紙ジャケット仕様、レーベルカード・ポストカード・内袋付仕様、定価2500+税。
ビートリッシュな英ポップが好き?ミレニアム『ビギン』も好き?なら、このオーストラリアのデュオが英国に渡り録音した68年作は必聴ですよ〜。
米オハイオ生まれで、オーストラリア育ちで、80年代にはオリヴィア・ニュートン・ジョンの代表曲の一つ「フィジカル」を提供するなど作曲者として成功するSteve Kipnerが、バンド仲間のSteve Grovesとデュオを結成し、英国に渡って録音した68年作。憂いと気品に満ちたジェントルな歌声とビートリッシュなメロディ、マイナー調の流麗なコード進行は、オーストラリアで育った、ということを忘れてしまうほどにブリティッシュな香りプンプン。全編にフィーチャーされた管弦楽器アレンジが特徴で、「Sgt Pepper's」からの影響とともに、ミレニアムやサジタリウスなど、カート・ベッチャーが生みだしたカリフォルニア産ソフト・ロックに通じる躍動感と瑞々しさも印象的です。リンゴ・スターを彷彿させるタイトな後ノリのドラムもカッコいいし、ビートリッシュなメロディ&ビート感と米西海岸的スタジオ・ワークとのバランスが絶妙な佳曲ぞろい。それにしても、メロディ・メイカーとしての才能は本当に特筆で、アルバムのどこを切り取ってもフックに富んだメロディがこぼれ落ちます。鼻にかかったブリティッシュ声(英国人じゃないけど)も必殺だし。「ペット・サウンズへの英国からの回答」のコピーでお馴染みのビリー・ニコルス『ウッド・ユー・ビリーヴ』あたりのファンは心躍ること間違いなし!美メロ&ハーモニー&アレンジを求める英ポップ・ファンは必聴と言える逸品です!
「スコットランドのポール・マッカートニー」Gerry Raffertyによる英フォーク・ポップ・デュオ、75年3rdにしてラスト作
オーストラリア&ニュージーランドのちょっぴりマイナーなロック&プログレ特集♪
「オーストラリア?AC/DCくらいしかなくない?」という人に、マイナーだけど英米ロックに肩を並べる名作の数々をご紹介します♪
Steve KipnerによるデュオSTEVE & STEVIEによるビートリッシュな英録音68年作『STEVE AND STEVIE』がリイシュー
Steve KipnerによるデュオSTEVE & STEVIEによるビートリッシュな英録音68年作『STEVE AND STEVIE』がリイシュー
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