ヴァンゲリスをアレンジャーに迎え制作された5thアルバム。74年作。TOTO TORQUATIもピアノで参加。ジャケットのイメージ通りの甘美なラヴ・ソングが多く、シンセ&ピアノによるリリシズム溢れるアンサンブルが絶品。
イタリアを代表するカンタウトーレ、72年作5th、アルベルト・ラディウス/トニー・チコ/マリオ・ラヴェッツィらが参加
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡・軽微なカビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微なケースツメ跡あり
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あのVangelisのアレンジが光る名作(5 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
なにが「あの」なのかはさておき、のちにアカデミー賞を受賞する巨匠Vangelisの関与、それだけでも作品の出来はお墨付き。Vangelis=インスト、サウンドトラックのイメージが強いが、プログレファンには既知のとおりYESのJon Andersonとの一連の作品、過去にはAphrodite's ChildそしてそのVoであるDemis Roussosのソロで歌ものに関与していたし、この1970年台中頃はRicardo Cocciante、Patty Pravo、Irene PapasなどRCAレーベルの歌手とのコラボ(演奏、アレンジ、プロデュース)も経験している。VangelisとBaglioniはパリで出会ったのをきっかけにこのアルバムを制作したようである。
本作(1974年リリース)でもアレンジャーやプロデュースの範疇を超えてVangelis独特の「あの音この音」があちらこちらに聴けてファンとしては嬉しくなる。演奏にも(きっと)関わっているに違いない。その影響からか、アルバム全体の出来がとても現代的な音で包まれているかのようである。もちろんBaglioniのソングライティングの才能あってのもの。M1から最後まで捨て曲なし。
ちなみにジャケットのシルエットは奥様のパオラさんで2008年に離婚されています…。