンまで幅広い作風が飽きさせません!
MATTHEW FISHER
BIGPINK812(BIG PINK)
前作を彷彿させる感動の美メロ曲をメインに、ごきげんスワンピーなナンバーも織り交ぜてロック色を強めた2nd。キーボードのみならずギターやハーモニカ演奏も披露するマルチ・プレイヤーぶりにも注目!
BILLY COX'S NITRO FUNCTION
BIGPINK870(BIG PINK)
ジミヘンのバンド・オブ・ジプシーズのベーシストが結成したトリオなんですが、ジミヘン直系のブルージー&コズミックなギターに、サイケな男女ヴォーカルが乗って、ベースがブイブイ唸る!ジャケはなぜかロジャー・ディーン!
FELT
GEM11(FLAWED GEMS)
パープルとツェッペリンが合体してサイケに接近したみたいなグループがなんとアラバマに!? そんでジャケットはまるでキーフみたいだって!?
DAVE LEWIS(DAVID LEWIS)
BIGPINK564(BIG PINK)
ANDWELLAを率いた名SSWによる78年作3rdで、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックをブレンドした極上メロウ・スワンプ盤。英国らしい憂いをたっぷり含んだメロディと歌声がたまんないなぁ。それにしても凄い才能...。
NIEMEN(CZESLAW NIEMEN)
5054197935893(WARNER)
変拍子の中を高速で疾走するスリリングなパート、AREAを彷彿させる民族色豊かなパート、メロトロンが鳴り響く荘厳なパートなどで一気に畳みかける、爆発的にテンション溢れるプログレッシヴ・ジャズ・ロック。「ポーランド・ロックの父」が放った傑作!
RAB NOAKES
BIGPINK899(BIG PINK)
STEALERS WHEELの結成メンバーにして、スコットランドが誇る愛すべきフォーク・ロックSSW。SWのポップさを受け継ぎつつ、SSW然とした哀愁やAOR的洗練も感じさせる堪らないサウンドを奏でます。トミー・アイアー&メル・コリンズも好サポート!
LAURA ALLAN
BIGPINK885(BIG PINK)
これほどの才能が全盛期にたった2枚を残したのみとは。J.ポーカロ/C.レイニー/R.マロッタ/J.ケルトナー/W.ワクテル/L.スクラー/B.ペインらが紡ぐAOR+カントリー・ロックなサウンドに乗る、しっとりシルキーヴォイスの歌声にうっとり。
RECREATION
FGBG2129(MUSEA)
ELP+GRACIOUS+アヴァンギャルドな実験精神!?ベルギーのマイナー・グループによる72年2nd、痛快に弾き倒すキーボード・ロックと、摩訶不思議なエクスペリメンタル要素が融合した、これぞ「アート・ロック」と呼びたい傑作!
MORNING
BIGPINK802(BIG PINK)
バーズが好き? そんで、デイヴ・メイスンやイアン・マシューズあたりのアメリカ憧憬の英フォーク・ロックが好き? でしたら、このアメリカのグループMORNINGは必殺ですぜ!美メロの金太郎!
ARNAUD QUEVEDO & FRIENDS
MP3352(MUSEA)
ZEUHL系にも通じるテクニカルで緊張感あるジャズ・ロックを土台に、カンタベリー・ロックやケベックのMANEIGEを彷彿させる芳醇でドリーミーなタッチを絶妙に織り込んだスタイルが唯一無二。チェロの深みある響きも良いなぁ。
WARA
RRP040(RETRO REMASTER PLUS)
格調高い管弦楽器と儀式めいたアグレッシヴなオルガン、エッジの効いたギターが絡み合う、ヘヴィかつミステリアスなシンフォニック・ロックが圧巻。これほどの作品が、73年のボリビアで生まれたとはっ!
KARFAGEN
CM22027(CAERLLYSI MUSIC)
CAMELのリリカルな幻想性とTHE FLOWER KINGS的ダイナミズムを合体させたようなスケール大きなサウンドは、相変わらず文句のつけどころのない完成度。アコーディオン系の楽器が軽快に踊り込む東欧ルーツを感じさせる民族エッセンスも見事な22年作!
LUMINARE
LM236CD(LYNX)
女性vo、ヴァイオリン奏者、フレンチホルン奏者を含む編成のポーランド新鋭デビュー作。クラシックにも通じた独自の美的センスが発揮された、エモーショナルかつスタイリッシュなサウンドが実に良いです。プログレというよりは「アート・ロック」と表現したくなる傑作。
KGB
CDLEM62(LEMON)
M.Bloomfield、FAMILY〜BLIND FAITHのベースR.Grech、CACTUS〜BB&AのC.Appice、後にAORシーンで活躍するヴォーカルRay Kennedyという布陣のスーパーグループ!これはクラプトン『スローハンド』に与えた影響も小さくないはず!
