MAGMAのメンバーであったBernard PaganottiとPatrick Gauthierが結成した、MAGMAの76年作である「UDU WUDU」収録曲をバンド名に冠したZeuhl系の個性派ジャズ・ロックグループ、78年唯一作。その内容はMAGMAのサウンドを独自に再構築した、まさに直系のサウンドとなっており、即興も巧みに取り入れながらBernard Paganottiの偏執的なベースとPatrick Gauthierのミニマルな反復が圧迫感を持って迫ってくる名盤です。もっともMAGMAほどエキセントリックな構成ではなく、MAGMAのサウンドとストレートなジャズ・ロックの融合を図っており、充分個性的ながらもMAGMA系の中では比較的耳に馴染みやすい作品となっています。