南米プログレの新鋭の中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さい折れあり
FRAGILやFLOR DE LOTOなどのメンバーが参加するペルーのプログレ・グループによる18年デビュー作。程よいラテン・フレイヴァーを漂わせた、肉感的かつ哀愁にも富んだメロディアスなプログレを聴かせてくれます。特につややかに疾走する色彩感溢れるシンセと、繊細にも激しくも自在な表情のフルートによるコンビネーションが素晴らしいです!
メキシコ出身のコンポーザー/キーボーディストによる23年作。TANGERINE DREAMの流れを汲むメディテーショナルで神秘的なエレクトロニック・ミュージックを聴かせます。ひんやりした質感のシーケンスフレーズと、ファンタジックで温かみのある音使いが折り重なり、美しくも心地よい音空間が広がります。TDファンなら一聴の価値ありの一枚です。
ブラジルのジャズ・ロック・グループMONTAUK PROJECTに在籍するキーボーディスト/コンポーザー/プロデューサーAlexandre Maraslisによるプロジェクト、21年デビュー作。浮遊感たっぷりのファンタジックなシンセとヴィンテージ・トーンでアグレッシヴに疾走するオルガンを軸に、メロディアスで泣きも織り交ぜたギターや何となくJon Andersonに似る厳かな女性ヴォーカルもフィーチャーしてスケール大きく展開するテクニカル・シンフォは素晴らしい完成度。ジャズの素養を感じさせるタイトでスリリングなリズム隊のプレイも聴き所です。ELPファンやYESファンにオススメしたい1枚!
ペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
03年に結成され、08年にデビューしたブラジルの新鋭プログレ・バンド、20年にリオデジャネイロで開催されたCaRIOca Prog Festivalでのライヴを収録。エレキギターとシンセサイザーが流麗かつテクニカルに疾走するフュージョン・タッチのインスト・プログレは、ライヴで一層勢いを増しているように感じられとにかくカッコいいです。アグレッシヴでキレのあるリズム隊も見事なもので、スピーディかつメロディアスなフレーズを応酬させるリード楽器のプレイをがっしりと支えています。中でもハードエッジに弾きまくったかと思うと、哀愁たっぷりの歌心溢れるプレイを優美に聴かせる、縦横無尽なギターの冴えっぷりが半端じゃありません。聴く者のテンションを問答無用で上げてくれる素晴らしいパフォーマンス!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
廃盤
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ケースツメ跡あり
ブラジル出身、アニー・ハズラムを想わせる女性Voを擁するシンフォニック・ロック・グループ、01年作。RENAISSANCEに通ずる端正でクラシカルなエッセンスをベースに、現代的なシャープさやヘヴィネスを加えたスケールの大きなサウンドが持ち味。ヌケの良いクリアなサウンドプロダクションもサウンドのスケールを一層広げている印象。メロディ、テクニック、アレンジともにハイ・レベル。シンフォ・ファンは聴いて損はありません。良い作品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいカビあり、背ジャケに若干折れ、その他は状態良好です
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり
ブラジルの新鋭シンフォ・グループによる17年1stアルバム。このサウンド、ずばり「クラシカルなGENESIS」! RENAISSANCEにも負けない管弦楽器が優雅に躍動する本格派クラシカル・シンフォ・パートと、Steve Hackettが弾きそうなデリケートで気品高いギタープレイとPeter Gabrielそっくりなヴォーカルが絡む初期GENESIS彷彿のパートで構築された前半は、特に凄まじい聴き応えで圧倒されてしまいます。後半になると、電子的な音やSEが増えPeter Gabrielのソロのような世界観になっていくのも面白いです。こんな驚きのグループがブラジルにいるとは!
ブラジルの新鋭シンフォ・グループ、2020年にデジタル版のみで発表された3rdアルバムのCD化。16分、29分、22分の楽曲を含む全5曲という大作主義的な構成からしてワクワクしますが、サウンドも期待を裏切りません。1曲目はうっすらと暗鬱を纏ったシンセが美しく広がり、どっしりとしたリズムが脈打つように鳴らされ、ギターが哀愁ほとばしる必殺のソロを聴かせる、『Wish You Were Here』〜『Animals』期PINK FLOYD愛に溢れたナンバー。数いる近年のFLOYDフォロワーの中でも特に実直にリスペクトを示したサウンドに好感が湧きます。かと思うと、続く29分の大作ではオルガンが軽快に走り出しシンセやメロトロンがふわふわと舞い、Peter Gabrielそのものヴォーカルがシアトリカルに歌う、初期GENESISの未発音源かと思うようなサウンドが展開されてビックリ。もう一つの大曲では、RENAISSANCEばりにスケール大きな本格クラシカル・シンフォを披露しているのにも驚かされます。何という才能。FLOYDファン、GENESISファンならこのブラジルの新鋭は要注目です。オススメ!
