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予想を裏切る展開と豊富なアイデアで突き進む、奇想天外プログレ新鋭セレクション☆

スタッフ佐藤です。

ジェネシスやピンク・フロイド、キング・クリムゾンなど、5大バンドからの影響を強く感じさせるグループが注目を集めることが多い新鋭プログレ・シーン。

今回は少し目線を変えて、それら往年の名バンドへのリスペクトは確かに持ちつつも、より幅広く豊富なアイデアと予想を裏切る曲展開で独自に組み上げられた、痛快無比なプログレを聴かせてくれる新鋭グループたちをご紹介してまいりましょう。

今から数十年後には、ここに紹介するバンドが今の5大バンドのような若手の手本になっているかもしれない、これぞ現代のプログレ!という先鋭的なサウンドを練り上げているグループに厳選してお届けいたします!


DRY RIVER/2038

まずはスタッフ佐藤イチオシのスペイン新鋭による3rdから!クイーンとドリーム・シアターの合わせ技をベースとして、様式美HRから南国フュージョン、ビッグバンドジャズまでを取り入れる奇想天外センス、そしてスペインらしい情熱を纏ったサウンドは、とことんエネルギッシュで痛快。聴いていてこんな楽しくてワクワクするプログレって他にないかも!これは激激カケレコメンド!

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DRY RIVER/ROCK & ROLLO… !Y CANA!

上の3rdを気に入った方は、こちらのライヴ音源&映像もぜひご堪能ください!「ボヘミアン・ラプソディ」の完全カバーも含む、スペインらしい熱気を纏ったステージ・パフォーマンスが素晴らしいっ!


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DELUGE GRANDER/OCEANARIUM

そのDRY RIVERに対抗しうる、アメリカの実力派・奇想天外バンドと言えば彼ら!チェンバーロック、トラッド/舞曲、ジャズロック、クラシカルなシンフォなど目まぐるしく表情を変えていくアンサンブルには、不思議なほどに疾走感とキャッチーさが満載。現代アメリカの中では間違いなく最もプログレッシヴなサウンドを聴かせているバンドでしょうね。この17年作、ずばり会心作!

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PROMENADE/NOI AL DIR DI NOI

イタリアはジェノヴァにも凄いプログレ・バンドを発見。次から次へと切り返す高速変拍子で突っ走るドラム、まるで早回しのように急旋回しまくるサックス、ふくよかで厚みのあるトーンの切れ味鋭いフレーズでかっ飛ばすギター、クラシックの確かな素養を感じさせるテクニカルかつ流麗なピアノ。なんというテクニックとアイデア!これはザッパもジェントル・ジャイアントもびっくりな痛快っぷり!でも超絶技巧の中には哀愁も詰まっていて、イタリアらしさもしっかりと感じさせます。

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圧倒的な技巧とスピードで聴き手を飲み込むテクニカル・プログレ新鋭セレクション!

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プログレの魅力の一つと言えば、ビシバシ刻まれる変拍子リズムの中を息もつかせぬテンションと緻密さで疾走するテクニカルな演奏。今回は各国の新鋭よりそんなテクニカルなアンサンブルを特徴とするプログレ作品をピックアップしてまいりたいと思います!

TRAUMA FORWARD/SCARS

続いてもイタリアから!チャーチオルガン風のキーボードが響く一曲目で正統派シンフォかと思いきや、2曲目からはマスロック/地中海/メタル/ニューエイジ/クラブミュージックまでを取り込んだ個性派プログレへと発展していって仰天!この強烈なミクスチャー感覚は数いる新鋭の中でもトップクラス!

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CATAFALCHI DEL CYBER/IL BIS

さらにイタリアからご紹介。「『アンチ・プログレ』のプログレ・バンド」と自らを称するバンドで、クリムゾン、アネクドテンからザッパ、トーキング・ヘッズあたりを詰め込んだ、「諧謔的」という表現がしっくりくる痛快プログレを展開!「なんだそりゃ!?」という方には、とにかくこのサウンドを聴いてみてほしい...!

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2016年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【新鋭編】

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2016年に入荷した各国注目の新鋭作品をピックアップしてまいります☆

DISCUS/1st

インドネシアから突如として現れたこのグループも外せませんね!シンフォ、ジャズ、ハードロック、ポップス、そしてインドネシアの伝統音楽を絶妙に融合させ、MIDIを駆使したエレクトロニクスでモダンに味付けしたサウンドはただただ驚異的。発表より20年近くが経とうとしていますが、このサウンドの洗練度とセンスは、今もってワールドクラス!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.16】ジャンル分類不可能!?驚異のインドネシア・プログレDISCUSの『1st』

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DREADNAUGHT/AMERICAN STANDARD

ジャケからして危ない雰囲気がぷんぷんですが、中身も相当です。自らの音楽を「プロガビリー(プログレ+ロカビリーの造語)」なんて呼んでる米プログレ・トリオで、アヴァンギャルドなプログレとアメリカン・ルーツ・ミュージックの融合を目指してるそうなのですが、これがもう強靭で、痛快極まってて、一筋縄ではいかない凄い作品!

