CHAPAレーベル第一弾バンド、78年発表の第2作より。キーボードを中心とした繊細で美しい場面と、アグレッシヴなギターが加わって展開されるテクニカルなアンサンブルとがバランスよく配されたドラマティックな一曲。南米プログレに通じる豊かな詩情が香ってきます。
CHAPA第二弾バンドによる80年作。典雅なシンフォニック・サウンドで幕を開ける本曲ですが、スパニッシュ・ギターに導かれジャジーな陰影を湛えたソロの応酬を繰り広げます。同郷スペインのジャズ・ロック・バンドICEBERGを彷彿とさせるほどのスリルが堪能できる名曲!
CHAPA移籍後に発表された79年作より。ドスの効いたヴォーカルが強烈な印象を残すスピーディーなハード・ロックを展開。アクの強いヴォーカルに耳が行きますが、スリリングなオルガン&ギターに加え運動性の高いベースなど、アンサンブルも相当にテクニカル。
スパニッシュ・プログレを代表するバンドの一つ。78年1st。重厚なリズム隊の上をメタリック・ギターと金切ヴァイオリンがスリリングに疾走する、手に汗握るアンサンブルが素晴らしいへヴィー・シンフォの傑作。同時期の英米のプログレ名盤と比較しても聴き劣りしない完成度。
ASFALTOの元メンバーにより結成されたプログレ・バンド、79年デビュー作より。アコギを基調としたたおやかなサウンドにオルガンとドラマティックなギターソロが彩りを添えるフォーキーなプログレ。スパニッシュ特有儚く切ない叙情味が見事に描き出された珠玉の一曲です。
79年作より。テクニックは抜群、そして緻密でいてダイナミックにも展開するアンサンブルは、スパニッシュ・ジャズ・ロックの代表格ICEBERGと並びワールドワイドな評価を得るに足る存在感を示しています。
スパニッシュ・シンフォと言えば真っ先に名が挙がるであろう名バンドによる79年作。意外とヘヴィーなリズム隊、熱っぽく舞うフルート、端正なクラシカル・ピアノによる、ほとばしる叙情が見事なこのオープニング・ナンバーを聴くだけでも、名盤としての風格を感じることができます。
TORIANA、GRANADAに通じるアンダルシア色を持つシンフォ・バンドによる79年作。テクニカルなスパニッシュギターを筆頭にスピーディーなアンサンブルで聴かせる前半、味わい深いヴォーカルを中心に哀愁のシンフォニック・ロックを展開する後半と、アンダルシアの情景をありありと伝えてくれる一曲。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
78年作の1stアルバム。荒れ狂うフルート、スリリングなヴァイオリン、重厚なメロトロン、圧倒的にヘヴィなギターが休むことなくバトルを繰り広げるアグレッシヴなプログレッシヴ・ロック。混沌とした中にヴァイオリン&フルートの叙情的なフレーズが立ち上がる瞬間など、押し一辺倒ではない構成力も抜群。スペイン・ロックを代表する傑作。オザンナ「パレポリ」が好みの方は必聴!