00年結成、ペルー出身の新鋭プログレ・バンド、13年作。ギターとシンセがスリリングに絡み合うヘヴィ・プログレに、アンデスの伝統楽器を使用したアンデス音楽/フォルクローレ・エッセンスを融合させた個性的なサウンドが持ち味。硬質なギターを軸に重厚に展開するパートでも、サンポーニャやケーナといった笛楽器の哀愁たっぷりな音色が遠くアンデスの山々を想起させるのがなんとも素晴らしい。アプローチとしては同郷ペルーのFLOR DE LOTOに通じます。母国の伝統を重厚なプログレへ違和感なく持ち込んだ見事な逸品!
ハンガリー、管弦楽器が鮮やかに舞う壮大なシンフォニック・ロック!2010年作
アルメニア伝統音楽 meets ジャズ・ロック!?ポーランドを拠点とするエスノ・ジャズ・ロック新鋭、圧巻の19年デビュー作!
インドネシア出身、驚異的なテクニックと見事なアレンジ・センス、辺境シーン屈指の実力派バンド!
インドネシア産ガムラン・ジャズ・グループKRAKATAUのキーボーディストによる18年ソロ作、ガムランやインドネシアの民族音楽と洗練されたフュージョンを融合させたエキゾチックかつ美麗なジャズ・ロック/フュージョン作
民族音楽のエッセンスを巧みに取り入れて自分たちだけの音楽性を築き上げている新鋭グループたちを見てまいりたいと思います!
netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第37回 SUPAY / Senales (Peru / 2013)
「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!
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