AACD056(AUDIO ARCHIVES) 【2010年発売CD】
ボーナス・トラックとしてデモ音源2曲収録。
ずばり70年代ブリティッシュ・ロック・ファン必聴の激レア発掘音源!とめどなく溢れる叙情美とバーバラ・ガスキンを彷彿させる女性ヴォーカル。グッときちゃいますよ〜。
70年代半ばに録音されながらお蔵入りとなった激レア発掘音源。オリジナル・マスター・テープからの再発盤。英国らしい叙情性が胸を打つ美しいメロディ、そしてしっとりと歌い上げるハイ・トーンの女性ヴォーカル。ライナーにはバーバラ・ガスキンを彷彿とさせると書いてありますが、確かにその通り。歌メロの裏で泣きのフレーズを紡ぎつづける歌心満点のギター、くすんだトーンのいかにもブリティッシュなオルガン。タメの効いたリズム・チェンジでドラマティックに彩るアレンジも見事。1曲目の「Golden Age」から名曲で、溢れ出る叙情美にグッとこないブリティッシュ・ロック・ファンはいないでしょう。リリカルな前半から後半に向けてスピード・アップしながら一気に畳みかける展開の中、どんどんとヒートアップする止めどないメロディアスなギター・ソロに拳を握りしめること間違いなし!2曲目は一転して優美なフルートが導く神秘的なフォーク・ロック。こちらも絶品。この1・2曲目は英ロック・ファン必殺と言える出来映えです。マスター・テープの状態のためか高音が割れ気味の音質が若干残念ですが、それをおぎなって余りある素晴らしい楽曲。英ロック/プログレ・ファン、是非、聴いてみてください!
MARIE CELESTE/AND THEN PERHAPS
71年にライヴ会場を中心に50枚限定で配られたという正真正銘の激レア作品、ずばり英国フォーク3美神に引けを取らない逸材!
1,990円(税込2,189円)
このサウンド、ずばり「アルティ・エ・メスティエリ meets カンタベリー・ロック」!77年リリース、驚くほどハイレベルな英ジャズ・ロックの名作!
2,390円(税込2,629円)
英国的叙情に溢れた幻のグループ、70年代初期の発掘音源集
スピーディー&アグレッシヴな展開が魅力の英ハード・ロック、73年の発掘音源
バーミンガム産アンダーグラウンド・ハード、叙情的なツイン・ギターをフィーチャーした73年発掘音源
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一見さん、お断り?!お勧めはブリティッシュ・ロック&ブログレ・マニア(6 拍手)
F.Greenさん レビューをすべて見る
1、2曲目とそれ以降とでは、別バンド?というくらい曲調に変化があります。確かに、1、2曲目は絶品。ブログレの視点で見ても、いいとこいってます。しかし、3曲目以降は・・・。う〜ん・・・。3曲目はB級ヘヴィメタル、それ以降はB級ハード。それも、ありきたりすぎで、
さほど聴くべき点はありません。何と言っても、最初に魅了してくれた女性ボーカルがない!これは辛い!3曲目以降で私が、まともに聴けたのは6、8曲目だけでした。
70年代という時代を考えると、楽器の性能、録音状況など、現代とは比べ物になりません。ましてやメジャーでの録音だとは思えないので、アレンジも含め、素晴らしいレベルのものだと思います。それから、マスターテープの保管も悪かったのでしょう(有名バンドやないんで仕方ないですね)、音質は、かなり悪いです。諸々、差し引いて・・・。冒頭の2曲のために投資できるかどうか(正直なとこ、私はその2曲のためでも買って良かったと思うてます)!やっぱり、ブリティッシュ・ロック&ブログレ・マニア!でしょうなぁ。初心者は、要注意です。メインストリームを一通り聴いたうえで、たどり着いてください。
竜頭蛇尾の怪作(5 拍手)
EFBkg5RF7さん レビューをすべて見る
ジャケットからでは判断しずらそうなので、参考になるかわわかりませんが、自分が聴いた中での感想をお伝えしようと思います。
私は、一曲目に全てが集約されている作品だと捉えました。
一曲目の創りが良く練られていて、以降の曲は良いとも悪いとも言えない作風だと思いました。
寧ろ、一曲目をよくデモ音源より昇華させてくれましたと、思います。男女ボーカルのようですが、もっときちんと聴かせて欲しかったかなという気がします。厳しい言い方をしてしまえば、あまり上手に聞こえません。ただ、曲によってはハード調のものもあり、飽きさせない工夫として、それはそれで良かったとも思います。
全体的な見方をしてしまえばこのような評価になってしまいます。ただ、好みの問題もあるかとは思いますので、一個人の単なる感想と思っていただければ幸いです。