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ニック・ドレイクから出発する深遠なる英国SSW探求ナビ

ニック・ドレイクの1stから出発し、英ルーツであるトラッドに根ざした透徹さとイギリスらしいメランコリーとが深遠な音世界を描くSSWを探求してまいりましょう。

NICK DRAKE

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沈鬱さとリリシズムとが同居したメロディとヴォーカル。絶妙にサポートする、リチャード・トンプソン、ダニー・トンプソンのバッキングと、ロバート・カービーの荘厳なストリングス。リリース時に正当に評価されていればなぁ・・・。

VAN MORRISON

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アイリッシュの荒涼とした風景が目に浮かぶ繊細さと黒人のソウルとが結びついた力強くも透き通ったヴォーカル・・・録音当時20代前半とは到底思えない深み。「アイリッシュ・ソウル」と言われるサウンドを確立した傑作。

KEITH CHRISTMAS

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このオープニング・ナンバー。ニック・ドレイクとヴァン・モリスンとクリムゾンが一緒になったような超絶的な名曲ではないか・・・。

NIGEL MAZLYN JONES

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トラッドに根ざした透徹さ、ニック・ドレイクにも通じる優雅さ、陰鬱なるアシッド風味が一体となったサウンドは、ただただ深遠・・・。モノクロのジャケの通りにどこまでも引きずりこまれる英SSW逸品。

PAUL KORDA

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ちょっとアシッド臭のあるハイ・トーンとソウルフルな歌唱がたまらないなぁ。クリス・スペディングやアンディ・ロバーツたち腕利きのサポートもさすがにいぶし銀の光を放ってるし。英SSW逸品ですね。

ALAN JAMES EASTWOOD

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「ド」がつくマイナーな英SSW作ですが、なにこの素晴らしさ!英国らしいジェントルな叙情美、ルーツ・フレイヴァー、アシッド臭のバランスが絶妙じゃない!

PISCES(Richard Digance)

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後にソロ・シンガーとして活躍するRichard Digance率いるグループによる71年唯一作。9曲中の7曲をRichard Diganceが作曲していますが、気品に満ちつつも牧歌的な温かみがある英国らしく楽曲は英フォーク/SSWのファンはたまらないでしょう。

NIC JONES

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82年の不慮の事故によって、その素晴らしいミュージシャン活動に楔を打ち込んでしまった、不世出の英フォーク・シンガー。英国において、『FOLK ALBUM OF THE YEAR』をも獲得した名作。

STEVE ATKINSON

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いかにもブリティッシュと言える気品に満ちたヴォーカル、叙情に溢れたメロディ、凛と紡がれるアコギ爪弾き、流れるようなチェロやリコーダーなど管弦楽器の調べ、幻想的なフィメール・ヴォーカルのコーラス。マイナーな81年作ですが、絶品と言える名品。

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在庫一覧

  • ALAN JAMES EASTWOOD / SEEDS

    ジェントルな叙情美、ルーツ色、アシッド臭のバランスが絶妙な崇高な英SSW逸品、71年作1st

    イギリスのSSW、71年作の恐らく1stアルバム。ポンポンと素朴に奏でられるアコギ、たゆたうようにジェントルな歌声に和んでいると、瑞々しく艶やかなストリングスが入ってきて「おおっ」。流麗なメロディも絶品で、クリフォード・T・ワードあたりに通じる美しさと気品。オープニングの1、2曲目ですっかりヤられました。その後もほの暗い幻想美に包まれたちょっぴりアシッド/サイケ・フレイヴァーな曲あり、ハープも入ってブルージーな弾き語りあり、女性コーラスがアーシー&スワンピーな曲もあり、英国らしいジェントルな叙情美、ルーツ・フレイヴァー、アシッド臭が絶妙にバランスした崇高なサウンドがこれでもかと続きます。「ド」がつくマイナーっぷりですが、これは素晴らしい作品。名作ですよ〜。

  • PAUL KORDA / PASSING STRANGER

    シンガポール出身、ミュージカル『ヘアー』にオリジナル・ロンドン・キャストとして出演した英SSW、透明感と緊張感みなぎる71年作、クリス・スペディング、アンディ・ロバーツ、ドリス・トロイなどが参加

    VINEGAR JOEの前身バンドDADAにも参加した英SSW。71年の1stソロ。Chris Spedding、Andy Roberts、Ray Russell、Madeline Bell、Doris Troyなど豪華ミュージシャンが参加。タイトなリズム隊をバックに、かきむしられるアコギ、芳醇なトーンのメロウなギター、グルーヴィーなオルガン&ピアノがグイグイと聴き手に迫る楽曲から、美しい陰影を描くアコギのアルペジオに透明感のある流麗なメロディとハーモニーとたゆたう楽曲まで、とにかく楽曲&アンサンブルが絶品。そして何より素晴らしいのがヴォーカルで、ちょっとアシッド臭もあるハイ・トーンが魅力の時にソウルフルで時にハートウォームな歌声はかなりの存在感。牧歌性や土臭さはなく、透明感と緊張感で全体が支配されているのは彼のヴォーカルの力でしょう。ヴァン・モリソン『アストラル・ウィークス』あたりのファンはこちらも是非!

    • AIRAC1170

      紙ジャケット仕様、06年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2730

      盤質: | 未開封

      状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |

      帯有

  • PISCES / PISCES

    ソロとして活躍するSSWのRichard Diganceを中心とする英フォーク・グループ、71年唯一作

    後にソロ・シンガーとして活躍するRichard Digance率いる男性SSW3人によるブリティッシュ・フォーク・トリオ。71年の唯一作。9曲中の7曲はRichard Diganceが作曲していて、気品に満ちつつも牧歌的な温かみがある英国らしく楽曲はブリティッシュ・フォーク/SSWのファンはたまらないでしょう。他2人が1曲ずつ曲を提供していますが、これがまた素晴らしいのが特筆。オープニングを飾る「Bright New Morning」はイアン・マシューズやヘロンのファンにはたまらない牧歌的でいてポップなフォーク・ロックだし、4曲目「Jack Olegs」はリチャード・トンプソンを彷彿させる渋くも芳醇なトラッド・ナンバーだし、アルバムの中で絶妙なアクセントとなり、アルバムのクオリティを高めています。美しい名品です。

  • VAN MORRISON / ASTRAL WEEKS

    ワーナー移籍後第一弾となる68年作、「アイリッシュ・ソウル」と言われるサウンドを確立した代表作

    イギリスに属する北アイルランドはベルファスト出身。ゼムで活動した後、渡米。67年のソロ・デビュー作の後、ワーナー・ブラザーズと契約し、68年にリリースされたのが、本作2ndです。バックにはジャズ・ミュージシャンを起用。ジャジーなダブル・ベース、ジャケのイメージ通りの神秘的なフルートやヴァイヴなど、彼らとの奔放なジャム・セッションの中で生まれた、ジャズやソウルをブレンドした芳醇なアンサンブルが印象的。アイリッシュの荒涼とした風景が目に浮かぶ繊細さと黒人のソウルとが結びついた力強くも透き通ったヴォーカルもまた魅力で、深みのある表現は、録音当時20代前半とは思えません。「アイリッシュ・ソウル」と言われるヴァンのサウンドが確立したスケールの大きな傑作。

    • WPCR601

      定価1748+税

      盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷

      状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |

      帯有

      帯中央部分に若干色褪せあり

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