71年から活動する、ヴァイオリン、コントラバス、ドラム兼パーカッションによるフリー/インプロ・トリオ。本作は、ESPからリリースされた72年録音作。一発勝負で録音された怒濤のインプロ対決、二本の弦楽器による緩急に富んだアヴァンなつばぜり合いに完全に呑み込まれます。かのJean-Luc Pontyにも影響を与えたと言われるLeroy Jenkinsによるヴァイオリンは、ジャズ・ロックだのインプロだのといったジャンルを遙かに超越した圧巻の演奏。表現力/テクニックともに奥行きのあるジャジーなアンサンブル、時に天空へ時に当て所なく飛翔する不穏な弦響、非常に聴き応えのある作品です。BONDAGE FRUITが好きな方にも推薦。
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