17年デビュー、20年にはスケール大きなシンフォニック・ロック作を立て続けにリリースし注目を集めたブラジルの新鋭グループ、22年リリースの4thアルバム。ファンタジックなメロディとそれを歌うPeter Gabrielを意識したヴォーカルそして幻想的なメロトロンの調べは初期GENESISを、SEやモノローグを効果的に用いたストーリー性に富んだ楽曲構成はPINK FLOYDを想起させる凄い作品です。色彩豊かなプレイで活躍するシンセサイザー、クラシックの並々ならぬ素養を宿すピアノ、歌心に富むメロディアスなギターらが優美かつダイナミックに躍動するアンサンブルはとにかく聴き応え抜群。清涼感とメロウネスをもたらす美声の女性ヴォーカル陣、まろやかに響くアコギやフルートが紡ぐクラシカルなアコースティック・ナンバーなど、スケール大きく重厚なシンフォに柔らかな表情も絶妙に織り込まれているのがまた魅力的。ゲストの一人に元RENASSANCEのベーシストJon Campが名を連ねているのも注目ポイントでしょう。往年の名グループへのリスペクトを土台に、持ち前の本格的なクラシックのエッセンスも発揮された、完成度の高いシンフォニック・ロックを聴かせてくれるかなりの力作です。
南米チリ出身のチェンバー・ロック新鋭による23年作2nd。UNIVERS ZEROからの影響が濃厚な、底知れぬ暗鬱さに包まれたチェンバー・ロックは驚くべき完成度。暗闇からゆっくりと立ち上がってくるファゴットとヴァイオリン、張り詰めたピアノの音色を合図にリズムがズシリと動き出し、狂気が薄霧のように立ち込めるチェンバー・ロックが幕を開けます。前半は聴き手に絶えず緊張を強いるようなスリリングな展開が続き、その質感はUNIVERS ZEROの3rd『CEUX DU DEHORS』に近い印象です。後半になるとそんな緊張感みなぎるアンサンブルにタンゴを思わせるような艶やかな美しさが出てくるのが特徴で、南米のグループらしい色合いを上手く取り入れています。これは新鋭の中でもUNIVERS ZERO好きの方には一番オススメしたいチェンバー・ロック作品です!
チリの首都サンティアゴで結成されたチェンバー・ロック・グループ、ASCETAによる2022年のデビュー・アルバム。ASCETAは、フルートなどもプレイするマルチプレイヤーのギタリストRodrigo Maccioniを中心とするグループであり、キーボーディスト、ベーシスト、ドラマー、ヴァイオリン、チェロ、クラリネット、バスーンの各奏者を合わせて8人編成で活動しています。その内容は、パワフルなバンド・サウンドにバルトークやストラヴィンスキーといった近現代からの影響を融合させたプログレッシヴ・ミュージック。ロック・アンサンブルのダイナミックなプレイはKING CRIMSON、弦楽器の響きからはイギリスのHENRY COWやベルギーのUNIVERS ZEROらチェンバー・ロックの先人たちの名前が浮かびます。チェンバー・ロック・ファンのみならず、KING CRIMSONなどのファンにもオススメできる1枚となっています。
アルゼンチン産のトリオ・バンドによる10年デビュー作。その内容は、スピード感あふれるアコースティック・ギターが交錯するフォルクローレ調のアンサンブルに、南米特有の清涼感とドラマティシズムが加わったもの。幾重にも重なり合いながらテクニカルな演奏で駆け抜けるアコギがとにかく圧巻で、アコースティック・サウンドとは思えないほどの圧倒的な迫力と音の密度を持っています。民族色をふんだんに漂わせるパーカッションの響きも大変に印象的。ギター・サウンドのみでここまでのものを作り出せるのかと驚くこと間違いなし。激しくも美しく、劇的に展開していくアンサンブルが抜群に気持ちいい傑作です。
ペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スレあり
