南米プログレの新鋭の中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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94年にデビュー以降、怒涛のリリースで、メキシコが世界へと誇るシンフォニック・ロック・バンドへと上り詰めたバンド。2枚組となった06年作の14thアルバム。デビュー以来、ジェネシスのDNAを継いだネオ・プログレ・サウンドを極めていき、MUSEAからリリースされた03年作の11th『Al-Bandaluz』で、中心メンバーのKey奏者Alfonso VidalesとヴォーカルのFrancisco Hernandez以外のメンバーを変え、より往年の香りとともに、よりスタイリッシュでモダンに引き締まったダイナミックなシンフォニック・ロックへとさらに階段を登りました。本作は、メンバー・チェンジ後では3作目で、ヴォーカルのFrancisco Hernandezはゲスト扱いとなり、他のヴォーカリスト(女性Voも!)もゲストに加えて制作されています。サウンドは、GENESISやEL&PのDNAを継ぐヴィンテージな香りたっぷりの多彩なキーボードを軸に、『Al-Bandaluz』以降のフルート、サックス、モダンでハード・エッジなギターが織りなすスリリングでいてイマジネーションにも満ちたシンフォニック・ロックが印象的です。ロマンティシズム溢れる流麗なピアノ、夢想的で優美なフルートではじまる2枚目のオープニング・ナンバーは、イタリアのLocanda Delle Fateも彷彿させる美麗さ。そこから一気にヘヴィなギターとムーグによるダイナミックなパートへと展開し、ジェネシス直系のドラマティックなキメや、HR/HM的な硬質なパートなどを織り交ぜながら、「静」と「動」、「硬」と「軟」自在に上り詰めていく展開は見事。これまた傑作です。
名実ともに現メキシコを代表するプログレ・バンドによる、16年4月に行われた母国メキシコでのライヴを収録した映像作品。16年リリースの新作『VIDA』からの4曲、11年作『ART』より2曲、14年作『ARSIS』の1曲に、ドラムソロ、メドレーを加えた全9曲を演奏。抜群のテクニックを誇るバンドだけに、スタジオ盤と遜色ないダイナミックにして緻密なアンサンブルが冒頭から炸裂していて興奮必至。屋外ステージでの夜の公演ながら、ステージ上が全体的に明るく演奏しているメンバーの姿がよく見えるのも好印象です。
MARILLIONより1年早い1978年に結成され、94年にアルバム・デビュー、今や名実ともに中南米を代表する存在となったメキシコ産シンフォ・グループ。2017年に母国メキシコにてオーケストラを率いておこなったライヴ映像を収録!
Blu-ray Disc、NTSC方式、※掲載画像とジャケットのデザインが若干異なる場合がございます
レーベル管理上、パッケージの若干スレ・盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。1st以前の音源をまとめた、94年リリースの2nd。トニー・バンクスからの影響が色濃いリリカルなキーボードを中心とするファンタスティックなシンフォニック・ロック。キーボードとギターとで丁寧に紡がれたメロディのタペストリー。詩情豊かなメロディは切々と聴き手の胸を打ちます。10分を越える最終曲「A Run In The Rain」は、次々と繰り出されるメロディアスな展開に涙が溢れ出すシンフォ・ファン必聴の名曲。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。89年の音源4曲と94年の音源4曲をまとめた3rd。GENESIS直系のめくるめくファンタスティックなアンサンブル、ナイーヴな感性が光る詩情豊かなメロディ。94年録音の後半4曲は特に素晴らしく、流れるような構成と胸を鷲づかみにされるメロディを持った名曲揃い。特にラストを飾る「House By The Forest」は特筆で、フィル・コリンズばりに切れ味鋭く疾走するドラムをバックに、キーボードがトニー・バンクス直系のファンタスティックかつ流麗なフレーズを次々に紡いでいくドラマティックなインプロビゼーションに心奪われます。89年の楽曲では、15分を超える大曲「Door Of The World」が聴きどころで、その後のライヴでも演奏されている名曲です。
