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ヴォーカルやギターなどCAPABILITY BROWNの主力メンバーにより結成されたグループ。76年作1stと77年作2ndとをカップリングした2in1CD。美しいツイン・リード・ギターとドラマティックなコーラス・ワークによるポップ・プログレ、ヌケの良いギター・リフとキャッチーなメロディ&ハーモニーによるハード・ポップ、粘っこいファンキー・ロック、英国らしい憂いのあるメロディと流れるようなアンサンブルが胸にしみるフォーク・ロックなど、どの曲も印象的なメロディと味わい深いアンサンブルが絶妙な佳曲ぞろい。CAPABILITY BROWNのファンはもちろん、PILOTや10ccやBADFINGERやQUEENなどブリティッシュ・ポップのファン、ニッチ・ポップのファンはかなりグッとくるグループです。おすすめ
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レビュアー:Durangoさん レビューをすべて見る
Capability Brownはまさかの撃沈で、その後継グループによる本作もおそるおそる聴いてみたのですが・・、見事です。文句のつけどころのないブリティッシュポップであり、気の利いたアレンジと普遍的なメロディが最高のバランスで組み合わさっています。演歌調だったりファンキーだったりパブロック風だったりと曲想はそれぞれ異なるのですが、借りもの的感触が一切なく完成度の高いブリティッシュポップとして成立させているところに彼らの真の実力をみた気分です。おそらく前身グループの時から本質的には何も変わっていないのでしょうが、フォーマットを変えることで本来の持ち味がより引き出されたように思います。コーラスもこっちのほうが多彩だしバッチリ決まってますしね。正しくひと皮むけた進化形と言えます。ずばり名作。