アルゼンチンの新鋭プログレッシヴ・ロック・バンドによる2021年のデビュー・アルバム。BLACK EXPRESSIONは全曲の作曲を手掛けギターもプレイするベーシストJorge Eduardo Martinez、キーボーディストPablo Martinez、ドラマーGabriel Bikerwayから成るグループです。その内容は、10分を超える2曲と、2つのパートに分かれた30分の大曲を含むインストゥルメンタルで聴かせるプログレッシヴ・ロック。グループはキーボード・トリオ編成ですが、上記のようにJorge Eduardo Martinezがギターもプレイするマルチ・プレイヤーであるため、4ピースのバンド・サウンドを基本としています。いわゆる南米らしさやラテンの色合いはあまり感じさせない現代的な音楽性であり、加えてPablo Martinezが多用するアナログ・シンセサイザー(ミニ・モーグなど)のプレイ・スタイルの影響もあってか、南米というより東欧のプログレ・アーティスト(SOLARISなど)のような質感も。また、アグレッシヴに畳み掛けるセクションにおいては、プログレッシヴ・メタル的なユニゾン・フレーズやスリリングな早弾きも展開されます。全編を通して緩急の巧みさで大曲も飽きさせずに聴かせており、音楽的なポテンシャルは非常に高いアルバムでしょう。期待の新鋭として是非チェックしておきたい作品です。
ブラジル、CARAVELA ESCARLATE〜ARCPELAGOを率いるキーボーディストRonaldo Rodriguezが在籍するインスト・バンドの22年作1st。濃厚なブルース・フィーリングの帯びたギター&オルガン/エレピを軸に展開するサイケ・ハード/ジャム・バンド的スタイルのアンサンブルは、むせかえるような70年代エッセンスが漂ってきてただただ最高です。時にボンゾへの意識も感じられる打ち下ろすような重いドラミングと敏捷に動くベースも抜群のカッコ良さ。ブラジルという土地柄もあってか録音が洗練されていないのが、本当に70年代の音源であるかのような錯覚をもたらしているのもGOOD。プログレ・ファンのみならず、70sサイケ・ハードやジャム・バンドがお好きな方にも是非オススメしたい快作!
ブラジルはサンパウロ出身のコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者。2016年作3rd。ギタリスト一人が全面的に参加している他は、すべてBruno自身で演奏されています。モダンなヘヴィネスを持ったの硬質なトーンのリズム・セクションを土台に、華やかなトーンのキーボードが光彩を放つように広がっていくヌケのいいアンサンブルが実に素晴らしい!トライバルとでも言えるような、ドラムがリズミックに乱れ打つところや、ムーグ・シンセによる天へと駆け上るようなリードなど、めくるめく躍動感溢れるアレンジに心躍ります。ジョン・アンダーソンとムーン・サファリのKey奏者/VoのSimon Akessonの中間に位置づけられるようなハイ・トーンのヴォーカル、キャッチーで心に突き刺さってくるメロディ・ラインも特筆。これは名作!
ブラジルはサンパウロ出身のコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者。2013年デビュー作。煌びやかなトーンで荘厳に鳴り響くキーボードとたおやかなアコギによるバッキング、その上で流麗なメロディを紡ぐムーグ・シンセ、精緻なタッチで伸びやかなメロディを奏でるギター、心にスッと入り込む透明感あるヴォーカルと豊かなコーラス・ワーク、美しくキャッチーなメロディ・ライン。オープニング・ナンバーを聴いて、ムーン・サファリが頭に浮かびました。ムーン・サファリのKey奏者/VoのSimon Akessonに曲調・声質ともによく似ている気がします。クイーンばりのコーラス・ワークから、ムーグとエレキがめくるめくメロディアスなリードを交換しあう間奏部分のドラマティックさも特筆。イエスの明快さとジェネシスの叙情美とがあわさったようなサウンドは往年のプログレ・ファンは歓喜すること間違いなしでしょう。2曲目もまた、瑞々しいアコギの爪弾きに、艶やかな音色のストリングスとピアノが入るイマジネーション豊かなイントロも良いし、そこから、タイトなリズムが入り、ムーグとギターがのびのびとリードを奏でるダイナミックなパートへとスイッチする展開も心躍るし、これは素晴らしいです。イエスやジェネシスのファンはもちろん、ムーン・サファリのファンは必聴と言える驚きの快作!