90年代はじめのデビュー以降コンスタントに作品をリリースし続けているメキシコが誇るシンフォニック・ロック・バンド。前作から早くも1年で届けられた2015年作。特筆は、近年のニュー・トロルスのライヴへの参加や、管弦楽器隊によるプログレ・トリビュート・バンドGNU QUARTETでの活躍で知られるヴァイオリン奏者Roberto Izzoがコンスタントなメンバーとして参加していること。ゲストとして、他のGNU QUARTETの管弦楽器奏者も参加していて、瑞々しく艶やかなトーンのストリングスが躍動するクリアで明朗なサウンドが印象的。ソロとしても活躍している若き男性ヴォーカリストBobby VidalesによるカナダのRUSHを彷彿させるハイ・トーンの歌声もそんなサウンドに見事にマッチしています。ジェネシスのDNAが息づく多彩なキーボードによるヴィンテージな色合い、ザクザクとメタリックなリフや流麗な速弾きで硬質なダイナミズムを生むギターのアクセントも良いし、圧倒的に目の覚めるようなアンサンブル!今までの作品以上に「プログレ・ハード」と言えるキャッチーさと突き抜けるような明快さを軸に、管弦楽器による美麗さが加わっていて、そこに持ち前のテクニカルなエッジも効いていて、これはずばりシンフォニック・ロックのファンは必聴でしょう。ジャケットのデザインは、ジェネシスでお馴染みのポール・ホワイトヘッド!
【カケレコ国内盤(直輸入盤帯・解説付仕様)】デジパック仕様、定価2990+税
レーベル管理上の問題により、デジパックに若干角つぶれ・若干圧痕がある場合がございます。予めご了承ください。
アルゼンチンのグループ、04年作2nd。陰のある音色の伸びやかなキーボード、繊細なタッチのメロディアスなギター、ピーター・ガブリエル直系のシアトリカルなヴォーカルというスタイルで、GENESISをはじめ、MARILLIONなど英メロディアス・ロックからの影響が感じられるドラマティックなシンフォニック・ロック。オリジナリティこそあまりありませんが、本家に引けを取らないメロディ・センスとダイナミックで力強いアンサンブルは文句なしの一流。GENESIS直系のシンフォが好きな方は間違いなく気に入るでしょう。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケースついていません、側面部に色褪せあり
メキシコ出身、99年のデビュー作。GENESIS、CAMEL、EL&Pを彷彿とさせる70sプログレ色と本格感漂うクラシック色が見事に融合して信じられないほど豊かな色彩を放つシンフォニック・ロックの傑作。端正なタッチのアコースティック・ギター、流麗なピアノ、リリカルなリコーダーなどから発せられる溢れんばかりの「気品」は、初期PFMにも匹敵します。丁寧に紡がれる精緻なアンサンブルが堪能できる小曲中心の前半、ハードさを増した「動」の部分をよりフィーチャーして、「静」と「動」の対比鮮やかなダイナミックな展開で圧倒する大曲中心の後半ともに半端でない才能を感じます。シンフォ・ファン必聴の傑作。
廃盤、2枚組、シリアル・ナンバー入り
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
90年代中期から活動するアルゼンチンのジャズ・ロック/チェンバー・ロック・グループ、ANTIHEROEのリーダー/ギタリストDario Iscaroによる別働ジャズ・トリオ。10年デビュー作。硬質かつスリリングなアンサンブルという印象の強かったANTIHEROEと比べると、一音一音を丁寧に紡ぎ出すギターワークに顕著なように、静謐なロマンを秘めたサウンドが特徴。フュージョン・タッチの柔らかな単音リフを奏でるギター、弓弾きを交えながら深みのある演奏を聴かせるコントラバス、タイトで表現力豊かなドラムスによるトリオ・アンサンブルを軸に、ふくよかな空間系シンセや管楽器が程良くチェンバーでアヴァンな彩りを添えています。クリアトーンに良く映えるリフの美しさは必聴です。ジャズ・ロック/チェンバー・ロック・ファンのみならず、ジョン・スコフィールドなどギタリストを軸に据えたフュージョンがお好きな方にも推薦。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干盤に曇りあり、指紋汚れあり
