713757705219(RED FEZ)
ペーパーケース仕様。
自らの音楽を「プロガビリー(プログレ+ロカビリーの造語)」なんて呼んでるらしいですが、これがもう強靭で、痛快極まってて、一筋縄ではいかない凄い作品。
90年代末にデビューしたアメリカのプログレ・トリオ、2001年作の3rdアルバム。自らの音楽を「プロガビリー(プログレ+ロカビリーの造語)」と呼ぶように、アヴァンギャルドなプログレとアメリカン・ルーツ・ミュージックの融合を指向しているようです。強靭なリズム隊、ざらついたトーンのエキセントリックなギターによる硬質なプログレ/ヘヴィ・ロックを軸に、いきなりギターがルーツ・フレイヴァー(だけどテクニカル)なアルペジオなんかを散りばめたり、フィドルが哀愁を奏でたり、と思ったら、またヘヴィに疾走したり、凄まじい強度で聴き手を飲み込んでいきます。時に、北欧のサムラばり、はたまたジェントル・ジャイアント直系の北米プログレ名バンドYEZDA URFAばりのシンフォニックなアンサンブルを聴かせたり、と思うと、ギターがカントリー・タッチの指弾きを聴かせたり、ドラム・ループが入ったり、いやはや一筋縄ではいきません。なんちゅう猛者っぷり。テクニックもアイデアも圧倒的に凄いし、これは好グループです!
カンタベリーのDNAを受け継ぐエストニアの新鋭ジャズ・ロック・バンド、緊張感あるダークな音像とカンタベリーなメロディアスさの見事な融合を聴かせる17年作!
2,390円(税込2,629円)
予想を裏切る展開と豊富なアイデアで突き進む、奇想天外プログレ新鋭セレクション☆
往年の名バンドへのリスペクトは確かに持ちつつも、より幅広く豊富なアイデアと予想を裏切る曲展開で独自に組み上げられた、痛快無比なプログレを聴かせてくれる新鋭グループたちをご紹介いたします!
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