プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料

カケレコ・ジュークボックスTOP >

2010年代新鋭プログレ・グループによる傑作デビュー作選!

プログレのDNAを現代に受け継ぎ、新たなサウンドを模索する新鋭たち。

ここでは2010年代にデビューした、フレッシュでエナジー溢れる期待のプログレ・グループを選りすぐってご紹介いたします!

どうぞお好みのグループを見つけてみてはいかがでしょうか。

AUTUMN MOONLIGHT(アルゼンチン/'10)

試聴 Click!

ヴィンテージなシンフォニック・ロックへの愛情を、ポスト・ロックを通過した音響的アプローチで包み込んだエモーショナルかつ透明な音世界。このアルゼンチンの新鋭、す、すごい。

SEIN(アルゼンチン/'10)

試聴 Click!

おなじくアルゼンチン新鋭ですが、こちらもすごい。 SERU GIRANやPABLO EL ENTERRADORなど70年代の遺伝子を引き継いだサウンドは、「本当に新鋭?」と疑ってしまうほど!

QUORUM(ロシア/'11)

試聴 Click!

リック・ウェイクマンとアンディ・ラティマーの共演!?全パートのどこを切り取ってもメロディが溢れ出る、と言っても過言ではないメロディアスぶり!GENESISやCAMELやYESなど70年代プログレの遺伝子を受け継いだ正統派プログレとして一級の出来栄えです!

SCHERZOO(フランス/'11)

試聴 Click!

狂暴な変拍子に終始なぎ倒されっぱなし!ヘンリー・カウやクリムゾンばりの強度でレッドゾーンを振り切りまくる仏ズール系新鋭による痛快すぎるデビュー作!

MOOGG(イタリア/'11)

試聴 Click!

これはハットフィールド meets キャメル!? しかも2011年のイタリア新鋭なの? 70年代のカンタベリーの発掘音源と言っても信じちゃうな、これ。

IL FAUNO DI MARMO(イタリア/'11)

試聴 Click!

イタリア新鋭の中でも群を抜いて70年代イタリア的なヴィンテージ臭をプンプン漂わせるのがこのバンド。その強烈なヴィンテージ質感のままに、ワウを効かせたファンキー・チューンから、スウェーデンのサムラを思わせる狂騒的テクニカル・トラッドまで変幻自在に聴かせます!

DRY RIVER(スペイン/'12)

試聴 Click!

ルックスはまるでローリー寺西だし、モンティ・パイソン好きのパフォーマーがメンバーに居るし、謎だらけのスペイン新鋭。でも、音は、プログレ、HR/HM、アヴァン・ロックをゴッタ煮して、恐るべしな諧謔精神でまとめた希代の奇天烈プログレ!

AUTUMN CHORUS(イギリス/'12)

試聴 Click!

英新鋭デビュー作。レーベルインフォには、参考バンドとしてブリティッシュ・ロックの名グループFANTASYとアイスランドのポスト・ロック・バンドSIGUR ROSが挙げられていますが、聴いてみると「なるほど!」と唸ってしまいます。牧歌的でいて崇高な名作!

INGRANAGGI DELLA VALLE(イタリア/'13)

試聴 Click!

アルティ・エ・メスティエリI『TILT』のテクニック&スピード感を受け継いだ伊新鋭だって!?超絶変拍子ジャズロックからヴィンテージ色豊かなシンフォへとダイナミックに展開していく演奏が圧巻。こ、これは完成度高し!

UNREAL CITY(イタリア/'13)

試聴 Click!

HOSTSONATENでお馴染みのイタリアの奇才FABIO ZUFFANTIがプロデュースした新鋭による13年作!初期PFM的な瑞々しい躍動感とモダンなヘヴィネスとが同居したさすがの逸品☆

HOMUNCULUS RES(イタリア/'13)

試聴 Click!

