TIGER MOTH TALES/STORY TELLERS: PART TWO
現キャメルの英マルチ奏者/コンポーザーPete Jonesによるプロジェクト、初期ジェネシス・ファン&キャメル・ファンには問答無用でおすすめの18年作4th!
2,500円(税込2,750円)
HONEYBUS/SHE FLIES LIKE A BIRD: ANTHOLOGY
コリン・ヘア&ピート・デロ、2人のメロディメーカーが率いたフォーキー・ポップ・グループ、全51曲収録
1,290円(税込1,419円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 目立つスレあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ハードとポップに色気を出した結果…(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
カケレコさんに意見するようで申し訳ありませんが、このレコードのタイトルは、「Derringer」です。次の「スィート・イブル」に比べたらまだまだ食い足りない印象のあるバンド・デビューです。ただ申し上げておきたいのが、デリンジャーがケリー・アアロンスンというベーシスト(元DUST、です。)と、カーマイン・アピスの弟ビニーをドラマーを起用したこと。この二人は、後々それぞれハードロック界に欠かせない人材に育ちました。
もともとデリンジャー氏は、マッコイズというアイドル・バンド出身であるし、エドガー・ウインターとの活動も長いので、ポップス路線の曲はいくつでも書けるのです。3人の若いミュージシャンをハードロック畑から起用したことは、よおし、これからハード路線でいくぜ、という合図です。ところがポップな曲調が重い演奏から浮いている、というのが事実だと思います。
このCDを聴き直して拾い物がありました。4曲目のファンク曲「エンビー」です。アアロンスンとビニー・アピスのリズムの切れがとてもよろしい。デリンジャー氏は、何やかや言っても速弾きで生きるギタリストです。短いソロがキレキレで楽しめました。「セイラー」のリフはとても好きで、こうしたかっちりとしたハード曲がデリンジャー氏にはとても似合います。