ORGANIC NOISES
LM166(LYNX)
アルメニアの伝統音楽とジャズ、ロック、クラシック、メタルを融合させた「コーカサシアン・エスノ・ジャズ・ロック」!?モダンに洗練されたアンサンブルと神秘的な民族音楽要素が違和感なく融合したサウンドが素晴らしいっ!
STRAPPS
GBR52048(GREAT BARRIER)
な、なるほど、「ポスト・ディープ・パープル」としてプロモーションされたのも納得なスピード感と切れ味。このオープニング・ナンバー「Down To You」、名曲だなぁ。
RICK MILLER
PPRCD120(PROGRESSIVE PROMOTION)
薄暗い森の奥で執り行われる謎めいた儀式を描写するような音像と、フロイド風の淡いヴォーカルの組み合わせが何とも雰囲気抜群。80年代初頭よりサントラ界で活躍したカナダのマルチ奏者/コンポーザーが放った24年作!
GOLIATH
BIGPINK897(BIG PINK)
どデカい吸い殻で巨人(ゴリアテ)を表現したジャケットも素晴らしい。サウンドは唾吐きフルートと線は細くもアグレッシヴな女性ヴォーカルを特徴とする、いかにも70年ブリティッシュ・ロック然とした気怠さが堪りません。
PANAMA LIMITED JUG BAND
BIGPINK904(BIG PINK)
69年にリリースされたこの名義での唯一作ですが、英国のバンドとはまず思えないコクと旨味がたっぷりのルーツ/ジャグ・バンド・ミュージックにびっくり。20世紀前半のアメリカ片田舎にタイムスリップしたような気分にさせてくれるノスタルジックで味わい深い一枚です。
MASAHIKO SATOH & SOUNDBREAKERS
DS07(DRONE SYNDICATE)
鬼才ピアニスト佐藤允彦をリーダーに、水谷公生、柳田ヒロなどニューロック期の代表的ミュージシャンらが参加した71年作。フリージャズに、お囃子やら戦前のラジオやら様々なコラージュを融合したサウンドは、もの凄いテンション!こりゃ、日本ジャズ・ロックの最高峰!
JOE BECK
BIGPINK906(BIG PINK)
スタン・ゲッツ、マイルス・デイヴィス、ギル・エヴァンスらのもとで活躍したジャズ・ギタリストと言ったら?アップテンポでノリの良い曲が多く、聴いていて気持ち良〜いアルバム。文句なしに格好良いです!
KYROS
WSCD9016(WHITE STAR)
目まぐるしく展開する中で、『90125』YESだったり、Peter Gabrielだったり、SCRITTI POLITTIだったり、DEPECHE MODEだったりと、いろんなグループの音が頭をよぎります。「シンフォニック・ロック+80sシンセ・ポップ」と言えちゃう英新鋭24年作!
MAGNESIS
FGBG5060(MUSEA)
フレンチ・シンフォの好バンド、「12月の情景」をコンセプトに描く23年作13th。異色のインストゥルメンタル・アルバムですが、GENESIS+CAMELなスタイルに少しPINK FLOYD的シリアスさを加えたような音世界があまりにも幻想的に響きます。
ERLEND KRAUSER
TREASURES(NNK)
ルーマニアの最重要プログレ・グループPHOENIXで活躍したギタリストの23年作。ジャズ/ニューエイジ/シンフォ等を複合した音作りをバックに、サンタナばりのパッションみなぎるプレイから優美に鳴らすアンディ・ラティマー彷彿のプレイまでを弾きこなすギターが素晴らしい〜!
NIEMEN(CZESLAW NIEMEN)
GTR120/CMP615(GREEN TREE)
ポーランドを代表するエネルギッシュなヴォーカリストと言えば? マハヴィシュヌのメンバーが参加した74年作の熱気とテンションたるや凄まじい…!ヤン・ハマーをドラムに回してオルガン/シンセ/エレピ/メロトロンを弾きこなす鍵盤奏者としての力量にも注目。
LEVIATHAN
AMS346CD(AMS)
音だけ聴けばまさかイタリアのバンドとは思わないだろう、英ポンプ・ロックそのものと言えるファンタスティック&ドラマティックなシンフォニック・ロックにびっくり。88年のデビュー作をリレコーディングした24年作!
PUBLIC FOOT THE ROMAN
GEM68(FLAWED GEMS)
初期ウィッシュボーン・アッシュを手掛けたデレク・ローレンスのプロデュース。メロディアスなツイン・リード・ギター、ファンタスティックなハモンド、こりゃ素晴らしい!ストーリーが浮かび上がるような素晴らしいアートワークは勿論ヒプノシス!