タンゴ・ジャズ・グループORQUESTA ESCUELA DE TANGOのメンバーでもあるアルゼンチンのピアニストDiego Schissi率いるクインテット、22年作。アルゼンチン・ロックのレジェンド故Luis Alberto Spinettaにインスパイアされたテーマを持つ作品となっており、全19曲の曲名はSpinettaのバンドPESCADO RABIOSOによる楽曲「Por」の歌詞に使用された単語に由来しています。ピアノ、ヴァイオリン、バンドネオンが切れのあるタッチで絡み合うアヴァンギャルドなタンゴ・ジャズが全編炸裂。そんな緊張感あるプレイを繰り広げる三者が、不意に表情を和らげロマンティックに寄り添い合うパートがまた美しく、硬軟自在な演奏がただただ見事です。タンゴらしくダイナミックに躍動するドラミング、そして敏捷な音運びでどこかミステリアスな空気を醸し出すベースも雰囲気抜群。静謐なナンバーからはなるほどL.A.Spinetta的な彼岸的境地も感じられます。チェンバー・ロック・ファンやジャズ・ロックにオススメ!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ケースツメ跡あり
定価2940
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、ケースツメ跡あり、目立つカビあり、解説に折れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
アルゼンチンはブエノス・アイレス出身で、クリムゾンやジェントル・ジャイアントやヘンリー・カウとともに、ドビュッシーやルチアーノ・ベリオやリゲティ・ジェルジュに親しんだコンポーザーのAbel Gilbert(1960年生まれ)率いるチェンバー・ロック・バンド。2014年作の3rd。女性ヴォーカルのCarolina Restucciaも特筆で、ダグマー・クラウゼ(SLAPP HAPPY)やパスカル・ソン(COS)を彷彿させる狂気とコケティッシュさを内包した歌声が強烈。クリムゾンのジェイミー・ミューア的な奔放なパーカッションにCarolinaの奔放なヴォーカルが乗るチェンバー・ミュージック、そして、管弦楽器とシャープなエレキ・ギターがまばゆいトーンでエキセントリックなアンサンブルを奏でるチェンバー・ロック、さらにニューウェイヴとゴシックを行ったり来たりするようなアヴァン・ポップも交えながらイマジネーション豊かに展開していきます。ユニヴェル・ゼロばりの器楽的な技巧を持ちつつ、強迫的にはならず、どこかカンタベリーにも通じるようなユーモラスさがあるサウンドが持ち味です。数多く好グループが出てきている2010年代以降のチェンバー・ロック・シーンの中でも屈指と言える強度と奔放さを持った名バンドによる傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ブラジルのギタリスト/キーボーディストFernando Pantaleaoをリーダーとする4人組プログレ・バンドの22年デビュー・アルバム。同郷TEMPUS FUGITに通じる、南米らしいメロウネス溢れる旋律とハードエッジなテクニカル・アンサンブルを持ち味とするインスト・プログレは、これがデビュー作とは思えない完成度の高さ。主役を張るギターは、プログレ・ハード的なソリッドさで豪快に疾走しつつ、随所で泣きの効いた哀愁ソロも聴かせる実力派です。そのギターを叙情的なピアノやオルガンで支えたり、時にはギターをバッキングに回してテクニカルなソロを披露したりとキーボードもいい仕事します。Fernandoによってさり気なく鳴らされるメロトロンやムーグの奥ゆかしい使い方もセンス抜群。ラストのナンバーでは優しげな英語ヴォーカルも入ってTEMPUS FUGITの3rdあたりに入っていそうなCAMEL彷彿の哀愁シンフォを聴かせてくれて締めもバッチリです。上述の通りTEMPUS FUGITはじめとする南米の美旋律シンフォがお好きな方や、プログレ・ハード・ファンにもお楽しみいただきたい大変良い作品!
2014年に始動したギタリスト/マルチ奏者と女性ヴォーカリストによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、18年作。彼らが敬愛するバンドRUSHに捧げたトリビュート作品となっています。アレンジ自体は原曲に忠実と言えますが、ギターの響きに顕著な持ち前のドリーミーな感覚、そして艷やかな女声ヴォーカルによって丹念に紡がれるRUSHナンバーの数々が新鮮です。「Limelight」に始まり「Closer To The Heart」「Nobody's Hero」「Tears」「Here Again」など14曲を披露。RUSHに対する素直なリスペクトが感じられる好カバー作!
