78年にPolydorよりリリースされた4thアルバム。鳥のさえずりやフルートから導入される本作は、より自然体の安らぎに満ちたメロディー主体のシンフォニック作品。参加メンバーは、おなじみのDIDER LOCKWOOD (MAGMA)、CHRISTIAN BOULE他、総勢15人。
シンフォニック・ジャズ・ロック!?特集〜テクニカルかつファンタジックなジャズ・ロックをセレクト!〜
CAMELやHAPPY THE MANを起点に、アグレッシヴな技巧性とファンタジックな旋律を両立させた古今東西「シンフォ・ジャズ・ロック」を探求!
フランスが誇る名ヴァイオリニストDidier Lockwoodの参加作品を探求!
名手Jean Luc Pontyにも匹敵するフランスの偉大なヴァイオリニストDidier Lockwoodの名演を振り返ってまいります。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビあり
76年作3rd。CYRILLE VERDEAUX、FRANCIS MANDIN、TIM BLAKE (GONG)によるトリプル・キーボードを中心にしたクリアライト史上、最もシンフォニックなアルバム。DIDER LOCKWOOD (MAGMA)参
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フレンチプログレ代表格バンドの4th(3 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
78年4th
フレンチプログレ代表格の1つ、Clearlightの4th。
今回もDidier Lockwoodをはじめゲストが多く参加しており、華やかな音世
界を聴かせます。
1stから3rdまでの作品の集大成と言った見方も可能な作品であり、1st路線
の浮遊感あるスペースロックと2ndで取り入れたジャズロックテイスト、そ
して前作3rdでのシンフォニックロックはさらに磨きをかけ、絶妙に融合さ
れています。全体的に管弦セクションの充実が楽曲に彩をもたらしており、
Didier Lockwoodのヴァイオリンは当然ですが、サックス、フルートも取り
入れられ、夢見心地なサウンドを展開しています。すでにリラクゼーション
ミュージック的な展開も見られ、解散後のシリル=ヴェルドーさんの音楽性
の一端が発見できます。
ジャケットから想像できる通り、東洋思想の影響を受けて構築されたサウン
ドなのですが、特に音楽性が東洋的と言うことはなくシリル=ヴェルドーさ
んのクラシカルなピアノもいつも通りであり、東洋思想の影響は、やはりメ
ディテーショナルな雰囲気など、精神性の部分でしょう。
シンフォニック系からヴァイオリンロック、フルートファンなど、幅広くア
ピールする作品です。