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TIEMKO/PARADE

活動歴30年を数えるベテランによる92年作ですが、奇想天外プログレとして重要な一枚なので、ここで合わせてご紹介。底しれぬテクニックとアイデアが渦巻く、フランスのシンフォニック・チェンバー・ロック・バンドが彼ら。テクニック、構築力、音選び、どれを取ってもハイ・レベル&ハイ・センス。無機質なチェンバー・ロックと、シンフォニックかつスペーシーなシンセの有機的な音色とが組み合わさったサウンドが聴き所の、オリジナリティみなぎる快作です!

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KARMIC JUGGERNAUT/DREAMS THAT STUFF ARE MADE OF

最後は米国から要注目の新鋭テクニカル・サイケ・プログレをご紹介!サウンドを一言で言い現わすと…ヌーヴォメタル期クリムゾンの強靭さとGGのテクニカルさとサムラの諧謔趣味を掛け合わせてジョン・アンダーソンがヴォーカルを取ったらって感じ!?変拍子炸裂するジェットコースターのような展開に翻弄されつつ、ヴィンテージなオルガンやホーン・セクションを取り入れた暖かみのあるサウンド、そしてユーモア溢れる予測不能のアイディアで楽しませてくれる鮮烈な逸品!

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気になる作品を見つけていただければ幸いです!


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    インドネシア出身、驚異的なテクニックと見事なアレンジ・センス、辺境シーン屈指の名バンド!

    インドネシア出身のプログレ・グループ。ヴァイオリン奏者、フルート&サックス奏者、透明感ある女性Voを含む8人組。99年作の1st。ロック、ジャズ、クラシック、フォーク、現代音楽、民族音楽、ヘヴィー・メタルなどの多様な音楽を吸収し、見事な構築力でもって、1音1音が瑞々しく躍動する真のプログレッシヴ・ミュージックへと昇華させています。破壊的なパートから静謐なパートまで、そのアレンジ・センスはただものではありません。テクニカルなフレーズを流れるように聴かせるギターを筆頭に、全メンバーとも驚くほどのハイ・テクニックとハイ・センス。恐るべしインドネシア。凄いグループです。

  • DRY RIVER / 2038

    スペインの新鋭プログレ・バンド、前作より3年ぶりとなった18年作3rd、クイーン+ドリーム・シアターをベースに前作以上のエネルギーで快走する傑作!

    12年デビュー、メンバーほぼ全員がクイーンとドリーム・シアターをフェイバリットに挙げるスペインの新鋭プログレ・バンド、前作より3年ぶりとなった18年作3rd。前2作も素晴らしいアルバムでしたが、この3rd、もうとことんエネルギッシュで痛快。聴いていてこんなに楽しくってワクワクするプログレって他にないかもしれませんっ!ベースとなるのは最も影響を受けているクイーンとドリーム・シアターの合わせ技。そこにシンフォ、ロックン・ロール、様式美ハード・ロック、ビッグ・バンド・ジャズ、フュージョンなどを自在に結合させて、スペイン産らしい情熱的かつダイナミックなプログレに仕立て上げた、エネルギーがぎっちり詰まったサウンドを構築しています。歌い回しにフレディ・マーキュリー愛を感じさせる声量みなぎるスペイン語ヴォーカルとオペラチックな分厚いコーラスがドラマチックに舞い上がるクイーン風のヴォーカル・パートから、ド派手に鳴らすヴィンテージ・トーンのオルガン&クラシカルで可憐なタッチのピアノを操るキーボードが溢れ出し、ギターがテクニカルかつハードエッジに疾走。ギターはメタリックにゴリゴリしてはいるのですが、同時にコシの強いグルーヴ感があり、ロックンロールのノリの良さが先立っているのが特徴。硬質ながら人間味たっぷりに熱く弾き飛ばすプレイ・スタイルがカッコいい!ギターが牽引する強度あるヘヴィ・プログレに突如ゴージャスなビッグ・バンドが絡んできたり、クラシカルな速弾きが炸裂する様式美系ハード・ロックがごく自然に南国風フュージョンに発展したりと、あまりに先の読めない奇想天外なサウンドには軽く目眩が起きそうなほど。その後には一転して美しいメロディが冴え渡る叙情バラードを持ってくるセンスも憎い限りです。前作が彼らの完成形かと思いきや、まだまだ進化するDRY RIVERサウンドを見せつける大傑作!おすすめです!