2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者と女性ヴォーカリストによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、待望の19年作!前17年作『WHAT I FOUND』も2人とは思えない驚くべき豊かさを内包した名品でしたが、本作も息をのむほどに静謐で幻想的な音世界が待っています。シンセ&オルガンがうっすらと幻想のベールを広げると、A.ラティマーとS.ロザリーの中間にいるような泣きのフレーズ満載の美麗ギターが舞い、スッと胸に染み入る透明感いっぱいの美声ヴォーカルが囁くように歌います。ゆったりとしたテンポのナンバーが主ですが、前作以上にロマンティックで丹念に紡がれていく優美な作品世界にじっくりと浸りたい逸品。傑作です。
2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、19年『ACROSS THE SEA』以来のオリジナル・アルバムとなる21年作。勿論本作でもヴォーカルをGabby、すべての演奏をCeloが担当。シンセサイザーがしっとり気品高く湧き上がり、その上をA.ラティマーやS.ロザリーを受け継ぐ優美でメロディアスな珠玉のギターが駆ける、幻想度100%の演奏。そこに息をのむように透明な美声で丹念に歌を乗せる女性ヴォーカル。もう完成されきった世界観に最後まで惹き込まれっぱなしです。ハードだったりヘヴィだったりせず、一貫してメロディアスで幻想的な佇まいを崩さない音楽性がとにかく素晴らしい。でもここぞではギターがドラマチックに飛翔し、ヴォーカルも力を込めてエモーショナルに歌い上げ、熱い叙情をほとばしらせます。これは現女性ヴォーカル・シンフォとして英国のMAGENTAにも匹敵する圧倒的な完成度。紛れもなく傑作です。
2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、20年作。前作ではRENAISSANCEの見事なトリビュートを聴かせてくれた彼らですが、今回はお待ちかねの全編GENESISナンバーによる2枚組全14曲!「Dancing With The Moonlit Knight」に始まり、「Firth Of Fifth」「Looking For Someone」「Ripples」「Entangled」「Carpet Crawlers」「Musical Box」と、70年代の叙情的な名曲をしっかり押さえた選曲で、2人の持ち味が最大に発揮されているところはさすが。前作RENAISSANCEトリビュートを堪能されたなら、ただただ本作も間違いなし!と言っておきます。
2014年に始動した、ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジルの男女シンフォ・ユニット、20年作。RUSH、MARILLIONとリスペクトするプログレ・グループのトリビュート・アルバムをリリースしてきた彼らですが、今回はRENAISSANCEを全編カバー!一曲目「Day Of The Dreamer」の、西部劇のように勇ましいイントロを経て、羽のように軽やかなピアノが踊り瑞々しくファンタジックな演奏へなだれ込んでいく導入からして完璧。とてもマルチ・プレイヤーによる単独演奏とは思えない躍動感と呼吸を感じさせます。そして全くクセのないスッと耳へと染み入るような美声ヴォーカルも特筆。アニー・ハズラムに比べサラリとした声質ながら、違和感は微塵もありません。2大名盤『ASHES ARE BURNING』『SHEHERAZADE〜』からの選曲が多く、「Can You Understand?」「Carpet Of The Sun」「Ocean Gypsy」「Song Of Scheherazade(抜粋)」と全盛期RENAISSANCEの名曲群が素晴らしい再現度でプレイされており興奮が収まりません。今作も往年の名バンドへの愛情に満ち満ちた極上のトリビュートに仕上がっています。オススメ!