70年代のソロ初期のスティーヴ・ヒレッジと小山田圭吾がもしデュオを組んだとしたら!?そんなクールなバンドをシチリア島で発見!カンタベリー・フィーリングたっぷりのイタリア新鋭ジャズ・ロック・バンド♪

CAMELIAS GARDEN(イタリア/'13)

試聴 Click!

PFMからCELESTEまでを宿す香り高く豊潤なイタリア叙情に、MOON SAFARIの爽やかなポップフィーリングを加えたような感じ。ハートウォームな男性ヴォーカルも特筆。このイタリア新鋭は素晴らしい。

BRUNO MANSINI(ブラジル/'13)

試聴 Click!

このグループ、ずばり、ブラジルからのMOON SAFARIへの回答!透明感あるヴォーカルと美しいメロディ、そしてムーグとギターによるめくるめくドラマティックなアンサンブル。激レコメンドですよ〜。

JONAS LINDBERG & THE OTHER SIDE(スウェーデン/'13)

試聴 Click!

スウェーデンの新鋭シンフォ・グループなのですが、音はスウェディッシュ・ギター・ポップ meets フラワー・キングスって感じ!?細かいけど、元ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナーにも歌とメロが似てるかも。ポップかつ70年代的な叙情性に満ちた好作っ!

PROTOFONIA(ブラジル/'13)

試聴 Click!

クリムゾン、ヘンリーカウ、キース・ティペット、オーネット・コールマンから影響を受けたブラジルの新鋭トリオとは!ギタートリオ編成で聴かせるフリーフォームなインスト・プログレ好盤。

INNER DRIVE(ロシア/'14)

試聴 Click!

ずばりLOST WORLDに比肩するロシア注目の新鋭、鮮烈なデビュー作!ベテランで言えばAFTER CRYINGにも肩を並べるクラシカルなシンフォを聴かせますよ〜。

SINAGOGA ZEN(ブラジル/'14)

試聴 Click!

ブラジルの新鋭、14年作。『太陽と戦慄』直系のアヴァン・プログレからジャズ・ロック、チェンバー、神秘的フォークまでめくるめく展開するアンサンブルはすさまじいテクニックと強度。これは凄いです・・・。

PERFECT BEINGS(アメリカ/'14)

試聴 Click!

ほぉ、イエスをそう消化したのかぁ。YESと10ccが合わさったようなメロディアスかつクールな浮遊感あふれる米プログレ新鋭、2014年作!

MINOR GIANT(オランダ/'14)

試聴 Click!

続々と優れたプログレ作品を生み出すオランダから注目の新鋭が登場!清涼感いっぱいに広がる多彩なキーボード・ワーク、そして、オランダらしい柔和で温かみあるハイ・トーンのヴォーカルとフックに富んだ伸びやかなメロディ。充実の2014年デビュー作!

ALCO FRISBASS(フランス/'15)

試聴 Click!

ナショナル・ヘルスやクリムゾンからの影響をベースに、フランスらしいエレガントな感性でまとめあげたサウンドはかなりの完成度!フランスの新鋭15年作、これは圧巻。

LA FABBRICA DELL'ASSOLUTO(イタリア/'15)

試聴 Click!

こ、これ、本当に2015年作!?「静」と「動」のめくるめくダイナミズムに溢れたサウンドは、まるで70年代の発掘音源!これは伊ヘヴィ・シンフォ傑作!

EL ULTIMO BOABDIL(コロンビア/'14)

試聴 Click!

コロンビアで注目の新鋭チェンバー・ロック/レコメン系グループを発見!ユニヴェル・バロばりのテンションみなぎるパートあり、フォークロア調パートあり、こりゃ素晴らしい!

I AM THE MANIC WHALE(イギリス/'15)

試聴 Click!

まるでビッグ・ビッグ・トレインにパイロットのデビット・ペイトンが参加して、アラン・パーソンズがプロデュースした感じ!?ヴィンテージなトーンとモダンな明瞭さとのバランスも見事だし、テクニックも安定感抜群。この英国の新鋭、ずばり要注目です。

SHAMBLEMATHS(ノルウェー/'16)

試聴 Click!