レーベル管理上、盤にキズやジャケットに若干の不良がある場合がございます。ご了承ください。
ブラジルはサンパウロ出身のコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者。2013年のデビュー作に続く2015年作2nd。サウンドを端的に言えばクリアで壮麗。瑞々しい響きの流麗なピアノ、澄んだトーンで広がるキーボード、ブラジルというより北欧に通じる透明度の高いリリシズムに溢れたメロディ、美声のハイ・トーン・ヴォーカル、澄み渡るコーラス・ワークが印象的です。キーボードとメロディはどこまでも詩情たっぷりですが、リズム隊とギターにはモダンなシャープさがあり、キレのあるリズム・チェンジ、ザクザクとエッジの立ったギター・リフでメリハリを生むとともに、全体に透明度を上げているのも特筆。硬質な部分は、メキシコのCASTも彷彿させます。圧倒的な澄んだメロディ、クリアな中にも南米らしい生命感が宿ったアンサンブルとが絶妙に同居した伸びやかなシンフォニック・ロック名作です。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。95年作の5th。序盤は、『トリック・オブ・ザ・テイル』あたりのジェネシスを彷彿させるメロディアスなシンフォニック・ロックを聞かせ、後半に向かって、前作で加わったEL&P的な攻撃性を織り交ぜつつ、ダイナミックなプログレを聴かせます。きらびやかなトーンで重層的に鳴らされるシンセの魅力はそのままに、ギターがより前面に出ている印象で、歪みつつも抑制されたハケット譲りのトーンで繊細かつ伸びやかにリリカルなフレーズを奏でています。クラシカルなピアノもより効果的で、最終曲は、イタリアのLOCANDA DELLE FATEも思い出しました。その最終曲は、GENESIS、EL&P、LOCANDA DELLEあたりのエッセンスを詰め込んだようなダイナミックな名曲。手数多く爆走するドラムも特筆です。GENESISやEL&Pなど往年のプログレのDNAを受け継いだネオ・プログレとして、一つの完成形と言える名作です。
94年にデビュー以降、怒涛のリリースで、メキシコが世界へと誇るシンフォニック・ロック・バンドへと上り詰めたバンド。97年作の7thアルバム。プロダクションが向上した印象で、楽器の音の艶、瑞々しさ、色彩感が増し、アンサンブルがクリアでダイナミックになり、彼らの持つ構築美、テクニックがよりダイレクトに伝わってきます。ハケット直系のメロディアスかつ緊張感みなぎるギター、清涼感たっぷりにたなびくバッキングから狂おしいばかりに畳み掛けるピアノやムーグのリードまで相変わらずセンス抜群のキーボード、そして、タイトさとキレ味を増したリズム隊。1曲目のインスト・ナンバー「Initiation」から凄まじいほどにドラマティック。前作で印象的だったフルートを排除し、ギター、キーボード、リズム隊による運動性能抜群のアンサンブルにフォーカスし、彼らのテクニックとアレンジ力を120%活かしきった「静」と「動」の対比鮮やかなアンサンブルが印象的です。切なさに満ちたハイ・トーンのエモーショナルなヴォーカルと英詩による流れるようなメロディ(ジェネシスの「Cinema Show」を思い出します)も素晴らしいし、この時点で、世界屈指のジェネシス・フォロワーへと上り詰めたと言って過言ではないでしょう。ジャケットの雰囲気にピンときたシンフォ・ファンは間違いなく気に入る傑作です。
今や中南米シーンをリードする存在となったメキシコのシンフォ・グループ。彼らが99年に行なったライヴを収録!『Landing In A Serious Mind』『Sounds Of Imagination』『Third Call』『Four Aces』『Endless Signs』『Beyond Reality』、1st〜6thより選曲された14曲をプレイした、初期CASTの集大成といえる名演の数々を収めています。00年代以降の活躍を予感させる傑作盤。
LIVEEXPERIENCE(バンド名/タイトル上部左寄り)(CAST(MUSEA))
2枚組、バンド名/タイトルがジャケ左寄り上部にあるデザイン
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり、ウォーターダメージあり
LIVEEXPERIENCE(バンド名/タイトル上部左寄り)(CAST(MUSEA))