2枚組、デジパック仕様、ボーナス・トラック2曲(「Opening Out」「Ashes Are Burning」)
レーベル管理上、デジパックに圧痕がございます。ご了承ください。
2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、19年のライヴ映像を収録。スタジオ・アルバムでは全楽器を担当するCeloですが、ライヴという事でベーシストとドラマーが参加した4人編成でのステージです。19年作『Across The Sea』のナンバーを中心に17年作『What I Found』からの曲も交えたセットリストで、Celoの零れ落ちんばかりの哀愁を湛えたギタープレイと、Gabbyの澄んだ美声を生かした切々と祈るような歌唱との組み合わせはライヴでも変わらず至上の一言。1曲目から、場の空気を変えてしまう魔力を感じさせる素晴らしいライヴ映像作品となっています。
ペルー出身のグループ、07年作2nd。70sサイケ・ハードにアンデス風味を加えた1stの延長線上にあるサウンド。前作以上にメタリックなギターが目立ちますが、やはり無造作に縦笛やフルートをあわせていて、「ペルー印」満載です。ちょっと掴み所の無さはありますが、サウンドの持つエネルギーはかなりのもの。ただものではないグループです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
00年代以降の南米ヘヴィ・プログレを代表するペルーのグループが2018年に行なったライヴの模様を収録。彼の地の伝統を感じさせる哀愁溢れる旋律を紡ぐアンデスの伝統笛楽器、メタリックなヘヴィネスを纏いゴリゴリ疾走するギターとそこに絡む熱量みなぎるシンセ、テンション高く畳み掛けるリズム隊らが紡いでいく、南米民族音楽&フォルクローレとプログレッシヴ・ロックを融合させた唯一無二のスタイルは、ライヴで一層エネルギッシュにパワーアップしています。プロデュースは、ブルース・ディッキンソンとの仕事やラテン・ハード・ロック・バンドTRIBE OF GYPSIESで有名な敏腕ROY Zが担当!
ペルーのヘヴィー・シンフォニック・ロック・グループ、FLOR DE LOTOの2023年作。グループの結成25周年に当たる記念すべき年にリリースされた本作は、タイトルが示す通り「ナスカの地上絵」をテーマにしたロマンあふれるコンセプト・アルバムとなっています。FLOR DE LOTOの音楽性は、切れ味の鋭いメタリックなバンド・サウンドにアンデスの民族楽器であるケーナが加わるという非常に個性的なものであり、その方向性は本作においても変わりません。JETHRO TULL、あるいはイタリアン・プログレッシヴ・ロックの唾飛ばしフルートを彷彿とさせるケーナ専任奏者のダイナミックなプレイ・スタイルは、プログレッシヴ・ロック・ファンにはたまらないものでしょう。また異国情緒という点においても、ヘヴィーなバンド・サウンドの下地にアンデスのフォルクローレの息遣いを確かに感じます。なお、本作にはIRON MAIDENの「Afraid To Shoot Strangers」のカバーが収められています。辺境プログレッシヴ・ロック・リスナー必聴の1枚です!
廃盤、盤の規格番号はAJRCD198です
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
アルゼンチン出身のアヴァン・プログレ/ジャズ・ロック新鋭、2020年作。SAMLA MAMAS MANNAやPICCHIO DAL POZZOに通じる忙しなくも芳醇なレコメン系アヴァン・プログレで、管楽器がメロディアスにリードするカンタベリー・タッチ、クリムゾン的緊張感を孕んだテクニカル・アンサンブル、シンセがたなびく静謐なパートなど、様々な演奏の断片を切り貼りしたかのようにコロコロと表情が切り替わるサウンドに翻弄されます。南米的なエッセンスはさほど強くなく、上記したヨーロッパのレコメン系グループがお好きな方にオススメしたい作品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
リーフレットに折れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
メキシコ出身、PRESENT/KING CRIMSON/高円寺百景/MAGMA/Frank Zappaからの影響を語るアヴァン・プログレ系コンポーザー/ミュージシャン、22年リリースの1st。吉田達也、元X-LEGGED SALLYの Pierre Vervloesem、UNIT WAILのVincent Sicot-Vantalon、KNIFEWORLDのEmmett Elvinなど総勢20人近くのミュージシャンが参加、彼自身は作曲とソフトウェアでの演奏を担当しています。影響元と豪華な参加メンバーから想像できる通りと言える、変拍子満載ながらも凄まじい緻密さと切れ味でスリリングに畳みかける超絶アヴァン・プログレを展開。息つく暇もなく各人が音を刻みまくるアンサンブルは、軽く眩暈を起こしそうなほどに濃密です。これは特にMAGMAと高円寺百景がお好きなら必聴レベルの作品!
