コックニー・レベルや10ccで活躍したキーボーディストによる77年作2nd、技巧的なキーボード・プログレと華やかなモダン・ポップを両立した好盤、プロデュースはジョン・ウェットン
1,490円(税込1,639円)
ウエストコース・シーンで活動した女性SSW/マルチ奏者、ジェフ・ポーカロ/チャック・レイニー/ワディ・ワクテル/ビル・ペインら一流がバックを務めた78年デビュー作!
2,190円(税込2,409円)
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トウモロコシをイメージしたようなジャケットが面白いけど中味はシンフォ作(0 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
南米各国にも素晴らしいバンドがたくさんあるけれど、ベネズエラと言われるとあまり思いつかないです。
「聴いたことがあるのはTEMPANOくらいかな?」と思っていたのですが、PIG FARM ON THE MOONのこれ持っていました。
トウモロコシをイメージしたようなジャケットが面白いと思って買った記憶しかないのですが、聴き直してみたら大作志向のシンフォ作。
03年作ということですが、ネオ・プログレ系に走らず王道のシンフォ路線で勝負していて、注目すべきは5曲中3曲が10分を超え(組曲形式の4曲目に至っては19分弱)、残りの2曲も10分弱という大作であること。
これだけ長尺の曲を飽きさせずに聴かせられるのは、それだけで凄いことです。
裏ジャケでは4曲目だけが組曲形式で記載されていますが、中ジャケを見ると各曲がいくつかのパートで構成されているようで、それを踏まえると確かに1曲中で曲調の変化を聴くことが出来ます。
南米らしい情熱的なヘヴィ・シンフォを聴かせる一方で、クラシカルな一面やアコースティックな演奏も効いていて、「ベネズエラのバンドも侮れないぞ」と思いました。