直輸入盤、解説帯付き仕様、ボーナス・トラック1曲、定価2600+税。
後にユーライア・ヒープを率い、70年代の英ロックを華麗に疾走するケン・ヘンズレーが在籍しているグループですね。まだまだ「Sgtペパーズ」以降のサイケ・ポップを引きずっていますが、カラフルさはなくオルガンのトーンなどミスティックな気品があるのが69年的。
後にURIAH HEEPで活躍するKey奏者、Ken Hensleyが在籍していたグループ。69年作の2nd。メロトロンとハモンドをフィーチャーした、サイケデリックかつプログレッシヴな響きに溢れた好盤。
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またしてもハードロックの起源が明らかに(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ゴッズはレコード・デビューする前に形態を3度変えています。ヘンズレーのほかのメンバーは、
1 ミック・テイラー、ジョン・グラスコック、ブライアン・クラスコック
2 ジョン・コナス、ポール・ニュートン、リー・カースレイク
3 ジョン・コナス、グレグ・レイク、リー・カースレイク
この段階を経て、ポール・ニュートンが戻って録音されたのが、ファーストとこの盤です。ヒープのリスナーは、バンドの中心がヘンズレーであることを知っています。ヒープのデビュー時のメンバーはすでに揃っていたわけです。
彼らがビートルズに影響受けたサイケ・バンドであることが明らかになります。わたしはビートルズのあと、ピンク・フロイドとヒープのユーザーになるんです。自分の耳の確かさと言いますか、頑固さに気づきます。ほんとゴッズの音はビートルズにそっくりです。ディープ・パープルもビートルズのカバーから出発していることを考えると、案外ビートルズはハードロックのインキュベーターかも知れません。2024.10.26