アルゼンチン産テクニカル・プログレ・バンドの12年作。冒頭より炸裂する、嵐のようにアグレッシヴ&テクニカルな変拍子アンサンブルにまず度肝を抜かれます。かなりヘヴィな演奏ながらも、プログレ・メタルとはならないギリギリのラインで演奏をコントロールしている印象で、あくまでプログレッシヴ・ロックとして聴かせる優れたバランス感覚が素晴らしいです。情景描写的な表現力にも優れており、南米らしいおおらかさと涼風が吹き抜けるかのような清涼感を感じさせるパートも絶妙に挿入。しかし本領はやはり猛烈な勢いで攻め立てるテクニカル・ギターを軸としたハイテンションのアンサンブルでしょう。強烈なギターと渡り合いながらもシンセサイザーでシンフォニックな色合いを添えるキーボードも只者ではありません。これは大音量にして全身で浴びるように聴きたい一枚。力作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なケースツメ跡あり
コロンビアから突如登場しファンを驚かせたシンフォニックロックバンドの08年2nd。ジャケットの翳りある雰囲気はデビュー作に譲りますが、本作はタイトル通り前作の延長上にあるコンセプト作であり、音楽的には確実に前作の流れを汲むものです。スペイン語の男女ボーカルは哀愁を帯びた非常に歌心豊かな雰囲気を持ち、メロウに泣きながら印象的なメロディーを奏でるギターがエキゾチックな風を運んできます。前作でも要所要所で彩り豊かに楽曲を盛り上げてきたフルート、サックスは今回も健在であり、ここぞというところで表情豊かな演奏を聴かせています。また、キーボードの音作りが洗練されすぎていない事が逆にヴィンテージな質感を楽曲に与え、辺境プログレ独特の味を感じさせます。同じ南米でもCastのような突き抜けて派手なシンフォニックサウンドというよりは、どこかしらメランコリックな鈍い輝きを放ち影のある雰囲気というのが、複雑な国内事情を持つコロンビアが作り出した国民性なのかもしれません。前作同様またしても必聴作となっており、辺境プログレッシブロックファンならずとも押さえておきたい作品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースにスレあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
折れあり
84年デビューのメキシカン・プログレ・フォーク・グループNIRGAL VALLISのリーダーで、21年に2ndをリリースしたSAENAでも中核を担うキーボーディスト/マルチ・プレイヤー、SAENAの女性ヴォーカルとの連名による22年作。細やかに鳴らされる緻密な打楽器群、浮遊感あるエレクトロニクス、ミニマルなピアノやアコーディオンらが融合した、たおやかで芳醇な音空間。そこに女性ヴォーカルが神秘的なスキャットを乗せると、ワールド・ミュージック的なエキゾチズムを放出する世にも美しきアンビエント・プログレが広がります。最高に心地よい音楽体験を提供してくれる一枚!
ブラジル出身、QUATERNA REQUIEMのヴァイオリニストKleber Vogelを中心とするシンフォ・グループによる、94年の1stから25年ぶりとなる19年2ndアルバム。CAMEL/GENESISに通じるファンタジックな叙情派プログレに、ヴァイオリンがクラシカルな格調高さや古楽的な典雅な味わいを加える、奥深い響きを持つシンフォニック・ロックが素晴らしいです。クラシカルな気品高いフレーズをスケール大きく奏でるヴァイオリン、アナログっぽい温かみと艶やかさを備えたシンセサイザー、泣きを帯びた哀愁のギターらが、ドラマチックに絡み合いながら描き出していく壮大なサウンドにひたすら圧倒されます。注目はO TERCOのギタリスト&キーボーディスト、そしてSAGRADOで知られるヴァイオリン名手Marcus Vianaの参加。特にMarcus Viana参加の2曲は必聴で、VogelとVianaのヴァイオリンが左右のチャンネルに分かれてスリリングかつ優美に絡みあうパートは思わず熱くなります。QUATERNA REQUIEMやそのドラマーがが参加するVITRAL、そしてメキシコのCASTファンにオススメ!