2枚組、バンド名/タイトルがジャケ左寄り上部にあるデザイン
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビ多めにあり、ウォーターダメージあり
70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。いよいよフランスのレーベルMUSEAと契約し、世界に向けてリリースされた出世作となった99年の9thアルバム。変拍子を巧みに織り交ぜて瑞々しく躍動するリズム、その上をリリカルなキーボードとハード・エッジかつ歌心いっぱいのギターが色彩豊かな音世界を描き、フルートがこれぞ南米と言える詩情を加える。テクニカルなアンサンブルが生むダイナミズムと色彩感豊かなサウンドを同居させたサウンドを完成させた前作『ANGELS AND DEMONS』を元に、再びフルートをフィーチャーして、しっとりとリリカルな「引き」のパートを織り交ぜているのが印象的です。幻想性が前作以上に浮かび上がるとともに、ラテン的なリリシズムが心に残ります。LOCANDA DELLE FATEを彷彿させますが、「氷」に包まれたLOCANDA DELLE FATEに対し、「太陽」に照らされたCASTと言った感じで、今まで以上にCASTならではのアイデンティティを感じます。音の一つ一つは繊細に紡がれているのに、その一音一音には確かにパッションがある、そんな気がします。中南米はメキシコから高らかに鳴らされた渾身のシンフォニック・ロック・アンサンブル。力強くそして包み込むように歌い上げるハイトーンのエモーショナルなヴォーカル、ジェネシスからの影響を土台にラテン的な詩情を乗せたメロディも絶品です。これは傑作!
盤に若干汚れ・背ジャケに湿気ダメージがあるため、値引きセール品になります。
70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。03年作の11thアルバム。Key奏者Alfonso VidalesとギタリストFrancisco Hernandez以外のメンバーが交代。Francisco Hernandezはヴォーカリストとなり、ギター、ドラム、ベースが新加入。サウンドは、ジェネシスからの影響が濃いネオ・プログレから一気にモダンなシンフォニック・ロックへと進化していて、ずばりフラワー・キングスやトランスアトランティックへのメキシコからの回答といった感じ。リズム隊がそっくり変わっているのでまず注目すると硬質でタイト!変わったギタリストはというとザクザクとメタリック!かなりモダンなシンフォニックになっていて、ジェネシスではなくクリムゾンやEL&Pのエッセンスを感じます。その点では、ハンガリーのAFTER CRYINGも彷彿。そんな緊張感みなぎるハードな「暗」のパートとの対比により、これまでのクラシカルでファンタスティックな「陽」のパートがより一層ドラマティックに聴こえます。専任のヴォーカルDino Carlo Brasseaが抜けたため、インスト重視になりましたが、ヴォーカル・ナンバーも収録していて、なんとはじめてスペイン語で歌われています。これまでギターだったFrancisco Hernandezの歌声もなかなか良い感じ。ゲストも特筆で、特にスペインのシンフォ・バンドOMNIの作品にも参加するサックス/フルート奏者Pepe Torresの演奏が素晴らしく、フルートはもちろん、サックスのリードはバンドの新たな魅力と言えるでしょう。新生CASTによる傑作です。
70年代から活躍するメキシコを代表するシンフォニック・ロック・グループ、2014年作。煌びやかなピアノが華麗に流れていくオープニング。ピアノが不穏なフレーズへと移行していくと、ザクザクとヘヴィ・メタリックなギターが炸裂し、一気に動き出すアンサンブル。ここぞでは視界が開けたように透き通った鋭角なトーンのギターやヴィンテージなハモンド・オルガンやフルートがファンタスティックなフレーズを高らかに奏でます。フルートとザクザク・ギターとのユニゾンあり、ピアノとギターによるクラシカルな高速フレーズが一閃したり、それを支えるリズム隊のキレ味も特筆だし、70年代的な幻想性と現代的な明瞭さやダイナミズムが見事に融合したアンサンブルは、まさに「鮮烈」という言葉がぴったり。それにしても、ベテランとは思えない突き抜けたエナジー。これはモダン・シンフォニック・ロックの傑作です!
