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ルーマニア内のハンガリー人居住地域、歴史的にトランシルヴァニアと呼ばれる地方を出身地とするシンフォ・グループによる、23年リリースのライヴ・アルバム。デビュー作『HOLDFENYKERT』リリースに伴う07年ツアー中、ブダペストでのプログ・フェス「The MiniProg Festival」出演時のライヴ音源を収録しています。1stアルバムからのナンバーに、メンバーのソロ曲も交えた全10曲をプレイ。タイトで活きの良いリズム・セクション、淡いトーンながらも疾走感たっぷりにリードするギター、色彩豊かに響くシンセらが繰り広げる、YESからの影響が色濃く表れた芳醇なアンサンブル。それをメロトロンや可憐なフルートが幻想のヴェールで覆います。2人の美声女性ヴォーカルによる、ハンガリー語というのを忘れさせるほどにナチュラルな聴き心地の歌声も至上。1stアルバムでシンフォ・ファンを虜にしたあまりに美麗でファンタスティックなシンフォニック・サウンドは、ライヴにおいても変わらぬ輝きを放っていて聴き入ってしまうこと必至です。なおこのフェスには、彼らにとってバンド名の由来ともなったYESのオリジナル・ギタリストPeter Banksも参加しており、最終曲終了後には彼からバンドへの称賛の言葉も収録されていて、本ライヴ作品を劇的に締めくくっています。女性ヴォーカル・シンフォやフルート入りシンフォがお好きな方、そしてPeter Bnaks時代の初期YESがお好きな方には是非聴いていただきたい素晴らしいパフォーマンスです!
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