キング・クリムゾン、マグマ、ゴング、果ては『ウォール』期のピンク・フロイドまでをぶちこんだサウンド、ただただ強靭。このノルウェーの新鋭、すさまじい!

PROMENADE(イタリア/'16)

試聴 Click!

これは、なんというテクニックとアイデア!ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくりな痛快っぷり!超絶技巧の中に哀愁もつまってて、このジェノヴァ産新鋭、激レコメンド!

WAVE(ポーランド/'17)

試聴 Click!

「狂気」〜「ウォール」期フロイドをポーランド特有の深い陰影とモダンな質感で蘇らせたような新鋭バンド。エフェクトを効かせ淡く幻想的なトーンを鳴らす2本のギターと、ひんやりと冷たい質感を持つシンセが浮遊感あるダークな色調の音世界を構築します。

PENDELIRIUM(ノルウェー/'17)

試聴 Click!

ノルウェーの兄妹ユニットによる17年作。ヴィンテージなヘヴィ・プログレと瑞々しい北欧フォークが共存する幻想的かつドラマチックな一枚。心地よくも聴き手の感情を強く揺さぶる、素朴な生命力に溢れたサウンドが素晴らしいです。これは激カケレコメンド!

THIS WINTER MACHINE(イギリス/'17)

試聴 Click!

ジャケ通りの舞い降る雪を思わせるリリシズム溢れるピアノ、一音一音を丹念に奏でる美しいフレージングのギター、そして端正な中に憂いを秘めた男性ヴォーカル。往年のネオ・プログレを受け継ぎながらより繊細にメランコリックに紡ぐ英国度100%新鋭!

Facebookコメント

在庫一覧

  • ALCO FRISBASS / ALCO FRISBASS

    ナショナル・ヘルスやキング・クリムゾンのDNAを感じさせるフランスの新鋭、圧巻の2015年デビュー作

    カンタベリー・ミュージックのDNAを継いだフランスの新鋭グループ、2015年デビュー作。エレピやピアノによるミニマルなフレーズがタペストリーのように折り重なったまるでナショナル・ヘルスのようなパート、ビル・ブラッフォードばりに疾走するビートとテンションみなぎる凶暴なリズム・ギターによるクリムゾンを彷彿させるパート、そして、精緻に紡がれるピアノやエレピの中をヴァイオリンが艶やかに舞う室内楽的なパートなどがめくるめく10分を超えるオープニング・ナンバーから圧倒的な演奏力とイマジネーションに驚きます。メロトロンも全編で幽幻に鳴り響いていて特筆。ナショナル・ヘルスやクリムゾンからの影響をベースに、フランスらしいエレガントな感性でまとめあげたサウンドはかなりの完成度と言えます。WHITE WILLOWのギタリスト、YUGENのKey奏者の他、MINIMUM VITALやSTORMY SIXのメンバーも参加。70年代的なサウンド・プロダクションも印象的。ユーロ・アヴァン・プログレの傑作です。

  • AUTUMN CHORUS / VILLAGE OF THE VALE

    英国新鋭プログレ・バンド、2012年デビュー作 、 信じられないほどに繊細に紡がれる、牧歌的でいて崇高な圧巻の名作!

