はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
後にFOREIGNERのヴォーカルとして活躍するLou Grammが在籍したことで知られるNYのバンドによる75年作1st。「FREEの再来」と言われたように、Paul Rodgersを思わせるLouのヴォーカルが印象的で、重く気だるい雰囲気漂うブルース・ロックを聴かせますが、アップテンポな曲はBAD COMPANYを思わせるメロディアス・ハード。米ロック好きにも英ロック好きにもお薦めです。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
カケレコのユーザーさんにフォリナーのファンのかた、少ないと思います。ルー・グラムがどんなボーカリストなのか興味のないかたにとっても、このバンドは面白いはずです。だって米国ハードとはほとんど関係ないから。どこをどう間違ったのか、フリーやフェイセズを好きな米国人が何人か集まって本家より本家らしい音をつくってしまったとんでもない傑作です。
メンバーのファミリー・ネームから勝手に移民コミュニティで成立したバンドなのだろうと推測しています。ルー自身が、本名ルイス・グラマティコでイタリア系。驚くのがギターがコゾフ以上にコゾフであり、ドラマーがカーク以上にカークであること。最近グレタ・ファン・フリートという米国のハードロックが注目されていますが、それに似た奇跡であります。
このバンドの音を知らなかったら後悔していたでしょうね。