KZ002(デジパック)(PRODUZIDO NO POLO INDUSTRIAL DE MANAUS)
デジパック仕様
レーベル管理上、デジパックに凹みや圧痕、若干の角潰れがある場合がございます。ご了承ください。
90年代末にデビューしたスペインのシンフォニック・ロック・バンド、2012年作の6th。アコースティック・ピアノ奏者とエレクトリック・キーボードとのダブル鍵盤奏者編成が特徴で、次々とスリリングに切り返す変拍子の中を、ピアノが硬質なタッチのフレーズを繰り返し、シンセがシンフォニックに広がります。クラシックの確かな素養を感じさせるテンションみなぎる演奏は、イタリアのバンコにも比肩。ドラムも特筆で、手数多くシャープなスティックさばきは、初期クリムゾンでのマイケル・ジャイルスや往年のイタリアン・プログレを彷彿させます。テクニカルかつドラマティックなプログレのファンは必聴の傑作。特にバンコのファンは是非!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に折れあり
アルゼンチン産新鋭シンフォ・グループ、08年のデビュー作に続く12年作2nd。タイトなリズムセクションとクールに音を刻むエレピに、ハードな唸りを上げるギターなど現代的なへヴィネスも加えたスリリングなアンサンブルと、南米的な詩情に満ちたメロディを切々と歌うヴォーカルパートとが絶妙なバランスを見せるメロディアス・ロック。軽やかに舞うフルートや劇的に響くピアノなどもアンサンブルに南米らしさを付与。その高い演奏力のみならず、陰影に富んだウェットな音使いなどからは、SERU GIRANの2nd辺りの作風をよりハードにしたかのような印象を受けます。アップテンポの曲ではアルゼンチン特有の洒落たポップセンスが聴かれるのも魅力。70年代南米シンフォからの影響を現代的なサウンドによって見事に昇華した力作です。(レーベル管理上の問題で、ケースツメ跡が付いております。予めご了承ください。)
ブラジル出身で、名シンフォ・バンドBACAMARTEのフルート奏者が在籍するバンドVITRALでも活躍するギタリストが放った18年ソロデビュー作。ズバリVITRALの17年作が気に入った方には是非おすすめ!S.ハケットやS.ロザリーに通じるデリケートで気品あるトーンで極上のメロディを次々と紡ぎ出すギター、どこかアンデスっぽい要素も漂う涼やかな風を運ぶフルート、温かくも太く存在感ある音色で70年代テイストをもたらすオルガンやシンセ。手本とする70-80sキャメルに、南米らしい柔らかなエキゾチズムを纏わせたようなシンフォニック・ロックが個性的です。エレピやオルガンが洒脱に舞うジャズ・ロック・テイストのナンバーも出色で、ギターとフルートがソロを取り合いながらスリリングに疾走するアンサンブルはかなりのカッコよさ。それにしてもこのギター、なんという叙情フレーズの宝庫なのでしょう。これまでにVITRALの17年作以外で目立った活動がないのが信じられないほどの実力派です。キャメル・ファン、初期ハケット・ファン必聴作。
ブラジルのマルチ・プレイヤーDaniel Klimekのエレクトロ・プログレッシヴ・プロジェクトMAGNUM OPUSによる2021年のスタジオ・アルバム。MAGNUM OPUSの音楽性のベースにあるのは、TANGERINE DREAMを筆頭とするジャーマン・エレクトロの作品たちと考えて間違いないでしょう。アルバムは、Daniel Klimekひとりの手によって録音されています。その内容は、ジャケット・アートが示す通りの爽やかなニューエイジ・ミュージックであり、例えるならばオーストリアのGANDALFなどに近い音楽性。アコースティック・ギターやストリングス、リズムボックスなど耳触りの良い音色によって構成されているため、じっくりと聴き込むだけでなく、BGMとしてもマッチするシンセサイザー・ミュージックです。ジャーマン・エレクトロ、チルアウトやアンビエント・テクノ、ギリシャのVANGELISなどのファンにもオススメな1枚です!
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現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
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