    イギリス南東部のブライトン出身で、ヴォーカル、ギター、トランペット、オルガンを操るマルチ奏者ロビー・ウィルソンを中心に07年に結成された4人組。現代イタリア・プログレ・シーンの注目のレーベルAltrockと契約し、その傘下のFADING RECORDSより2012年にリリースされたデビュー作。アルバムの幕を静かに開けるのが鉄琴の一種であるグロッケンシュピール。まるでオルゴールのように静謐でいてファンタスティックなイントロではじまり、ドラムが入ると、オルガンが幻想的にたなびき、トランペットやストリングスなど管弦楽器が艶やかな音色を奏でるなど、クラシック・ミュージック由来の格調高さと温かみとともに、ポスト・ロック的な浮遊感が絶妙にブレンドされたイマジネーション溢れる音世界が次々と描かれていきます。ささやくように歌うハイ・トーンの繊細でメランコリックな美声男性ヴォーカル、聖歌隊のように厳粛なコーラス・ワークも絶品。レーベルからのインフォには、参考バンドとして英国70sプログレの名グループFANTASYとアイスランドのポスト・ロック・バンドSIGUR ROSが挙げられていますが、なるほどその通り!ジャケットのイメージ通りのいかにも英国的な牧歌性や幻想性と、宗教的とも言える崇高さとが完璧に融合したサウンドにただただ言葉を失います。全ての楽器と声とが信じられないほどに繊細に紡がれた、凛とした音の透明感。デビュー作とは思えない孤高の逸品です。これは名作でしょう!

  • AUTUMN MOONLIGHT / SKY OVER YOUR SHOULDERS

    アルゼンチンの新鋭、2010年デビュー作。ヘヴィかつメランコリックで幻想的な絶品シンフォ!

    アルゼンチンの新鋭。2010年のデビュー作。柔らかく温かなエコーに包まれた幻想的なギター・アルペジオ、ここぞというタイミングでヘヴィかつメランコリックな音の壁を構築するリズム・ギター、浮遊感のある流麗なフレーズが心地良いピアノ&キーボード、鮮烈なストリングス・アレンジ。ヴィンテージなシンフォニック・ロックへの愛情を、ポスト・ロックを通過した音響的アプローチで包み込んだエモーショナルかつ透明な音世界は絶品の一言。

  • BRUNO MANSINI / DREAMS FROM THE EARTH

    ムーン・サファリへのブラジルからの回答!と言える、透明感ある美メロとアンサンブルが光る2013年の驚きのデビュー作

    ブラジルはサンパウロ出身のコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者。2013年デビュー作。煌びやかなトーンで荘厳に鳴り響くキーボードとたおやかなアコギによるバッキング、その上で流麗なメロディを紡ぐムーグ・シンセ、精緻なタッチで伸びやかなメロディを奏でるギター、心にスッと入り込む透明感あるヴォーカルと豊かなコーラス・ワーク、美しくキャッチーなメロディ・ライン。オープニング・ナンバーを聴いて、ムーン・サファリが頭に浮かびました。ムーン・サファリのKey奏者/VoのSimon Akessonに曲調・声質ともによく似ている気がします。クイーンばりのコーラス・ワークから、ムーグとエレキがめくるめくメロディアスなリードを交換しあう間奏部分のドラマティックさも特筆。イエスの明快さとジェネシスの叙情美とがあわさったようなサウンドは往年のプログレ・ファンは歓喜すること間違いなしでしょう。2曲目もまた、瑞々しいアコギの爪弾きに、艶やかな音色のストリングスとピアノが入るイマジネーション豊かなイントロも良いし、そこから、タイトなリズムが入り、ムーグとギターがのびのびとリードを奏でるダイナミックなパートへとスイッチする展開も心躍るし、これは素晴らしいです。イエスやジェネシスのファンはもちろん、ムーン・サファリのファンは必聴と言える驚きの快作!

  • DRY RIVER / EL CIRCO DE LA TIERRA

    (クイーン + ドリーム・シアター)÷モンティ・パイソン!?プログレとHR/HMを恐るべしな諧謔精神でまとめあげた希代の奇天烈プログレ、このスペインの新鋭2012年デビュー作、凄すぎです!

