NAR1(NAR) 【97年発売CD】
Pauline Filbyはもっと評価されるべき女性ヴォーカル&ソングライターですよね。演奏も良くって、溢れるメロトロン、きらめくハモンド、ゴリゴリのベースがグッとくる〜。
69年にソロ作もリリース(ゴードン・ギルトラップ参加!)していた女性SSWのPauline Filbyを中心に、後にAFTER THE FIREを結成するギタリストのJohn RussellとKey奏者のPeter Memory Banks等で結成されたバンド。ハイ・トーンの可憐なPaulineのヴォーカル、フックに富んだ流麗なメロディを活かしたブリティッシュ・プログレが印象的。アンサンブルで特筆なのが、ムーディー・ブルースばりに止めどなく溢れ出るメロトロン。イエスのクリス・スクワイアばりのゴリゴリ感で疾走するベース、アルペジオやカッティングなどリズムを中心に歌に寄り添ういぶし銀のエレキ・ギターも安定感抜群です。曲によってはメロトロンではなく、グリーンスレイドばりのメロディアスなオルガンが溢れて、これも絶品。気品あるフォーク・ロックも魅力で、キラキラと輝く陽光のようなリコーダーの調べ、柔らかにリリシズムをつむぐピアノに心あらわれます。ルネッサンスのファンはきっと気にいるでしょう。
DARRYL WAY'S WOLF/SATURATION POINT
74年作2nd、ウェイのヴァイオリンと名手エサリッジのギターによる圧倒的にテンションみなぎるアンサンブル!英国プログレの傑作!
1,090円(税込1,199円)
秋晴れにぴったりの英ポップ、キャッチーなプログレをセレクト!
気持ちのいい秋の空にぴったりのニッチ・ポップやキャッチーなプログレを世界中からピックアップ!
世間ではあまり知られていないが、聴いたら思わず涙がホロリ、もしくは嗚咽をあげて泣きむせぶ、そんなロックの隠れた「泣ける名曲」を紹介。お相手は、叙情メロディとネコをこよなく愛する音楽ライターの舩曳将仁。
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