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オーストリア出身のジャズ・ロック/フュージョン・グループによる80年1stアルバム。フュージョン・タッチのシャープでテクニカルなアンサンブルに、時折アヴァンギャルドなドイツ語ヴォーカルが乗るスタイルが個性的な一枚です。ジャズそのものなプレイのリズム隊、鋭角的に切り込むスリリングなギター、浮遊感溢れるプレイからギターと渡り合う技巧的なプレイまでをこなすシンセ、控えめながらカンタベリーっぽいテイストも滲むサックスらが紡ぐ、メロディアスさと緊張感が絶妙なアンサンブルがまずもって絶品。個性的なのがナレーションのような語り調から突如叫んだりするアヴァンギャルドなドイツ語ヴォーカルの存在で、出番こそ多くないもののインパクトはなかなかのものです。ストレートなテクニカル・ジャズ・ロック/フュージョンと見せかけて、一筋縄ではいかないクセを備えた注目盤となっています。
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