天才エレクトロニクス奏者、ヴァンゲリスとイエスのリード・ヴォーカリスト、ジョン・アンダーソンは70年代末から90年代にかけて4枚の共演作を残しているが、本作はその4作目となる91年作。彼らの共作の中では最もポップでメロディアスな小曲主体の作風となっており、歌物としての魅力と雄大で深みのあるインスト世界が融合した独特の世界観はやはり別格。(レーベル・インフォより)
MOODY BLUES/EVERY GOOD BOY DESERVES FAVOUR
最古のプログレ・バンドとされる英国の名グループ、全米2位/全英1位を獲得した文句なしの代表作71年6th!
490円(税込539円)
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1. ヴィズダム・チェイン |
2. ページ・オブ・ライフ |
3. マネー |
4. ジャージー・ボックス |
5. ガーデン・オブ・センシーズ |
6. イズ・イット・ラヴ |
7. ライト・ア・キャンドル |
8. グッド・フレンド・オブ・マイン |
9. シャイン・フォー・ミー |
10. 守護聖女 |
11. はるかなる旅路 |
12. リトル・ギター |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な圧痕あり
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ふたりの相性はとても良い!(2 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
イエスのジョン・アンダーソンとアフロディテス・チャイルドのキーボード奏者で映画音楽も数多く手掛けているヴァンゲリスによるプロジェクトの4作目。
ヴァンゲリスはイエス加入が噂されたこともあったし、ABWHの「閃光」では共作者としてもクレジットされている。
一方でジョンはヴァンゲリスのアルバム「天国と地獄」にヴォーカルとして参加して美しい歌声を聴かせており、ふたりが一緒に音楽制作することは自然な流れだったのではないかと思う。
ジョンはその時に興味がある音楽をアルバムとして成立させてしまう幅広さがあるけれど、本作ではヴァンゲリスが奏でるヒーリング・ミュージックやニューエイジ・ミュージックのようなサウンドにジョンのクリア・ヴォイスがとても良くマッチしている。
それでいながら間奏部分などには、やはりヴァンゲリスらしい音色を聴くことが出来るところはさすが。
コンパクトにまとまっていることもあって、共作であることを意識せずに聴いているとジョンのソロに近い印象はあるが、ふたりの魅力が集積されていて、どちらのファンも裏切ることはないと思う。
作品ごとに少し印象は異なるけれど、個人的にはどれも好きなアルバム。
昨年ヴァンゲリスが他界してしまい、新アルバムが発表される可能性がなくなってしまったことはとても残念だ。