FPR29009(FOOTPRINT) 【2007年発売CD】
デジタル・リマスター。
髭モジャルックスのジャケからはむさ苦しいブルース・ロックとかかな?と思いますが、ファンキーなグルーヴ感も備えた洗練のジャズ・ロックが流れてきてビックリ。この「My Favorite Things」、カッコいいなぁ。
アメリカ出身、キーボード、ギター、ドラムによるトリオ。72年の2ndアルバム。基本は1stの延長線上のグルーヴィーかつメロウなジャズ/ファンク・ロックですが、シャープさを増したドラムと流麗なエレピのせいか、かなり洗練された印象。メロディアスなパートでの端正なストリングスや格調高くリリカルなピアノも印象に残ります。ジャケットの髭モジャからは想像できない心洗われる逸品。
FREE CREEK/MUSIC FROM FREE CREEK
英米超豪華メンバー参加の68年録音スーパー・セッション盤、クラプトン、ジェフ・ベック、キース・エマーソン、ドクター・ジョン、ハービー・マンデルなど豪華ミュージシャンが参加
2,500円(税込2,750円)
【改訂】夏を先取り!?カケレコ的ファンキー・ミュージックを探求〜哀愁のファンク編〜
70年代から起こったファンク・ムーヴメントはもちろん英国にも伝搬。黒人たちのエネルギッシュなファンクに憧れつつも、どこか繊細さが出てしまう…そんな愛すべきファンキー・ミュージックをご紹介してまいります。
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Maduraの2ndアルバム(5 拍手)
激石大好きさん レビューをすべて見る
73年発表の2nd。プロデューサーは前作と同じJ.W.Guercio。Backing VocalsのクレジットにHumble PieなどでおなじみのThe Blackberriesの名前が。
十曲中五曲がカバーと1stに比べ割合が増えましたが、そのほとんどがインスト。逆に自作曲は歌ものが多いです。1stではブラスやストリングは一部での使用でしたが、このアルバムでは結構な割合で導入されています。そのせいか、ギターソロやキーボードソロの派手さは減ってしまったような。その分、歌ものとしてのコンパクトさでは本作が上だと思います。ストリングやブラスのパートもベッタリとしたしつこい感じがなく、違和感はありません。オフィシャルのMySpaceで"Firat Time" "Strange Lee"が視聴可能。"Livin' In America"(作曲クレジットはMadura, J.W.Guericio, Terry Kath)や"If You Got The Dime"なんかも是非聴いてもらいたいです。