94年にデビュー以降、怒涛のリリースで、メキシコが世界へと誇るシンフォニック・ロック・バンドへと上り詰めたバンド。96年作の6thアルバム。繊細かつキラキラしたトーンのアルペジオ、ハードかつ神経質なタッチで紡がれるリードともにスティーヴ・ハケット直系と言えるエレキ・ギター、90年代とは思えない幻想性溢れるトーンのキーボード。リズム隊は硬質さがあってポンプ・ロック以降のバンドからの影響も感じさせます。運動性たっぷりにドラマティックに畳み掛けるキメのパートもまたジェネシスのDNAに満ちています。そして、全編を通してフィーチャーされる優美なフルートがまた絶品。オープニング・ナンバーからジェネシス・ファンは歓喜と言える名曲で、いきなりトップ・ギアで聴き手を飲み込みます。ヴォーカル・ナンバーでは、南米らしい詩情あるメロディとハイ・トーンのエモーショナルなヴォーカルも良いし、これはドラマティック&メロディアスなプログレのファンは必聴。傑作です。
70年代に結成され、94年にデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。傑作『LEGACY』の後にリリースされたライヴ盤。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。95年作の4th。前作までに比べ、アンサンブルが洗練され、ダイナミズムも増した印象。トニー・バンクス直系の幻想的なトーンを軸にしつつ、キース・エマーソンを彷彿させる攻撃的なトーン、管弦楽器風の広がりあるトーンなど音色が多彩になったとともに、アコースティック・ピアノによるクラシカルなピアノも印象的で、表現の幅がグッと広がりました。リズム隊もまるでカール・パーマーばりに空間を埋め尽くすようなドラムをここぞで盛り込み、「静」と「動」の対比が鮮やかになってダイナミズムが増しました。オープニング・ナンバーの間奏では、低く立ち込めるようなリズムの中、ちょっぴり東洋的なフレイヴァーとともに変調したムーグが鳴り響き、ハンガリーあたりの東欧のバンドに通じる荘厳さを聴かせます。中期ジェネシス直系の美しくリリカルなメロディ・ラインは相変わらずというか、さらに磨きがかかっている印象。初期マリリオンに通じるネオ・プログレから一歩抜け出して飛躍した快作です。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ、94年作の記念すべき1st。トニー・バンクスからの影響が色濃いリリカルなキーボードを中心とするファンタスティックなシンフォニック・ロック。00年以降作のようなダイナミズムこそありませんが、丁寧に紡がれたGENESISタイプのアンサンブルは、これはこれでたいへん魅力的。詩情溢れるメロディは既に完成の域。センシティブでエモーショナルなヴォーカルも素晴らしい。すでに長いキャリアを誇るだけに、デビュー作ながらさすがの音作りセンスを感じさせる逸品です。
70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。前作に引き続きMUSEAより世界に向けてリリースされた00年作の10thアルバム。2曲目「Legacy's Executor」から、テクニカルなキレとキーボードの色彩感でスピーディーに畳み掛けるCAST節が炸裂!流麗なピアノとフルートをフィーチャーした清涼感あるパートも良いし、祈るように敬虔なハイ・トーンのヴォーカルによる「歌」が溢れるパートも心奪われるし、「ファンタスティックさ」や「クラシカルさ」がこれまでにないほど出ていて、なんだかグリーンスレイドを思い出す感じ。でもグリーンスレイドのようなクリアさや綺羅びやかさはなく、「愛すべき野暮ったさ」とでも言うべきバンドみんなが汗を飛ばしながら幻想サウンドを鳴らしている思わず拳を握りしめます。クリムゾンが頭に浮かぶほどヘヴィに沈むパートや、多声コーラスやハモンド・オルガンが宗教的な音を鳴らすパートや、北欧のバンドみたいなリリカルでハートウォームなパートや、80年代の東欧のバンドみたいにシンセが荘厳に鳴り響くパートを織り交ぜた、まるでコンセプト・アルバムのようなスケールの大きな構成も特筆です。幕が開いた2000年代プログレ・シーンにおいて、中南米のの旗手となるべく実力を高らかに証明した傑作。
