CD178(GARDEN OF DELIGHTS) 【2017年発売CD】
ボーナス・トラック3曲。
これ、クラウト・ロックの最奥に近い所に位置する一枚だと思います。やたらシンバルを使いまくるリズム、POPOL VUHのConny Veitのようなブルースを核に持つトロンとしたギター、ノッてくるとIan Andersonみたいに激しくなるフルートと各人素晴らしい個性の持ち主!
フルート奏者(兼ギター)/ギタリスト/ベース/ドラムスの4人組ジャーマン・プログレ・バンド、75年に録音されながらも2017年までお蔵入りとなっていたアルバム。多彩なシンバルワークが印象的なジャズ色の濃いリズム・セクションに乗って、ギター&フルートによるインプロヴィゼーションがたっぷりと繰り広げられる、アングラ感覚満点なクラウト・ロック。POPOL VUH時代のConny Veitのようなブルースを核に持つトロンとしたギター、演奏がノッてくるとIan Andersonみたいに激しくなるフルートと各人なかなかの個性の持ち主です。フルート入りプログレなのに、まったく幻想的にはならず終始フリーキーでダークな色調なのがいかにもアングラ・ジャーマン・ロック。これはクラウト・ロックの最奥に近い所に位置する一枚ではないでしょうか。
76年デビューのジャーマン・ジャズ・ロック・バンドによる17年3rd、CAMELやVENEGONI & COを想起させる芳醇で浮遊感たっぷりのジャズ・ロック/フュージョン作
2,390円(税込2,629円)
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