70年代から活躍するハンガリーを代表するプログレ・グループ、08年作。シンフォニックなキーボードを軸に、優美なリコーダーやフルート、哀愁溢れるヴァイオリンが舞い上がるパートは言葉を失う美しさ。そこにクラシカルなタッチのメタリックなギターがダイナミズムを注ぎます。アコースティックな管弦楽器とメタリックなギターが全く違和感なく同時に鳴らされ、鮮やかでドラマティックなアンサンブルで聴き手を終始圧倒。すべての音に力がみなぎっています。演奏の振幅がもの凄いです。ノスタルジックかつ鮮烈!シンフォニック・ロックの傑作です。
ハンガリーが誇るシンフォ・グループ、94年作、「ELPフォロワー数あれど、これ程までにエマーソンのプレイに肉薄したグループがかつて存在しただろうか?」(帯より)
ハンガリー出身、90年代以降の東欧を代表するプログレ・グループ、96年リリースのクラシカル・シンフォニック・ロック大傑作!
ハンガリー、メロトロンとフルートをこれでもかとフィーチャーした必殺シンフォニック・ロック!06年作
ハンガリー、管弦楽器が鮮やかに舞う壮大なシンフォニック・ロック!2010年作
過去から未来まで!?タイトルに西暦が付いているアルバムを集めてみました。
時に優雅に時にエネルギッシュに舞うヴァイオリンをフィーチャーした世界の新鋭プログレを特集!
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コルモランの新境地が素晴らしいです!(8 拍手)
アズマ・シローさん レビューをすべて見る
ひと言でいえば壮大なロック交響詩だと思います。
ボーカルがないのも効果的で民族的な味も損なわず、哀愁あるメロディにヴァイオリンが舞い、ピアノが踊り、時にはフルートやギターが泣いて、また曲により重量感ある音が洪水のように押し寄せてきて素晴らしく感動します。
IONA WITH THE ALL SOULS ORCHESTRA「WOVEN CORD」を聴き終えた時の興奮再びです。
美しくも哀しく盛り上がり儚く終わる、まるで人生組曲の様。(5 拍手)
さん レビューをすべて見る
それはまるで求道者の如き鬩ぎ合う無数の音、飛翔するギター。ドラムが加わるとコンセプト作の意図が見え美声女性が悲愴感を描写し出口の中々見つからない男と女の愛の迷路を彷徨うかの曲構成にどんどん引き込まれていく。MAGMAやCRIMSONの持つ緊張感と別次元のほど良いテンションが落ちない。これは凄いです。
己の生命力なるリビドーに逆らうなと大自然のさなかで各楽器が三昧状態を味わいながら演奏してる風に聞こえる。又質と量を兼ね備えていて、私にとってKORMORANとの最初の邂逅でした。次の作品も触れてみたいです。カケハシ レコードさんどうも有難う。
素晴らしい!!
相変わらず濃い(4 拍手)
J@manさん レビューをすべて見る
コルモラン節とでも言いましょうか独特な流れです。
いつもながら大量生産にも係らず内容が濃いのはコルモランならではです。
盛り上がりと言い泣きと言い‥
キット、頭の中はコルモラン節が渦巻いているのでしょう。凄い‥