SKYWHALE
PP136(PAISLEY PRESS)
アルティ・エ・メスティエリ彷彿のスピードとテクニック、そしてカンタベリー・ロックに通じる柔らかくしなやかな音色使い...。両者が完璧に調和したこんな凄いジャズ・ロックがイギリスに存在したなんて。ずばり全ジャズ・ロック・ファン必聴作。
PHIL UPCHURCH (PHILLIP UPCHURCH)
BIGPINK898(BIG PINK)
クリーントーンによる微細なニュアンスの表現や流麗なメロディアスさを持ち味とするギタープレイが素敵だなぁ。ソウル・ジャズ&ファンクのグルーヴ感覚/フュージョン的爽やかさ/AOR的洗練味が調和した絶品インスト!
FOLKAL POINT
BIGPINK121(BIG PINK)
激レア盤がごろごろしている英国フォークにあって、特に名盤としてオススメできるニッチな一枚。瑞々しい女性ヴォーカルを擁した、初期フェアポートを素朴にしたようなほのぼのとしたサウンドがたまりませんねぇ。
AXIS
OM71046(O-MUSIC)
クリムゾン『リザード』に通じる静謐な気品、『太陽と戦慄』ばりのテンションみなぎる変拍子、そしてヘンリー・カウばりの狂気の室内楽的アンサンブル。極めつけは全面に出て主旋律を奏でるメロトロン!ギリシャのみならずユーロ屈指の傑作!
SAMMY
TA0014(TONE ARM)
QUATERMASSのドラマー、AUDIENCEのサックス、GINHOUSEのギタリストのグループで、プロデュースはジョン・ロードって、どんだけ英ロック好きのツボを押しまくれば気が済むの!R&Bからの流れも汲むグルーヴィー&ソリッドな音、最高だなぁ。
ROSS
BIGPINK635(BIG PINK)
英スワンプ・デュオRO ROで活動したシンガー/ギタリストと、INDIAN SUMMERのkey奏者らが結成したバンドって・・・マイナーにも程がありますが、内容はこれぞ英国ロックで素晴らしいですよ。WOSHBONE ASHがお好きなら是非聴いて欲しい。
INGER LISE
NACD385(NORSKE ALBUMKLASSIKERE)
ノルウェーの名女性シンガーにして当時のテリエ・リピダル夫人。ウキウキするような完成度の高いソフト・ロックが目白押しなのですが、テリエ参加曲では途端にジャジーで幻想的な音世界が広がって、その対比がまた見事。
SERFS
BIGPINK900(BIG PINK)
ハモンドの名手Mike Finnigan在籍グループ。冒頭のソウルフルな「Like A Rolling Stone」が素晴らしくって、テンポを落としてエネルギッシュ且つ劇的に聴かせるアレンジ、叙情を帯びたソウルvo、そしてMikeのハモンドが聴きモノのナイスカバー!
MIRROR
PP109(PAISLEY PRESS)
ジャケのセンスは良いのか悪いのか微妙ですが、イエスやフォーカスや北欧のカイパが好きなら、このオランダのマイナー・グループには「おおっ」と前のめりになっちゃうはず!
ETHOS
PP169(PAISLEY PRESS)
YESやGENESISからの強い影響をベースに、繊細かつ湿り気を帯びた英国的なサウンドを聴かせる米シンフォ。ジャケ・イメージに違わぬポップ・テイストを取り入れつつも、相変わらずのテクニカルでファンタジックな音世界が楽しめる77年2nd!
CHRONICLES OF FATHER ROBIN
KAR261CD(KARISMA)
EMPTY DAYS
ALT036(SIAE)
伊チェンバーの名グループYUGENのギタリストによるプロジェクト、これが虚ろなフィメール・ヴォーカル、メロトロン、そしてヴァイヴがこの世のものとは思えない幽玄なる美を演出するチェンバー・シンフォの大傑作!
GEPETTO
3426300103017(GEPETTO)
GENESIS、CAMEL、IQ、MIKE OLDFIELDら往年の英プログレへの憧憬に溢れつつ、フランスらしい劇的さやスパニッシュな情熱も盛り込んだシンフォ力作。25分+26分という大作主義にもニヤリ☆
SAMURAI OF PROG
SCR1045(SEACREST OY)
『コンチェルト・グロッソ N.1』やハンガリーのSOLARIS、ロシアのLOST WORLD BANDやLITTLE TRAGEDIESなども彷彿させる迫力満点のクラシカルなシンフォニック・ロック路線を繰り広げた、完成度の高い作品群を一気に楽しめるボックスセット!