SC912(SILVA STAR)
インド出身者を中心とする英サイケ・グループの72年唯一作ですが、サード・イヤー・バンドやタンジェリン・ドリームのファンは必聴ですよ〜。プリミティブなパーカッション、焦燥感を掻き立てるヴァイオリンがカッコよし。
イギリス出身グループの72年唯一作。オリジナルはリーガル・ゾノフォンよりリリース。インド出身者を中心に形成されたグループで、ジャズとインド音楽の融合をテーマとしたエキゾチック且つサイケデリックなロック・アルバム。妖しく爪弾かれるシタール、プリミティブなパーカッション、焦燥感を掻き立てるヴァイオリン、残響音に紛れて冷たく鳴り響くフルート。ジャズをベースとしたフリーキーな演奏により不協和音が奏でられる様はおどろおどろしく、THIRD EAR BANDを彷彿とさせる場面も。透明感ある音色のヴィブラフォンを中心としたジャジーなアンサンブル、シタールやギターのソロによるラーガ・サウンドも混じり合う、混沌としたインストゥルメンタル・ミュージックは、TANGELINE DREAM等ジャーマン・サイケに通じる瞑想効果が抜群。インド系英国ロックの名作。
68年リリース、ザ・フー「トミー」と並ぶロック・オペラの金字塔!
1stでのサイケ・ポップなサウンドからへヴィなブリティッシュ・ロックへと変貌した69年2nd
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