WOU1006(WOUNDED BIRD) 【2002年発売CD】
クリス・ヒルマン、リッチー・フューレイ、J.D.サウザーの3人によるCSNにも匹敵のスーパー・グループ!もう一曲目の「Fallin In Love」を聴いて心踊らないフォーク・ロック・ファンは居ないでしょう!
BYRDS〜FLYING BURRITO BROTHERSのChris Hillman、BUFFALO SPRINGFIELD〜POCOのRichie Furay、EAGLESと交流を持ち、後にソロとしてブレイクするJ.D.Southerの3人によるスーパー・グループ。もう一曲目の「Fallin In Love」を聴いて心踊らないフォーク・ロック・ファンは居ないでしょう。メロウでかつヌケが良いキャッチー過ぎるメロディ、完璧なハーモニー、タイトなアンサンブル。もう笑いが止まらないほどにキャッチー!3人ともソングライターとして超一流で、キャッチーかつ深みもあるメロディはさすが。アメリカらしくヌケの良いフォーク・ロックの名作。
70年発表、プログレと言えばこのジャケ!A面の大作、B面の小曲集ともに美しく気品ある佇まいの名曲で固められた傑作
クラプトンやジョージを虜にしたアメリカン・ロック史上に輝く金字塔、68年1st
リプリーズ移籍後第一弾、各メンバーが充実の佳曲を提供した70年リリースの大傑作!
THE BYRDSとともに米フォーク・ロックの礎を築いた名グループ、67年の傑作2nd
フックに富んだキャッチーなロック・チューンを満載した圧巻の71年作!
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングを起点に、各国の哀愁漂うフォーク・ロックをピックアップ!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
体が揺れ出し、ついいっしょに歌ってしまう(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
サウザー、ヒルマン、フューレイともカントリー風味を得意とする人たちなので、アコギとコーラス大会になるかと思いきや、骨太のロックンロールを聴かせる名盤と思います。CSNYの二匹目のドジョウという言い方もされるプロジェクト。でもCSNYとの何よりの違いは、メンバーの対立や緊張感がないところ。クロズビーやニール・ヤングのように何を出してくるか判らないやりにくさはなかったはずです。サウザー、ヒルマン、フューレイともメロディを書く達人らしく、いい曲を持ってきています。
コーラスやアレンジが巧みなのは予想つきますけれど、意外にハードなギターが随所に出てきます。この三人に加えてマナサスのアル・パーキンスがいるので、いくらでも弾き倒せたと思います。マナサスと言えば、ポール・ハリスのハモンドも唸っていて躍動感を与えています。いつでも上手いジム・ゴードンと合わせてバックの興奮度はCSNYより上です。だから爽やかさだけでない躍動を感じるのですね。サウザー作の「ハートブレーカー」、ヒルマン作の「ライズ・アンド・フォール」は、カントリーとロックが融合した名曲です。ルーズで派手でとてもよろしい。アメリカっていいな、と思ってしまうカタルシスです。2024.03.25