メキシコのみならず今や有無を言わせぬ世界基準となったベテランシンフォニックバンドの04年作。本作では、CASTの個性であるファンタジック且つ重厚なシンフォニックサウンドはそのままに、アルバムコンセプトも伴ってかなり閉塞感のあるアグレッシブな内容となっています。Mylodonレーベルへの移籍によって音楽性に変化が見られ、むしろ楽曲によってはメタリックとすら言えるような硬質な雰囲気へ。いわゆる南米独特の哀愁と言うものは意図的に隠された洗練されたへヴィーシンフォニックロックと言えますが、元々彼らの持っていた攻撃性が絶妙に融合し畳み掛ける様はやはりCASTの音であり、圧巻の一言。引き出しの多さを見せ付けられます。このアルバムをさらに進化させた作品が07年の名盤「Com.Union」だということを考えると記念すべきターニングポイントな1枚と言えますが、決して過渡期的な印象を与えない高水準なへヴィーシンフォニックロックは、さすがCASTです。
メキシコのみならず今や有無を言わせぬ世界基準となったベテランシンフォニックバンドの08年作。なんと通算では20枚目のアルバム、結成から30周年というから驚きです。前作「Com.Union」はバンドの最高傑作としてプログレファンの心をわしづかみにしましたが、早くも新譜をリリース。しかも今回は2枚組大ボリュームとなっており、彼らの多作ぶりはThe Flower Kingsにも迫るかと言う勢い。職人技とすら言えそうなアイディア量と、その創作意欲は尊敬に値します。本作は、近作のCastの路線を堅実に守りながら、イタリアンプログレを思わせるヴィンテージ色豊かなシンフォニックサウンドをドラマチックに聴かせる、前作に引き続きまたしても傑作となっており、現在進行形シンフォニックロックのダイナミズムを存分に味わえる作品。フルートや各種管楽器類の配置も前作同様センスを感じさせ、クラシカルロックとしてトップクラスのクオリティーを維持し続けています。キャリアの長さとプログレを知り尽くした経験値の高さを持つものだけが作れ得る、出来るべくして出来た作品。
70年代末結成、90年代初頭にデビューして以降コンスタントに高品質な作品をリリースし続け、今やメキシコのみならず中南米シーンを代表するグループとなった彼らの17年作!ピアノ、オルガン、シンセを縦横に駆使してアンサンブルを形作るクラシックの素養みなぎるキーボード、天を駆けるように格調高い音色から深みある芳醇な音色までを操る表現力抜群のヴァイオリン、そしてゴリッと硬質なリフワークとエネルギッシュな速弾きでCASTのヘヴィネスを一手に担うギター。安定感抜群のリズム・セクションの上を、三者が複雑に絡み合いながら織り上げていくスケールの大きなシンフォニック・ロック・サウンドは、もはや興奮を通り越して感動すら覚える素晴らしさ。全編にわたり瑞々しくファンタジックな躍動感に満ちながらも、同時に一音一音には確かな重量感のあるという、一分の隙なく構築されたサウンドはもはや貫禄と言う以外にはない威風堂々な出で立ちです。特に素晴らしいのが前作より正式メンバーとして活躍するヴァイオリニストRoberto Izzoのプレイ。ソロもたっぷりフィーチャーされており、清廉なクラシカル・シンフォの色合いが強まっているのが特徴です。これは、スウェーデンのTHE FLOWER KINGSとブラジルのSAGRADO CORACAO DA TERRAを合体させたかのような凄まじさと言ってしまおう!傑作!
名実ともに現メキシコを代表するプログレ・バンドによる、16年4月に行われた母国メキシコでのライヴを収録した映像作品。16年リリースの新作『VIDA』からの4曲、11年作『ART』より2曲、14年作『ARSIS』の1曲に、ドラムソロ、メドレーを加えた全9曲を演奏。抜群のテクニックを誇るバンドだけに、スタジオ盤と遜色ないダイナミックにして緻密なアンサンブルが冒頭から炸裂していて興奮必至。屋外ステージでの夜の公演ながら、ステージ上が全体的に明るく演奏しているメンバーの姿がよく見えるのも好印象です。
MARILLIONより1年早い1978年に結成され、94年にアルバム・デビュー、今や名実ともに中南米を代表する存在となったメキシコ産シンフォ・グループ。2017年に母国メキシコにてオーケストラを率いておこなったライヴ映像を収録!