    このスペインの新鋭プログレ・グループの個性の突き抜けっぷりときたら!内ジャケに映るオペラティック&ユーモラスなメンバー写真からキてますが(ローリー寺西みたい)、演奏メンバー6人にステージ上で活躍するパフォーマー2人という編成もまた得体が知れません!演奏と演劇的なパフォーマンスの要素を一つにしたライヴ活動を行っているようですが、う〜む、いったいどんな音なんだ!そんな彼らの2012年デビューですが、サウンドを聴いてまたまたびっくり!クイーンもびっくりなオペラティックな多声コーラスで幕を開けると、ギターとムーグがユニゾンで切れ込んで、青空へと突き抜けるようなメロディアスなフレーズを高速で奏でる!エモーショナルで力強い歌唱を聴かせるヴォーカルも良いし、その後ろではメロトロン風のヴィンテージな音色のキーボードが鳴り響いているし、リズム隊は超重量級でメタリックにぶっ放してるし、すごいぞDRY RIVER!彼らのWebでインフォを見ると、メンバーのフェイヴァリット・バンドには、クイーンの他、ドリーム・シアターやメタリカといったメタル・バンドの他、フランク・ザッパやスティーヴ・ヴァイなどの曲者も上げられていて、パフォーマーの2人のフェイヴァリットはモンティ・パイソンという始末。プログレ、HR/HM、アヴァン・ロックをゴッタ煮にして、恐るべしな諧謔精神でまとめあげた希代の奇天烈プログレ。北欧のMOON SAFARI、インドネシアのDISCUSといったバンドが近年、新鋭プログレシーンで多いに話題になりましたが、その次に話題になるべき実力を持ったグループとカケレコが自信を持って推薦!オススメですよ〜。

  • INNER DRIVE / OASIS

    ヴァイオリンやフルートが躍動する「鮮烈」なシンフォニック・ロックを聴かせるロシア注目の新鋭、2014年傑作デビュー作!

    06年にロシアはモスクワで結成された新鋭プログレ・グループ。EL&P、U.K.、イエス、ジェネシス、クリムゾン、ツェッペリンに影響を受けたKey奏者でコンポーザーのSergey Bolotovを中心にキーボード・トリオとして活動をスタートし、ヴァイオリン奏者やフルート奏者やギタリストをゲストに迎えて録音され、2014年にリリースされたデビュー作。まるでキース・エマーソンのような重厚かつテンションみなぎるピアノと艶やかに舞い上がるヴァイオリンとがダイナミックに躍動するオープニングから、デビュー作とは思えない鮮烈なプログレを聴かせます。シャープなドラム、ジャズ/フュージョンの確かな素養を感じるベースによるリズム隊も安定感抜群で特筆。瑞々しくリリカルなピアノに、フルートやヴァイオリンが静謐に響く映像喚起的なパートも素晴らしいし、レ・オルメ『フェローナ〜』ばりのキーボード・プログレもカッコ良いし、クラシカルなプログレとして、同郷の新鋭LOST WORLDや、ベテランで言えばハンガリーのAFTER CRYINGあたりと肩を並べる、と言っても過言ではないでしょう。これは素晴らしい作品。ヴァイオリンとフルートをフィーチャーしたシンフォニック・ロックのファンは必聴!

  • SCHERZOO / 1

    FRANCOIS THOLLOT率いる仏暗黒アヴァン/チェンバー・グループ、11年デビュー作

    MAGMA/ZEUHLサウンド影響下のフランスのマルチ・ミュージシャン、FRANCOIS THOLLOTによるグループ。11年デビュー作。編成は、リズム隊にギター、ピアノ、アルト・サックスの5人組。変拍子を散りばめながら急激な緩急でシャープに畳みかけるドラム、クリムゾン『レッド』期ばりの轟音ベースによる硬質なリズム隊からして圧倒的なテンション!さらに、緊張感をあおるミニマルなフレーズから疾走する早弾きまで緊張感をあおるキーボード&ピアノ、塊となって聴き手に襲いかかるギターとサックスが追い打ちをかけて、ヘンリー・カウやクリムゾンばりの強度でレッドゾーンを振り切ります。いや〜、凄まじい熱量とスピード感。アコースティックな音色もうまく配して音は芳醇さもあるものの、アンサンブルは終始キレキレ。狂暴な変拍子になぎ倒されっぱなしの痛快な傑作です。