  • DRY RIVER / ROCK & ROLLO… !Y CANA!

    スペインの新鋭プログレ・バンド、17年リリースのライヴ・アルバム!

    スペインの新鋭プログレ・バンドによる、17年リリースのライヴ・アルバム。2nd『QUIEN TENGA ALGO QUE DECIR… QUE CALLE PARA SIEMPRE』からのナンバーを中心に選曲された全9曲を演奏。ギタリストを筆頭にテクニシャン揃いのメンバーによるダイナミックかつ正確無比な演奏と、ライヴならではの熱気を纏ったヴォーカル&コーラスが組み合わさった、素晴らしいパフォーマンスを披露しています。ラスト、コーラス・パートまで再現した「ボヘミアン・ラプソディ」のカバーも必聴です。DVDには同公演の映像を収録していますが、注目はデビュー時よりメンバーに名を連ねるモンティ・パイソンから影響を受けたという2人のパフォーマー。MCを務めたり、演奏に合わせて踊ったり、被り物で寸劇をおこなったりと、活躍しており見所となっています。

  • DELUGE GRANDER / OCEANARIUM

    アメリカの新鋭プログレッシヴ・ロック・グループによる17年作4th、多彩な管弦楽器群とメロトロンを伴ったGGばりの奇想天外プログレ快作!

    06年デビュー、アメリカの新鋭プログレッシヴ・ロック・グループによる17年作4th。いやはや本作でも相変わらずの個性派ぶりを発揮しています!変拍子をタイトに叩き出すリズム・セクションを土台に、トランペット、オーボエ、サックス、フルート、クラリネット、トロンボーン、ヴァイオリン、チェロら多彩な管弦楽器がダイナミックに躍動し、メロトロンが噴き出し、GENTLE GIANTばりの先の読めない展開の妙で聴き手を翻弄する強力無比なプログレッシヴ・ロックを構築。チェンバーロック、トラッド、舞曲、ジャズ・ロック、クラシカル・シンフォなどなど目まぐるしく表情を変えていくアンサンブルは、疾走感とキャッチーさ満載。これだけの多彩な要素を含みながら、難解なサウンドに陥らず不思議なまでに聴きやすさのあるプログレに仕上げてしまうこのセンスは並ではありません。MAGMAをも彷彿させる肉感的なダイナミズムを持つ演奏やGENTLE GIANTばりの多彩なアイデアなどは確かに感じられるのですが、それらすら要素でしかなく、あくまでDELUGE GRANDERというバンドのサウンドとしか形容できない圧倒的なオリジナリティを誇っているのが凄いところ。現代のアメリカの中では最もプログレッシヴなサウンドを聴かせているバンドだと本作を聴いて確信。傑作です。

  • KARMIC JUGGERNAUT / DREAMS THAT STUFF ARE MADE OF

    ジャンル予測不能!?強靭で超絶技巧的かつ諧謔趣味たっぷりの米国サイケ/プログレ・グループ、18年1st!

    04年に結成された米国の6人組サイケ/プログレ・グループ、フル・アルバムとしては一枚目となる18年作。硬質なベースラインと不穏なギターメロディが織り成す90年代クリムゾン風のイントロに幕を開けたと思えば、ヴォーカルがシアトリカルにまくしたてるGONGとSAMLA MAMMAS MANNAを混ぜたようなパートに移り変わり、高速変拍子が切り込んできたと思ったら再びクリムゾンを思わせる強靭なパートが始まり…と、とにかく目まぐるしいジェットコースターのような展開に翻弄されっぱなし!ただ超絶技巧を駆使してはいるものの音像は決してシリアスではなく、エネルギッシュなホーン・セクションやヴィンテージなオルガンを取り入れた暖かみのあるサウンド、さらには賑々しいファンキー・パートに浮遊感いっぱいのサイケ・パート、フュージョン・パートにザクザクとリフ刻まれるメタル・パート…などなど「一度使ったジャンルは出てこない」とばかりのバラエティ豊かな楽曲構成は実に楽しく諧謔趣味たっぷり。ヴォーカリストDaimon Santa Mariaの歌唱力も特筆で、ジョン・アンダーソンばりの伸びやかなハイ・トーンからピーター・ハミルばりのクセの強い歌唱までこなし、時にはゲディ・リーやピーター・ガブリエルも頭をよぎるというレインボー・ヴォイスっぷりには仰天!これはただならぬ才能を感じさせるグループ…!GGやSAMLAやMATS/MORGAN、DRY RIVERなど奇想天外プログレ好きは必聴ですっ!

  • PROMENADE / NOI AL DIR DI NOI

    これは激レコメンドの新鋭がイタリアはジェノヴァから登場!ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくりな痛快プログレ、2016年作!

