ANTHONY PHILLIPS/WISE AFTER THE EVENT
元GENESISのギタリストによる78年2nd、メルヘンチックで温かみ溢れる好盤、マイケル・ジャイルズ/メル・コリンズ/ジョン・G・ペリーらが参加、ルパート・ハインのプロデュース
1,290円(税込1,419円)
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1. アウト・イントゥ・ザ・フィールズ(ゲスト:ヴァーノン・リード) |
2. 52nd ストリート(ゲスト:ヴァーノン・リード) |
3. ハート・クェイク(ゲスト:ゲイリー・ムーア) |
4. ボストン・ボール・ゲーム 1967 |
5. ジス・アンガーズ・ア・ライアー(ゲスト:ドクター・ジョン,ヴァーノン・リード) |
6. サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ(ゲスト:エリック・クラプトン) |
7. ディレクションズ・ホーム |
8. ミロンガ |
9. ダンシング・オン・エアー |
10. ウィンドウレス・ルームス(ゲスト:ドクター・ジョン,ヴァーノン・リード) |
11. ダーク・ハート(ゲスト:ゲイリー・ムーア) |
12. ミスター・フレッシュ(ゲスト:ヴァーノン・リード) |
13. ヒー・ザ・リッチモンド(ゲスト:ヴァーノン・リード) |
14. ホワイト・ルーム(ゲスト:エリック・クラプトン) |
15. サージ |
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老いてなお、若い(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ジャック・ブルースのセルフ・トリビュートとも言える2001年作で、クリーム時代の2曲にはエリック・クラプトンが参加しています。何十年ぶりになるんでしょう。「ホワイト・ルーム」は、アフロ・ビートに変えられていてバックがやたら騒がしいです。クラプトンは、そこを若い頃のようにぎゃんぎゃん弾くのではなく、大人のソロに徹しています。最初ブルースが何の意図をこのレコードに込めているのかわかりませんでした。やはり彼の曲を多彩なビートに乗せたらどうなるか、だと思われます。
わたしの感じているジャック・ブルースの個性は、メロディにしろ演奏にしろ、ジャンルのわく関係なく、新しいアプローチをすることだと思っています。一方で、コマーシャリズムと遠いところに行ってしまうのも彼の個性で、彼を好きなユーザーとしたら、ついていくのがなかなか大変です。この作のアフロ・ビートもラテンのノリを連想してしまって、もっと落ち着いた作風にしてくれんかなとも…。この方法が彼を現代的にしていることは認めます。またブルースが老成しているわけではないこともわかります。ジェフ・ベックが常に新しいことをやって、ユーザーから否定されることにも似ていますかね。曲はどれもよいですよ。2022.11.20