イタリア北西部はトリノで結成されたグループ。72年の1st。シャープなキレ味とタメが同居したスケールの大きなドラム、感情ほとばしる鋭角なギター、嵐の前の静けさのように「くるぞ、くるぞ」という緊張感を格調高さの中に内包したアコギ、イタリアらしくエモーショナルにシャウトするヴォーカル。重厚かつ荘厳なサウンドには、サバスばりの呪術性といかにもイタリア的なクラシカルな気品が溢れています。オザンナのファンは、間違いなく気に入るでしょう。これぞユーロ・ロックの魅力といえる「奥ゆかしいヘヴィネス」をプンプン漂わせるイタリアン・ヘヴィ・プログレの名作。
T2/IT'LL ALL WORK OUT IN BOOMLAND
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
3,790円(税込4,169円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり
オザンナばりの狂おしさとイタリア的「詩情」との落差。ジャケは地味ですが、「静」と「動」が劇的に対比されたサウンドは初期クリムゾンにも通じる美学を感じさせるなぁ。
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