    イタリアはジェノヴァ出身の新鋭バンド、2016年デビュー作。こ、これは、な、な、なんというテクニックとアイデア!次から次へと切り返す高速変拍子で突っ走るドラム、まるで早回しのように急旋回しまくるサックス、ふくよかで厚みのあるトーンの切れ味鋭いフレーズでかっ飛ばすギター、クラシックの確かな素養を感じさせるテクニカルかつ流麗なピアノ。なんという痛快なサウンド!これは、ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくりなはず!暗さは微塵もなく、大道芸風というかオリエンタルな空気感といいますか、超絶技巧の中に人間味というか市井の哀愁も満ちている感じで、なんという個性。演奏だけでなく、ハイ・トーンのエモーショナルなヴォーカル、フックと気品たっぷりのメロディも良いしなぁ。これは激、激レコメンドです!

  • CATAFALCHI DEL CYBER / IL BIS

    アンチ・プログレのプログレ・バンド!?一筋縄ではいかないイタリアの新鋭バンド、2016年作2nd

    03年のキング・クリムゾンのイタリア公演を見たメンバーにより結成されたイタリアのプログレ新鋭バンド。2016年作2nd。メンバーには、MOONGARDENやSUBMARINE SILENCEを率いるキーボード奏者Cristiano Roversiも在籍しているので、ジェネシス直系のシンフォ・バンドと思いきや、いきなり諧謔的なヘヴィ・プログレが炸裂してびっくり!なるほど、自分たちのことを「アンチ・プログレのプログレ・バンド」と呼んでいるようで納得。影響を受けたバンドとして、クリムゾンやジェネシスやアネクドテンをはじめ、フランク・ザッパやトーキング・ヘッズやシド・バレットが挙げられています。跳躍力が凄いリズム隊、変幻自在のエレキ・ギター、メロトロン風やソリーナ風など構わずシンフォニックな音色を放り込むキーボード。アンサンブルは、肉感的でいて先鋭的で、テクニック、アイデアともに抜群。一筋縄ではいかないモダン・プログレの快作です。

  • TRAUMA FORWARD / SCARS

    マス・ロック/地中海/メタル/ニューエイジ/クラブ・ミュージックまでを取り込んだ個性派イタリアン・プログレ、17年デビュー作!

    イタリアの新鋭バンド、17年デビュー作。チャーチ・オルガン風のキーボードが荘厳に響く一曲目でクラシカルなシンフォニック・ロックかと思いきや2曲目。竪琴のように鳴らされるアコースティック・ギターと雄弁に歌う美しいギター、ミニマルタッチもあるピアノらがセンシティヴに重なるマス・ロック/ポスト・ロック的アンサンブルに、地中海エキゾチズムも含めた神秘的なサウンドが広がってきて驚きます。プログラミングも多用されておりニューエイジっぽさがあったりクラブ・ミュージックっぽいリズムも導入されていますが、ギターのフレーズにはエキセントリックでトリッキーな面白みがあり、プログレッシヴな引っ掛かりがあちこちに用意されているのが個性的。音の質感は全然違うのですが、ふとイーノの「アナザー・グリーン・ワールド」が頭に浮かびました。他にもメタルっぽい音も入りますが、全体にどこか違う空間で鳴っているような儚さが漂っている印象もあり。これはオリジナリティ抜群の新鋭!

  • DREADNAUGHT / AMERICAN STANDARD

    自らの音楽を「プロガビリー(プログレ+ロカビリーの造語)」と呼ぶアメリカのプログレ・トリオ、強靭&痛快極まる2001年作

    90年代末にデビューしたアメリカのプログレ・トリオ、2001年作の3rdアルバム。自らの音楽を「プロガビリー(プログレ+ロカビリーの造語)」と呼ぶように、アヴァンギャルドなプログレとアメリカン・ルーツ・ミュージックの融合を指向しているようです。強靭なリズム隊、ざらついたトーンのエキセントリックなギターによる硬質なプログレ/ヘヴィ・ロックを軸に、いきなりギターがルーツ・フレイヴァー(だけどテクニカル)なアルペジオなんかを散りばめたり、フィドルが哀愁を奏でたり、と思ったら、またヘヴィに疾走したり、凄まじい強度で聴き手を飲み込んでいきます。時に、北欧のサムラばり、はたまたジェントル・ジャイアント直系の北米プログレ名バンドYEZDA URFAばりのシンフォニックなアンサンブルを聴かせたり、と思うと、ギターがカントリー・タッチの指弾きを聴かせたり、ドラム・ループが入ったり、いやはや一筋縄ではいきません。なんちゅう猛者っぷり。テクニックもアイデアも圧倒的に凄いし、これは好グループです!

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