Blu-ray Disc、NTSC方式、※掲載画像とジャケットのデザインが若干異なる場合がございます
ジャケットにスレ・ケースにスレがあるため、値引きセール品になります。
Blu-ray Disc、NTSC方式、※掲載画像とジャケットのデザインが若干異なる場合がございます
レーベル管理上、パッケージの若干スレ・盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。1st以前の音源をまとめた、94年リリースの2nd。トニー・バンクスからの影響が色濃いリリカルなキーボードを中心とするファンタスティックなシンフォニック・ロック。キーボードとギターとで丁寧に紡がれたメロディのタペストリー。詩情豊かなメロディは切々と聴き手の胸を打ちます。10分を越える最終曲「A Run In The Rain」は、次々と繰り出されるメロディアスな展開に涙が溢れ出すシンフォ・ファン必聴の名曲。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。89年の音源4曲と94年の音源4曲をまとめた3rd。GENESIS直系のめくるめくファンタスティックなアンサンブル、ナイーヴな感性が光る詩情豊かなメロディ。94年録音の後半4曲は特に素晴らしく、流れるような構成と胸を鷲づかみにされるメロディを持った名曲揃い。特にラストを飾る「House By The Forest」は特筆で、フィル・コリンズばりに切れ味鋭く疾走するドラムをバックに、キーボードがトニー・バンクス直系のファンタスティックかつ流麗なフレーズを次々に紡いでいくドラマティックなインプロビゼーションに心奪われます。89年の楽曲では、15分を超える大曲「Door Of The World」が聴きどころで、その後のライヴでも演奏されている名曲です。
90年代はじめのデビュー以降コンスタントに作品をリリースし続けているメキシコが誇るシンフォニック・ロック・バンド。前作から早くも1年で届けられた2015年作。特筆は、近年のニュー・トロルスのライヴへの参加や、管弦楽器隊によるプログレ・トリビュート・バンドGNU QUARTETでの活躍で知られるヴァイオリン奏者Roberto Izzoがコンスタントなメンバーとして参加していること。ゲストとして、他のGNU QUARTETの管弦楽器奏者も参加していて、瑞々しく艶やかなトーンのストリングスが躍動するクリアで明朗なサウンドが印象的。ソロとしても活躍している若き男性ヴォーカリストBobby VidalesによるカナダのRUSHを彷彿させるハイ・トーンの歌声もそんなサウンドに見事にマッチしています。ジェネシスのDNAが息づく多彩なキーボードによるヴィンテージな色合い、ザクザクとメタリックなリフや流麗な速弾きで硬質なダイナミズムを生むギターのアクセントも良いし、圧倒的に目の覚めるようなアンサンブル!今までの作品以上に「プログレ・ハード」と言えるキャッチーさと突き抜けるような明快さを軸に、管弦楽器による美麗さが加わっていて、そこに持ち前のテクニカルなエッジも効いていて、これはずばりシンフォニック・ロックのファンは必聴でしょう。ジャケットのデザインは、ジェネシスでお馴染みのポール・ホワイトヘッド!
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現中南米シーンにおいて抜きんでた実力を誇るメキシカン・シンフォ・グループ、前作から4年を経てついにリリースされた21年作!キャッチーかつ疾走感抜群のアンサンブルにスケール大きなヴァイオリンのプレイが炸裂するサウンドは、さながら「ラッシュ+サグラド・コラソン・ダ・テッラ 」。もう1曲目から凄まじい。ザクザク刻むヘヴィなギターとヴァイオリンが変拍子ユニゾンで快走する冒頭を経て、一気に視界が開けるようにギターとヴァイオリンがスケール大きく飛翔していく荘厳なオープニングにいきなり感動してしまいます。パッションみなぎるアコースティックギターの超絶プレイも全開だし、終盤満を持して登場するシンセのスピーディなプレイもさすがです。曲間なくピアノのクラシカルなリフレインに繋がっていき、ヴァイオリンのキレのあるプレイが冴え渡るプログレ・ハードを聴かせる2曲目もキャッチーかつ緊張感ある名曲。とにかく全編通してとんでもないエネルギーが充満していて、聴いてる方も拳を握りっぱなしになります。何度かのメンバーチェンジは経ているものの、MARILLIONと同期の78年結成とは思えない、作品を出すごとに演奏の緻密さと込められた情熱が増していくCASTというバンドに敬服せずにはいられません。もちろん大傑作!
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